今日はマスターピースからタカラトミーモール限定「MP-11T サンダークラッカー」をご紹介!
商品名 | MP-11T サンダークラッカー |
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シリーズ名 | マスターピース |
クラス | – |
メーカー | タカラトミー |
発売時期 | 2015年11月30日 |
価格 | ¥13,800(税抜) |
ということで、マスターピース版「サンダークラッカー」です!「サンダークラッカー」のマスターピースはかつて2008年に「MP-7 サンダークラッカー」として発売されていましたが、今回新生マスターピースとしてリニューアルされた「MP-11 スタースクリーム」が発売され、いつか出るとは思われつつ早3年半、今回ようやく日本国内タカラトミーモール限定で改めて発売されることになりました!海外ではすでに「MP-11」のリカラー版「サンダークラッカー」はトイザらス限定で発売されており、今回はその海外版のカラーリングとは異なり、よりアニメのイメージに近い感じでの発売となります。日本では「MP-11」のリカラーで「サンストーム」と「アシッドストーム」が発売されていますが、アニメに登場するジェットロンとしては久々の商品化です。それではいってみましょー!
【パッケージ&内容物】
まずはパッケージ。今回「MP-11 スタースクリーム」で付属したマントなどはないので、箱は「MP-7 サンダークラッカー」と同じ感じかとおもいきや、ロボットモードでの収納になっており無駄に箱がデカイ!箱自体はタカラトミーモール限定ではありますが、アジア地域でも販売されることもあり、しっかりしたカラー印刷となっており、一般に発売されるものと変わりません。
中身はこんな感じ。付属品はホログラムパイロットのみ。もっとコンパクトな感じにしてほしかった…!
紙ものは取扱説明書とキャラクターカード(といつものアンケート)。最近のマスターピースでは説明書の表紙とキャラクターカードは描き下ろしのイラストになっていますが、今回は以前のような設定画になっています。また、中身も変形とギミックのみの掲載で、特に読み物的なものはありません。
【ロボットモード】
ということでロボットモード。水色のボディーの発色がとても綺麗!カラーリングもアニメ準拠の形となっており、まごうことなき「サンダークラッカー」となっています。基本的に「MP-11 スタースクリーム」と全く同じものではありますが、色が変わっただけで別キャラになり、さらにファンもそれを当然のもの(むしろ嬉しいもの)として迎えられるのはなかなか特殊なコンテンツだな、と今更ながら思います。
背面。ジェットロンにふさわしい大きな翼が良いですね。背中のパネルが若干気にはなりますが、2006年に発売された「MP-3 スタースクリーム」まで遡ることを考えると、今でもこうして十分に通用するプロポーションなのはすごい。
3面。「MP-7 サンダークラッカー」はいわゆる「河森監修」の「MP-3 スタースクリーム」のリカラーだったので、ある意味本当に求められていたものとは異なり、さらにリアル路線となっていましたが、今回は完全にアニメのイメージを踏襲したものになっています。
バストアップ。顔はスタースクリームまんまではありますが、マスクがシルバーだからか結構違ったふうに見えますね。けど、出来れば表情だけでも新しいものにしてくれたら嬉しかったなあ。
上半身。ディテールは「MP-3 スタースクリーム」から引き継がれている部分も多く、その当時の流行りが反映されており、今のマスターピースと比べるとちょっとディテールが過剰な感じがしますね。また、これまでのスタスク型と同様、上半身と腰部分をつなぐジョイントがほぼ機能しておらず、遊んでると外れまくるのは相変わらず…次のラムジェットでは改善されることを願う…
背中の翼は角度をつけることができますが、背中と翼をつなぐジョイントが外れやすいのが難点。
下半身。一見不安定そうに見えますが、スラスター部分が微妙に動いてくれることによって、接地がしっかりしてくれます。
武器は肩に付いたレーザー砲。設定的にはスタスクのナルビームとは違うもののようです。「MP-7」ではこれは取り外しタイプでしたが、今回は差し替えなしで変形もこなします。
【ビークルモード】
