今日は「トランスフォーマー/最後の騎士王」シリーズから「TLK-14 オートボット ハウンド」をご紹介!
商品名 | TLK-14 オートボット ハウンド |
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シリーズ名 | トランスフォーマー/最後の騎士王 |
クラス | ボイジャークラス |
メーカー | タカラトミー |
発売時期 | 2017年7月19日 |
価格 | ¥4,500(税抜) |
ということで、「最後の騎士王」版ボイジャークラス「ハウンド」です!「ロストエイジ」から登場したオートボットで、「ロストエイジ」時にボイジャークラスとして「AD21 ハウンド」が発売されましたが、今回「最後の騎士王」でビークルモードがOSHKOSH製のミリタリートラックから、ダイムラーのウニモグへと変更されたことに伴い、完全新規のボイジャークラスとして登場!海外ではプレミアエディションとして発売され、日本版も全く同じ仕様での発売となります。それではいってみましょー。
※このレビューはネタバレを含む可能性があります。映画未鑑賞の方はご注意下さい。
まずはパッケージ。バルカンを構えるイラストがカッコイイ!裏面の下部にはダイムラーによる公式ライセンスを表す表記が。
ロボットモード。「ロストエイジ」版は実際のデザインに比べるとスリムな体型でしたが、今回はより劇中に近いファットな体型に変更され、更にデザインもアーミーベストにゴチャゴチャした装備品が装備されているのがしっかり再現されています。こういう同じキャラが回を重ねて玩具が進化するのもトランスフォーマーの面白さのひとつですね。
背面。今回、武器とその武器を接続するホルダーが付属します。見て分かるように、武器を接続できる穴がたくさんあり、自由に武器のスペシャリストの名に恥じず、色んな所に武器を取り付けられるのもこのハウンドの魅力。
前面&背面。実際はもっと太っているのですが、それでもかなり劇中の雰囲気に近くなっています。つま先のデザインは劇中とは違うのですが、これまでのトランスフォーマーにはないタイヤ自体を変形させるという手法がとても面白い。ただ若干かかと部分が足りず、直立だと後ろに倒れやすいです。
左面&右面。
バストアップ。今回は頭部の再現度もアップし、劇中のイメージにぐっと近くなっています。目はクリアではありませんが、奥行きのある造形になっており雰囲気が出てますね。胴体部分は手榴弾や弾薬など細々しっかり造形されてるのもいいですね。
そして今回なんと頭のヘルメットを取り外すことができます!これは「ロストエイジ」でのシーンを再現したもの。今回の「最後の騎士王」ではヘルメットを取るシーンはありませんが、これは嬉しいギミック。
続いて武器。まずはミサイルランチャー的な武器が2つ。ボリュームがあるのは良いのですが、デザイン的にこの角度で持つのがデフォルトなのはちょっと不自然。特に劇中で使われていた記憶がなく、玩具オリジナルのデザインなのかな?
武器とホルダーは組み合わせて背中に取り付けることができます。
もちろん組み合わせたものを手に持たせることも可能。ただ、やはり劇中でよく使っていたメインのガトリング銃がないのは残念。
ビークルモード。ダイムラー社の「ウニモグ(Universal-Motor-Gerät)」に変形。フロント部分は非常によく再現されているのですが、荷台?部分は玩具オリジナルの武器を取り付けた形になり、実際のデザインとは異なっています。これはこれで武器のスペシャリストであるハウンドらしくてカッコイイ。ドア部分にあるのははこれまで倒したであろうディセプティコンの数かな?
背面。タイヤの汚れがいい雰囲気を出してますね。パッと見どう変形するか分からず、うまくロボットモード部分が隠れています。「ロストエイジ」では変形シーンのなかったハウンドですが、今回の「最後の騎士王」では一瞬だけど変形シーンがあってよかった。
武器を折りたたんでちゃんと収納されているような感じにすることもできます。
武器を外して。
前面&背面。グリル部分の大きなベンツマークがいいですね。
側面。
「ロストエイジ」時に発売されたムービアドバンスドシリーズ「AD21 ハウンド」と比較。開発時期の関係でアーミーベストを脱いだ姿で再現されており、さらには「劇中より若い現役時代のハウンド」になっているため(「電撃ホビーマガジン」のインタビューより)、今見ると劇中のイメージから大分遠いです。今回は「ロストエイジ」時に似せられなかった悔しさを一気に晴らすよう、かなり劇中に合わせてきているのが分かります。
ビークルモードでも。「ロストエイジ」版はビークルモードが小さいのがちょっと残念な点だったのですが、今回はビークルモードでもボリュームアップ!
ちなみに、今回「AD21 ハウンド」の武器を各所に取り付けることができます。特に説明書などには書かれてはいないので、もしかするともっとちゃんとした付け方があるのかもですが、脚部にはふくらはぎ部分にハンドガン、側面部分に穴があるので、そこにも銃を取り付けられます。
ホルダーにはナイフを刺しておけるような場所も。その他にも5mm穴がたくさんあるので、他の武器も取付可能。
ビークルモードでも。なかなか良いスケール感!9月のバンブルビーとクロスヘアーズが待ち遠しい。
可動は足回りが色々干渉するので、あまり動かせないですが、腰もまあまあ回せるし足首に横の角度も付けれるのでハウンドの体型を考えれば十分動いてくれます。腕も肘が二重関節になっているのもいいですね。以下写真続きまーす。
体型が劇中に寄せられたことで、一気にユーモラスで愛嬌のあるキャラクター性が出た感じに!
「ロストエイジ」ではこの帽子でさえ武器にしてました。個人的には葉巻をつけてほしかったけど、さすがに玩具的に無理だったか…
劇中でのメインの武器はガトリング砲だったので、「AD21 ハウンド」の武器が大活躍。個人的には今回新しく付いたちょっと使いにくい武器よりも、新しく大きなガトリングが欲しかったかな。
ビークルモードでも「AD21 ハウンド」の武器で盛々な感じにできます。
以上、「TLK-14 オートボット ハウンド」でしたー!「ロストエイジ」版からより劇中のスタイル、デザインに近くなり、しかも大きさもボイジャーらしいどっしりしたボリュームなのでかなり満足度の高いものになっています。第1作目のリーダークラス「オプティマスプライム」が「リベンジ」で新しく作り直された時のような感動がこのハウンドにはあり、ビークルモードは変わってしまいましたが、デザイナーの「リベンジしてやる!」感が伝わってくるとてもよい玩具です。付属の武器は玩具的な楽しみ方ができるのは良いのですが、劇中を再現しようとすると、「ロストエイジ」の武器を使わないといけないのは残念なところ。けど、旧玩具の武器もマウントできるようになっているのはなかなかよいファンサービスになっています。今回の「最後の騎士王」のボイジャークラスはどれも出来が良いのですが、今回のハウンドこそがその印象をより強めてくれているのではないかと思います!オススメ!
同じモチーフでも前作と変形機構は全然違って今回のも触っててすごく楽しい!これはホンマおすすめできますな
あとレビューを見て知ったけど前作玩具の武器もマウントできるんだね、今度試してみよっと