今日は「トランスフォーマー ムービー ザ ベスト」から「MB-11 ムービー10thアニバーサリー オプティマスプライム」をご紹介!
商品名 | MB-11 ムービー10thアニバーサリー オプティマスプライム |
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シリーズ名 | トランスフォーマー ムービー ザ ベスト |
クラス | リーダークラス |
メーカー | タカラトミー |
発売時期 | 2016年7月19日 |
価格 | ¥10,000(税抜) |
ということで、ムービー ザ ベスト版「ムービー10thアニバーサリー オプティマスプライム」です!このオプティマスプライムはいわゆる「リベンジオプティマス」と呼ばれる「トランスフォーマー/リベンジ」時に発売されたリーダークラスのオプティマスがベースとなります。正確には「トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン」時に若干仕様の変わった「DA15 ジェットウイングオプティマスプライム」と「DA28 ストライカーオプティマスプライム」が発売され、さらにそれをベースとした豪華版としてアジア限定で「APS-01U オプティマスプライム(アルティメットエディション)」が発売されましたが、それが仕様、カラーリングともそれに一番近い形のものとなります(APS-01Uはマスクオフ)。さらに今回ライト&サウンドギミックに念願の玄田哲章氏による音声が収録!まさに10周年を記念した完全版といえる仕様となっています。それではいってみましょー!
パッケージ。ムービー ザ ベストシリーズでは最大のサイズ。リーダークラスながらビークルモードでの収納なので、意外とコンパクト。
ロボットモード。あえて武器を持たせず。リベンジオプティマスが発売されたのが2009年。すでに8年も前の玩具になりますが、今だにムービートイの最高峰として君臨し続ける堂々たる風貌。各部も細かく塗装されており、グレーの未塗装部分とシルバー塗装部分のコントラストもディテール感を際立たせています。まさに10周年を記念するにふさわしいかっこよさ!
背面。背中はリアの泥除け部分が邪魔な感じは変わらずで、電池パックが背中にあることもあり若干背中側が重め。
前面&背面。
左面&右面。
バストアップ。今回、頭部はマスクオン。造形はもともとの完成度が高いこともありベンジ時から変わらず。
腹部のレバーを倒すと、胸を張るような感じで胸部パーツが動きライト&サウンドギミックが発動します。目と胸部が光り、胸の中のギアも若干ですが可動しますが、これはリベンジ時のメインギミックである「メックアライブ」と呼ばれるものになります。そしてこれまでのリーダーオプティマスに収録されている音声はピーター・カレン氏によるもののみでしたが、今回は待ちに待った玄田哲章氏による音声!10年目にして実写映画の変形玩具としては初となります(おそらく玄田氏のボイスが鳴るのはリベンジ時に展開されたマクドナルドのハッピーセットだけなんじゃないかな…?)。音声は大量に収録されており、管理人が確認できた玄田哲章氏による音声は以下。劇中での印象的なセリフや、「私にいい考えがある」などちょっとお遊び的な音声もあってかなり楽しい!
・我々は惑星サイバトロンからやってきた金属生命体だ
・トランスフォーム!(叫び)
・トランスフォーム(静かめ)
・私の後ろにいろ
・ともに戦えたことを誇りに思う
・新しく故郷と呼べる星だ
・戦いが終わったとき、どちらかが倒れ、どちらかが残る
・私がここにいては皆が危ない
・借りができたな
・まだ終わってはいない
・うおおおおおおおお
・皆、実に勇敢だった
・この戦いを終わらせる方法はただひとつしかない
・決着をつけるときだ
・誇り高き戦いだ
・今ここで自由の名のもとに、再びやつらとの戦いに挑む
・これからはともに未来へと進む
・ともに戦えたことを誇りに思う
・運命とは時を選ばず訪れるものだ
・だが我々はこの星と人類を見放すことは決してない
・この星に平和を取り戻すためだ。覚悟はできている
・地球を我が星サイバトロンと同じように滅ぼすわけにはいかないのだ
・一対一で勝負だ、メガトロン!
・待っていろ、今行く
・君たちに感謝する
・人類の存亡は君にかかっている
・人間を傷つけてはならん
・自由は全ての生き物がもつ権利だ
・オートボット出動!
・オートボット、偵察せよ
・オートボット、トランスフォーム!出撃!
・オートボット行くぞともに!さあ出動だ!
・メタルのくずめ!
・ガラクタめが!
・くたばるがいい!
