今日は「トランスフォーマーレジェンズ」から「LG20 スキッズ」をご紹介!ロボット昆虫殺虫剤だって!?
商品名 | LG20 スキッズ |
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シリーズ名 | トランスフォーマーレジェンズ/td> |
クラス | デラックスクラス |
メーカー | タカラトミー |
発売時期 | 2016年5月28日 |
価格 | ¥3,100(税抜) |
というこおで、レジェンズ版「スキッズ」です!海外では2013年にジェネレーションズシリーズとして発売されたものとなり、この型は日本では2014年に「トランスフォーマー/ロストエイジ」版ムービーアドバンスドシリーズ「ロールバー」として一度発売されていたりしますが、「スキッズ」としては初登場となります。「スキッズ」は「戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー」での登場回数はわずか2回。しかもセリフも各回1言のみとなり、非常にアニメの中では印象の薄いキャラになります。セリフは「ロボット昆虫殺虫剤だって!?」がとても(?)有名ですが、もう一つはビークルモードだし、声優さんもひとつ目と異なるという不遇っぷりです。そういうこともあってか、日本で「変形ヘンケイ」からつづく、このシリーズでは初代アニメに登場したサイバトロン戦士としては最後のキャラ(おそらく…)になります!それではいってみましょー!
パッケージ。昨年2月に発売されたウーマンサイバトロンたちと同じサイズの箱となり、とてもコンパクト。イラストは海外版のパッケージイラストを日本のカラーリングに調整したものになっています。ちなみに、今回のレジェンズとしての設定は「次元捜査官」となり、おそらくミリオン出版の「トランスフォーマージェネレーションズ2009 VOL.3」のコミック(&誌上通販品「スキッズ&スクリーチ クォンタムオペレーティブVer.)の設定が活かされたものではないかと思います(それ以前の出展がもしあったら、ご存知の方教えて下さい…!)。その時つけられた設定が「次元間理論研究員」となり、特殊アーマーによって多元世界を行き来できるキャラになります。また、近接する次元から最大4体の「スキッズ」を呼び出せるというトンデモ能力持ち。付属の「出張版漫画トランスフォーマーレジェンズ」でもその能力を披露しています。
ロボットモード。青いボディにピンクのラインが目立ちますが、このカラーリングはIDWコミック版を忠実に再現したものになります。塗装箇所も細かく、なかなかリッチ。また、「ロールバー」のレビューの時、「ろくに立てない」ようなことを書いてしまいましたが、脛部分を完全に曲げきると若干クセはあるもののしっかり立たせることが出来ます。ごめんよ、ロールバー…
背面。いかにもなカーロボットっぽいフォルムがカッコイイですね。
3面。前後にも広がっていて、デラックスとしては十分満足できるボリュームです。足裏にタイヤが来るのはG1トイのオマージュかな?
バストアップ。顔は若干おっさん顔ですが、悪くない顔だと思います。胸のピンクは結構気になる人も多いようですが、レジェンズ自体がアニメをイメージしたカラーリングが多い中で、今回はなぜ敢えてIDW版のカラーリングにしたのだろうか…?
武器は手持ちの銃タイプのものが2つ付属。ひとつはG1トイ付属の武器をイメージしたもの。
両腕に付いた武器は展開可能。ギアが仕込まれており、一方を広げると連動して広がります。
背中のランチャーは収納可能。
続いてビークルモード。コンパクトカーに変形。G1トイではホンダの「シティR」に変形していましたが、今回は特にモデルのないオリジナルのビークルとなっています。ビークルモードでも塗装部分が多く、特にフロントまわりなどは細かく塗り分けられていていいですね。
「トランスフォーマー/ロストエイジ」ムービーアドバンスドシリーズ「ADEX ロールバー」と比較。ボディカラーが大きく異なるので、かなり印象が異なって見えますね。ちなみに、海外ではこのスキッズ型として頭部リデコで「クロスカット」が存在します。
「ロールバー」は「ロストエイジ」の劇中に登場した車をイメージしたものになっていることもあり、今回の「スキッズ」とはまた違ったベクトルで塗装が充実しています。
可動は意外と制限があり、特に肩周りはクセがあります。また、足首が内側に曲がらないので、足の面積の割には接地面が狭くなりがち。以下写真続きまーす。
すべての武器を展開した「フルバーストモード」は「オメガ・スプリーム」にも匹敵する攻撃力を持っているとか。付属のコミックでもメガトロンを倒していました(7月発売組のレジェンズシリーズにつなげるという荒業付き)。
以上、「トランスフォーマーレジェンズ」から「LG20 スキッズ」でしたー。海外版が発売されてから3年越しでようやく国内版の「スキッズ」が発売されたのは素直に嬉しい!「ロールバー」で感じた立たせにくさはちゃんと変形すればほとんど気にならないし、カーモードからロボットに変形するというトランスフォーマーの基本型ですが、最近のジェネレーションズ系シリーズでは合体やらなんやらが多くなっているので、逆にオーソドックスさが際立っているように感じます。また、変形ヘンケイからつづく初代アニメ登場キャラも一段落と考えると、とても感慨深いものがありますね。ロールバー」時に購入された方も多いと思いますが、やはりこの玩具は「スキッズ」が一番似合うと思うので、「レジェンズ」での設定の面白さなども含めてお迎えしてあげるのもよいと思います!
レジェンズってアニメカラーじゃなくなったのかな?