続いてビークルモード。「F-15」っぽい戦闘機に変形。もともとの「MP-7 サンダークラッカー」では「F-15E」をモチーフとしていましたが、「MP-11」でリニューアルされるにあたった、アニメでモチーフとされていた「F-15」っぽい機体となっています(スタスクのレビューで教えてくれた方ありがとうございます!)。ロボットモードに対して、ビークルモードは機首や翼が広がる分、かなり大きさが増している感じとなり、かなり迫力があります。
背面。水色がとてもいい感じで、綺麗に上部が面一になるのは変形していて楽しい。黒い垂直尾翼は薄いパーツで先端の突起(光波妨害技術装置)も細いので破損しないよう注意が必要です。
正面から。先端部分は軟質パーツで出来ており、艶消しっぽい処理がされています。
ランディングギアは機首側と、すね部分に収納されています。機首側は金属製なので破損の心配はなし。前輪、後輪とも車輪がついているので転がし走行が可能です。
キャノピーは開閉可能で、コックピットにホログラムパイロットを載せることができます。ちなみにパイロットを載せたままでもロボットモードに変形できます。
左:背中のエアブレーキが展開可能。軸部分は金属パーツ。
右:エアインテイクの可動。エアインテイクは空気抵抗を減らすための装置らしい。
左:エンジンブロックの開閉。
右:可変式ノズルも再現。ちょうどここがロボットモードの接地部分になります。
【比較】
「MP-11 スタースクリーム」と比較。基本的に色が違うのみで、パーツ的な差はありません。ちなみに、管理人は「MP-7 サンダークラッカー」は非所持なので比較できず…すみません。
正面。顔部分のカラーリングでかなり印象が違って見えるのが分かります。また、ちょっと見えにくいのですが翼のデストロンマークがスタスクは逆さなのに対し、今回のサンダークラッカーはロボットモードのときにちゃんと正しい位置になるようになっています。
背面。スタスクは背面でも翼にデストロンマークがありますが、サンダークラッカーはありません。
ビークルモードでも。翼のエンブレムの向きが違うのは気持ち悪いな…
【可動・アクション】
最後に可動について。基本的に「MP-11 スタースクリーム」同様よく動いてくれます。この辺りはさすがマスターピースと言った感じ。手の指も細かく可動するのでポーズに表情がつけやすいです。ただ、前述の通り胴体のジョイントが機能していないので、遊んでいると胴体が外れまくるのは厳しい…以下写真続きまーす。
「サンダークラッカー」はデストロンの中でもちょっと特殊な位置づけなキャラで、最近のIDW版でもその立ち位置は変わらず、日本でも翻訳版が発売された「All Hail Megatron」でも最後とても重要な役割を果たします。
旧版スタスク付属のスタンドを使って。飛ぶキャラはやっぱりスタンドがあると一気にポーズの幅が広がっていいですね。
以上、マスターピースからタカラトミーモール限定「MP-11T サンダークラッカー」でしたー!「MP-11 スタースクリーム」から早3年以上。必ず出る!と思っていましたが、これほどにも時間があくとは思っていませんでした。もの自体は「MP-11 スタースクリーム」と全く同じなので、これといった際立った特徴などはないのですが、整形色はきれいだし、ちゃんと新生MPシリーズとしてしかるべき形で発売されたのは嬉しく思います(タカラトミーモール限定ではありますが)。こうなると気になるのは「スカイワープ」の存在ですが、おそらくこれもどこかしらの限定品になるのかな…?「ラムジェット」すら発売しようとしている今、出ないということはないと思いますが、出来れば一般流通でもう少し安く買えると嬉しいなあ…今回の「MP-11T サンダークラッカー」は日本国内では販売完了していますが、アジア地域では普通?に販売されるようなので、今回のレビューを見て気になった方や、注文し損ねてしまったという方は海外のショップなどを見てみるといいかもしれません!
レビューお疲れ様です。
これがいつか限定でなく、それでいて値段ももう少し押さえ気味で発売されるんだったら購入予定ですかね。スカイワープも気になりますが、トンガリ三人衆やボットコンにてネーミングされたビットストリーム(青緑)とホットリンク(スカイワープが紫なのに対し、青紫←ややこしい)も発売されたら沢山ジェットロンが出てきますね。もしそうであれば嬉しいのですが…もう限定はこりごりです…(泣)