・かたをつけてやる
・役立たずめ
・奴らをすべて倒す
・私にいい考えがある
この他にビークルモードからロボットモードに変形する際、胴体部分を合わせるといつものギコガコ音か、今回新たにムービーでの変形シーンをイメージした金属がぶつかり合うような変形音が流れます。
続いて武器。まずは「イオンブラスター」。背中のタンク2つを変形させて組み合わせます。これはリベンジ時に発売された「RA-24 バスターオプティマスプライム」で追加されたギミック。
「バトルブレード」。これはダークサイド・ムーン時に発売された「DA28 ストライカーオプティマスプライム」に合わせて、当時トイザらスで配布されたもの。手にブレードを取り付けるための穴が空いており、そこに差し込むのでしっかり固定できます。
「バトルフック」。これは日本国内では初めて付属。ジア限定「APS-01U オプティマスプライム(アルティメットエディション)」に付属していたもので、先端部分が可動します。
最後に「ナックル」。これもアジア限定「APS-01U オプティマスプライム(アルティメットエディション)」で初めて付属したもの。「ダークサイド・ムーン」のラスト付近で使用していたものを再現。
指も可動。これはアジア限定「APS-01U オプティマスプライム(アルティメットエディション)」で初めて採用。指は親指以外は2本ごとに可動します。ちなみに、リベンジ時に発売された「RA-01 オプティマスプライム」の箱裏の画像は指が可動するような写真になっており、発売前の段階では指が可動する想定だったようですが、コストの関係かオミットされていました。それがようやく今回日の目を見ることに!(今回のものが当初の仕様通りなのかは不明)
続いてビークルモード。「ピータービルト・モデル379」に変形。ビークルモードでの再現度も非常に高く、初見ではあのロボットモードからどう変形するか全く想像がつかないものになっています。実際、変形難易度はかなり高く、リベンジ当時は変形できないからとヤフオクに出品されているものがあったくらい。今回、グリルとバンパー?部分などが塗装になっていることでリッチさも増しとてもいい感じ。
前面&背面。
左面&右面。
電池はキャブ部分の背面に。その下にある左側の突起がビークルモード時のライト&サウンド発動スイッチになります(説明書では「ビークルスイッチ」と呼ばれています)。
ビークルモードでスイッチを短く押すと、運転席の中が光り、音声が流れます。音声はエンジン音と音声のどちらかが流れます(エンジン音が9回のあとに以下の音声が1回のループ)。
・オートボット、出動!
・私はオプティマスプライム
・トランスフォーム!
・かたをつけてやる
また、ボタンを長押しするとロボットモード時に流れる音声をストーリー仕立てに並べられたものが流れます。
ルーフ部分に武器を取り付けられる穴が空いています。これはダークサイド・ムーン時に発売された「DA28 ストライカーオプティマスプライム」のときに追加されたもの。
ダークサイド・ムーン時に発売された「DA15 ジェットウイングオプティマスプライム」のオプティマスプライムと比較。今回のパッケージ裏にはこのジェットウイング版を基に成型色、塗装色、内容物を変更したものとあります。今回のものは成型色が少し濃い目の感じになっていたり、シルバーの塗装が増えたことでディテール感がさらに引き立てられている感じ。
ビークルモードでも。グリル部分などががシルバーの塗装になったことでかなり印象が違って見えます。また、ガラス部分もスモークがかかった感じになっているのもいいですね。
次にこちらもダークサイド・ムーン時に発売された「DA28 ストライカーオプティマスプライム」と。ストライカーは全体的にかなり色味を抑えた感じで、これはこれでとてもかっこいい。
最後にリベンジ時に発売された「RA-24 バスターオプティマスプライム」と比較。豪華さという点ではメッキがふんだんに使われているこのバスターオプティマスプライムがやはり一番かな?ちなみに、バスターオプティマスプライムとそれ以降では腹部のデザインや、腕まわりの仕様が違っています。
ビークルモードでも。バスターオプティマスプライムはグリル部分などがメッキなのが強み。ファイアーパターンなども白いラインが入っていたりでより劇中に忠実な形になっています。
「DA15 ジェットウイングオプティマスプライム」のジェットウイングを装備。問題なく取り付けることができます。
さらに「DA28 ストライカーオプティマスプライム」のシールドや武器を組み合わせて。
リベンジ時に発売された「RA-13 ジェットファイアー」と合体。久しぶりに合体させたけどやっぱりかっこいい!しかし、ここまでいろんなバリエーションやオプションができるとは…
可動は大きさの割にかなり良好。腕周りなど若干パーツの干渉が気になるところはありますが、柔軟に動いてくれます。しかも各部の関節も基本クリック関節になっているので保持力も問題ありません。そして今回は指が動く!贅沢を言えば、人差し指だけ別に動いてくれれば…以下写真続きまーす。
ナックルを装備。ショックウェーブと戦わせて写真を取ろうと思ったけど、大きさ的に難しかった…
イオンブラスター装備。ちなみにこのイオンブラスター部分を作ったのは「MB-01 オプティマスプライム」などを設計した小林弘典氏。
以上、「トランスフォーマー ムービー ザ ベスト」から「MB-11 ムービー10thアニバーサリー オプティマスプライム」でしたー!リベンジ時に発売されたリーダークラスのオプティマスプライム登場から8年たった今でも、再現度、スタイル、変形どれをとっても全く遜色のない出来!リカラーなどにありがちな「合い」の悪さなどもありません。これまでも何度も仕様を変えながら発売されてきましたが、オプティマス単体で見れば塗装、付属品、玄田哲章氏によるサウンドなど、最も「ベスト」な形になっていることは間違いありません!管理人もこれまでリーダークラスのオプティマスは「バスターオプティマスプライム」を飾っていましたが、これからはこの「MB-11 ムービー10thアニバーサリー オプティマスプライム」に変わる予定です。今後、マスターピース版が発売されるという情報もありますが、果たしてこのオプティマスを超えることができるのか心配になります。しかし、8年という歳月でタカラトミーの開発者にはさらなる経験と技術が蓄積されていることは間違いなく、その直前にまさに完全版と呼ぶにふさわしいこのオプティマスを出してくるということは、マスターピース版はもっとすごいんだぞ!という自信の現れなのではないかと密かに期待しています。とは言え、現時点では最上級のオプティマスですので、まだこの型を触ったことがない方は是非お迎えしてほしい逸品です!オススメ!
TFムービー ザ ベストシリーズは最近集め始めた自分にとってすごくうれしいものになってます
果たして今後の展開はあるんだろうか気になります