今日はマスターピースから「MP-26 ロードレイジ」をご紹介!
商品名 | MP-26 ロードレイジ |
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シリーズ名 | マスターピース |
クラス | – |
メーカー | タカラトミー |
発売時期 | 2015年12月26日 |
価格 | ¥7,000(税抜) |
ということで、マスターピース版「ロードレイジ」です!「ロードレイジ」はかつてダイアクロン時に発売された赤い「シボレーコルベットスティングレイC3」に変形するカーロボッが、e-HOBBYでトランスフォーマーとして2002年に発売された際に設定付けされたもキャラクター(女性)となります。2015年11月に発売された「MP-25 トラックス」がベースとなり、カラーリングはもちろん、頭部を始めとし各所リデコされたものとなっています。それではいってみましょー。
【パッケージ&内容物】
パッケージ。表面には「コルベットスティングレイ」のエンブレムが。背面は主に「シボレーコルベットスティングレイC3」が説明と、キャラの説明が少々掲載されています。写真にはありませんが、箱の底面にジェネラルモータースのライセンスを表す表記があります。
紙もの。取扱説明書とキャラクターカード、そしていつものアンケートが封入されています。また、写真にはありませんがサイドミラーがスペア含め2対付属しています。
【ロボットモード】
ロボットモード。基本的には「MP-25 トラックス」とほぼ同じ形となっていますが、各部変更されたパーツは女性キャラを意識したものになっています。プロポーションは長い四肢が特徴的で相変わらずかっこよく、新規の大きな手持ちの武器もいい感じですね。
背面。若干わかりにくいですが、赤いボディ部分は赤く塗装されておりリッチな感じになっています。
3面。各部のパーツが変更されてはいるのですが、極端に女性っぽい感じではなく、アーシーやクロミアなどのウーマンサイバトロンとは少し趣が異なったものになっています。
バストアップ。目が大きめで頬もすっとしていますが、こちらもそれほど女性っぽさが強調されている感じではないですね。元のカーロボットの頭部はマスクオン状態ですが、今回は口が作られています(唇は女性っぽい感じですね)。
上半身。「MP-25 トラックス」で固定できていた首まわりですが、この「ロードレイジ」は固定できません…なので、どこが正しい角度なのか分からず、さらに結構首周りのヒンジはゆるめなので、遊んでいるうちに勝手に動いてしまいストレスがたまります…
下半身。上半身に比べ脚部はみっちり。足首の関節も固めでしっかり立つことができます。
手持ちの武器「プラズマ・ディスチャージャー」。グリップを手に握らせ、更に手の甲部分にジョイントで固定することができますが、それほど保持力はなし。
もう一つ武器「ミサイルランチャー」。角度をつけるくらいしかできません。
【ツインキャスト】
付属の小物「ツインキャスト」。「MP-25 トラックス」に付属した「ブロードキャスト」の色替え。特にギミックはありませんが、小さいながらに非常に細かく塗装されています。
「ロードレイジ」に持たせてみるとこんな感じ。説明書によるとツインキャストをロードレイジが追跡しているという設定らしい。
ロボットモードでは腰部分に取付可能。ただ、ジョイントは浅いので保持力は弱いです。
「MP-25 トラックス」付属の「ブロードキャスト」と比較。
【ビークルモード】
ビークルモード。「シボレーコルベットスティングレイC3」に変形。1968年から1982年まで販売されていたゼネラルモータズのスポーツカー。真っ赤なボディにボンネットのファイアーパターンが目を引きます。写真ではわかりにくいですがビークルモードの表面になるところは光沢のある赤で塗装されています。トラックスはパールが入った青でしたが、今回のロードレイジは普通の赤なので塗装の恩恵はトラックスほどはありません。
背面。目立ちませんが、テールランプもしっかり塗装されています。
正面と後ろから。
背面。ロボットモードのミサイルランチャーがランディングギアになっています。
武器の「プラズマ・ディスチャージャー」はフライトモードで底面に取り付け可能。ビークルモードでは余剰となります。また、底面から飛び出した形になるので、この状態で飾るにはスタンド必須となります。
「MP-25 トラックス」付属のスタンドを使って。ちなみにこのスタンドはタカラトミーモールでクリアバージョンが販売されています。
ビークルモードでもルーフ部分を開けて中に「ツインキャスト」を収納可能。
【比較】
「MP-25 トラックス」と比較。こうして並べてみると、各所のパーツの差が結構際立ちます。
頭部以外のパーツの差としては、胸部の白いパーツ(コメントでご指摘ありがとうございます!)、二の腕部分の白いパーツ、手のパーツ、腰パーツ、太ももになります。主にトラックスよりも細く丸みの帯び、女性っぽさを強調するような形になっています。
前面。トラックスの直線的なプロポーションに比べ、ロードレイジは丸みの帯びた感じになっているのが分かると思います。
ビークルモードでも。ファイヤーパターンなどのデザインは同じ。
【可動・アクション】
可動は基本的に「MP-25 トラックス」と同じ。ただ前述の通り動かしていると首が勝手に動いたり、また胸部パーツの固定がゆるく外れやすかったり、遊びやすさという点では少々難あり。以下写真続きまーす。
元がトラックスということもあり、女性らしいポーズは結構取りにくい。もう少し足の付け根を内側に入れられるか、足首が内側に動けばだいぶ違ったかも。
以上、マスターピースから「MP-26 ロードレイジ」でしたー!基本的に「MP-25 トラックス」と同じで、しかも発売時期が近いということもあり感想はほぼ同じになるのですが、トラックス自体がこれまでのマスターピースとは少し違うさわり心地となっているのに加え、トラックスではできていた首のパーツの固定ができなくなっていたり、胸パーツの固定が甘かったりするのはマスターピースであることを考えるとちょっと残念。また、マスターピース初の女性キャラではありますが、各部パーツが専用のものになってはいましたが、プロポーションがトラックスままななので、もう少し女性らしさを感じられれば嬉しかったなあ。とは言え、ロボットフィギュアとしてはヒロイックなプロポーションですごくカッコイイし、ビークルモードも塗装がキレイで、フライトモードなどもありプレイバリューは高いのでトラックスを持っていない、という人には是非触ってもらいたいです(けど、どちらかで迷っているならトラックスがオススメ)。
初コメです。自分も購入しました。細かいところは何点か指摘したくなるものの、赤いボディにヒロイックなスタイル、見立てでないフライトモード搭載とかっこいい要素満載の仕上がりで個人的には大満足の一品でした。
トラックスから、少ないアレンジで意外と女性に見えるものですね。