今日は海外版「トランスフォーマージェネレーションズ サイバーコマンダーシリーズ」から「バンブルビー」をご紹介!
商品名 | バンブルビー |
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シリーズ名 | ジェネレーションズ サイバーコマンダー |
クラス | – |
メーカー | Hasbro |
発売時期 | 2015年 |
価格 | $19.99(輸入ショップ参考価格:¥4,000〜¥5,000) |
とううことで、サイバーコマンダー版「バンブルビー」です!このサイバーシリーズとは、BRICsと呼ばれる新興国(BRICsはブラジル、ロシア、インド、チャイナの頭文字)向けに作られたものとなり、トランスフォーマーブランドをより世界的に展開していくための大型の簡易変形シリーズです。映画で世界的にその存在は広まりましたが、まだ「玩具」としてはまだまだ触れたことのない地域や世代があり、それに向けられた入門的な位置づけになるものと思われます。サイバーコマンダーシリーズとしては、「オプティマスプライム」と「バンブルビー」の2つが発売されていますが(もう一回り小さいサイバーバタリオンシリーズもあり)、簡易変形という特性上、日本での輸入ショップなどでの取扱がも少なく何気に手に入りにくいシリーズとなっています。それではいってみましょー。
パッケージ。ボックスタイプで玩具の画像が前面に押し出されたデザイン。表面のイラストはこの玩具自体のデザインではなく、G1のイメージに近いものとなっています。写真はないのですが、中は簡素な中箱が入っており、それにロボットモードが紐で括りつけてある非常にシンプルなもの。説明書も箱裏に変形方法が書かれておるだけで入っていません。
ロボットモード。何気にかなりかっこいい…!デザインは完全にオリジナルものとなっており、どちらかと言えばG1よりも実写版のイメージに近い感じですね。そして、写真からちょっと伝わりませんがかなりでかい!大きさだけでいうとリーダークラス相当か、それよりも大きい感じです。プロポーションも簡易変形ながら非常によく、ヒロイックな感じが漂います。
背面。背中もとても綺麗にまとまっており、肉抜きは多いのですが。抜かれた部分もデザインっぽくなっていたり、しっかりモールドが彫られていたりで意外と気になりません。
3面。足の裏がちょっと開いた時にいい感じに地面に接地するような角度になっています。塗装は必要最低限ながらも、逆にそれがバンブルビーらしさを際立てているような気がします。
バストアップ。顔は意外と強面な感じ。G1と実写版を掛けあわせたようなデザインとなっていて、バンブルビーとしてみるとかっこよすぎるくらい。胸部はウインドウ部分が水色の塗装となっていて、若干のっぺり感が強くおもちゃ感を強めている感じ。ここがクリアとかだったらぐっと締まるかも?
手には5mm経の穴が空いており、他のトランスフォーマーから武器を借りることも可能。写真は「Robots In Disuguise」版ウォーリアークラス「バンブルビー」の剣をもたせたところですが、結構きつくてこれ以上やったら抜けなくなるかも…なので、持たせるとしたら、グリップ部分が短いものがいいですね。
続いてビークルモード。実車版や、プライム、アドベンチャー(RID)様々なシリーズの要素が盛り込まれたようなマッスルカーに変形。ボンネットの形状がカマロっぽさを強めている感じもします。ドア部分の排気筒が特徴的でかっこいいですね。黒いライン部分もよく見るとラメっぽい感じになっているのもいいです。
背面。リアの形状もかっこよく、リアバンパー部分がシルバーのパーツとなっており、それが妙にリアルな感じを醸し出しています。また、マフラー部分もしっかり造形されていて、このあたりはこのバンブルビー含めたサイバーシリーズを手がけた大西裕弥氏のこだわりを感じます。
「Robots In Disuguise」版ウォーリアークラス「バンブルビー」と比較。このサイバーコマンダー版のでかさが分かると思います。
ビークルモード。ビークルモードでもデカイ!サイバーコマンダー版はその大きさを活かして車体が低くなっているのがかっこいい。
可動は上半身はいいのですが、下半身は膝が動きません。ただ、これは意図的なもので、新興国向けに作られたシリーズであることは初めに言いましたが、そういう場所では子どもたちは壊れた時の直し方の方法がわからないということと、そもそもの壊れにくさからだそうです。ちなみに、コチラのインタビューで大西氏がサイバーシリーズについて話しているので一読あれ!
しかし、膝が動かないなりに結構カッコイイポーズがとれるのがこのバンブルビーのすごいところ。足の付根は横の可動もあり、クリック関節なのでこんなポーズも可能。ちなみに、管理人のは左足のクリックが死んでた…
以上、「トランスフォーマージェネレーションズ サイバーコマンダーシリーズ」から「バンブルビー」でしたー!ターゲットがそもそも新興国向けということで、通常のジェネレーションズシリーズなどと比べると大味感は否めませんが、遊びやすさは抜群。変形も一見単純そうに見えつつ、腕周りの変形は一捻りあったりでしっかりトランスフォーマーしています。そして、なによりもロボット、ビークルモードともデザインがかっこいい!動かないなりにプロポーションが工夫されてたり、大味だからこそ想像の余地がある感じが楽しい。これが初めて触れるトランスフォーマーの子どもたちはとても幸せなんじゃないかと思います。そして、大人にとっては大きさが絶妙に子供の頃に遊んでいたようなサイズ感になり、新しいながらもノスタルジーを感じる玩具です。日本ではおそらく発売されないシリーズだとは思いますが、興味がある人は是非手にとって見て下さい!
この記事へのコメント
想像の3倍くらいの大きさでびっくりしたw
輸入ショップって基本的にアメリカからの輸入に頼っているので
当然アメリカで未発売の商品はほぼ手に入らないのがネックですね
これとか簡易変形ラインの商品は見向きもしないって人も多いだろうけど
正規の商品として存在し、且つ実際に世界のどこかで出回ったのならコレクションに加えたいって人もいるだろうに
昨今の特に簡易変形商品で膝可動がないのにコストカット以外の理由もあったんですね
でも股関節には可動域があるとやっぱり膝も動いて欲しかったです
これもあと膝さえ動けばG2のサイバージェット程度には可動したのに…
想像以上に大きいですね(^^;)
膝…
頭肩肘股間足首に可動域があるのに膝があるだけでそんなに壊れやすいものなのですかね?
でも変形を簡単にと考えるとないほうが良いのか…
でもあったほうが確実にカッコイイポーズが…
いやでも…(笑)
チビっ子向けなわりに顔が厳ついなw
レビュー乙です。
このシリーズのオプティマスプライムは買ったので、変形は結構簡易なものの、かっこのよさと遊び易さで結構お気に入りです。ビーも買おうかな。
ただ、ターゲット国の中に中国が入っているのははやり謎です。トランスフォーマー玩具は80年代末90年代初めごろにすでに中国進出しているし、あのごろは爆発的な人気があって、社会現象あるいは社会問題にもなったのです。ムービー上映してからも、新規ユーザがたくさん増えて、ムービーシリーズは結構売れているので、いまさらこのシリーズで入門する必要ははたしてあるのでしょうか。っていうか、中国ユーザは結構外見や変形の複雑さをこだわっているんで、実は簡易変形シリーズの評判は結構悪かったりして、店頭いつも値崩れています。
まあ、実際の売り上げの数字がわからいないから、もしかして本当にお子様大人気かもしれませんが。