今日は「トランスフォーマー/ロストエイジ ムービーアドバンスドシリーズ」から「AD31 アーマーナイトオプティマスプライム」をご紹介!
商品名 | AD31 アーマーナイトオプティマスプライム |
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シリーズ名 | ムービーアドバンスドシリーズ |
クラス | リーダークラス |
メーカー | タカラトミー |
発売時期 | 2014年11月15日 |
価格 | ¥8,000(税抜) |
ということで、リーダークラス「アーマーナイトオプティマスプライム」です!この「アーマーナイトオプティマスプライム」は「AD01 オプティマスプライム」をベースとした「トランスフォーマー/ロストエイジ」の劇中後半の姿を再現したものとなり、武器や頭部を始めとし様々な部分が新規パーツとなっており、更に塗装も大幅に追加された豪華仕様版となっています!これまでもムービーシリーズでは、そのシリーズの終了を飾るように日本オリジナルの豪華仕様オプティマスが発売されるというのが定番となっていましたが、今回はこの「アーマーナイトオプティマスプライム」がそれに当たることとなります。それではいってみましょー!
パッケージ。イメージビジュアルでもお馴染みの剣を構えたポーズでパッケージング。はこの大きさはこれまでのムービーアドバンスドシリーズのリーダークラスの箱よりも一回り大きい感じに。イラストは今回のパッケージ用の描き下ろしのようですね。
ロボットモード。ほぼ全面塗装となっており神々しさすら感じる見栄え!武器と盾がオレンジになっているのも映えていいですね。頭部もマスクオン、オフを差し替えなしで切り替えられるのですが(詳しくは後述)、マスクオンの顔も忠実に再現されており、もとの「AD01 オプティマスプライム」も個人的には非常に気に入っているのですが、更に劇中のイメージに近づいたことで全く別物に見えるくらいの素晴らしい出来となっています!!
背中。AD01の時から背中のことは散々言われ続けており、今回のアーマーナイト版で何かしら手が加えられることを期待していましたが、特に変更はありません。まあ、ここを変えようと思うとかなり大変そうだからなあ。ただこの背中だとしてもAD01も今回のAD31も素晴らしい玩具であることは間違いないと思います。
3面。うーん、かっこいい。背中のフレーム以外は全部塗装となっており、メタリックブルーがとてもキレイ。シルバー部分も落ち着いた感じなにもいいですね。
バストアップ。まずはマスクオフの顔から。劇中のデザインに忠実に作りこまれており、今にもしゃべりだしそうなくらい。また、「ロストエイジ」の新オプティマス玩具でマスクオプになっている玩具はこれだけ(たぶん…)。マスクオフでの再現は「プレミアムエディション」でありましたが、かっこよさは圧倒的に今回のアーマーナイト版に軍配が上がります。また、今回胸部を覆うパーツも新規造形となっており、これもまた非常によく出来ています。
そしてアーマーナイトオプティマスはマスクオフからマスクオンにする「フェイスチェンジギミック」が搭載!今回最大の売りと言ってもいいギミックかも知れません。方法は顔面部分を上側に開くことができ、中にある顔を回転させると切り替えることができるというもの。これがまた良くできており、さすがタカラトミートランスフォーマーチームと思わざるを得ません。
そしてマスクオン。これもまたかっこいい!「フェイスチェンジギミック」のお陰でモールドが深くなり、より立体的に見える効果を果たしています。また、目がメタリックブルーで点で塗られているお陰でより劇中のイメージに近づいた感じがします。
続いて武器「テメノスソード」。ロックダウンの宇宙船にあった剣で、この剣によってオプティマスは「アーマーナイト」となり、ダイノボットたちを従えることになりました!腕もその時の甲冑モードを再現。剣はスモークのかかったクリアパーツとなっており、熱を持った感じがよく再現されています。
背中に取り付けることが可能。劇中でもよく背中に背負っていたのが印象的でした。
続いて「センチネルシールド」エネルギーが展開している状態となっており、エンディングでの状態を再現しています。これもテメノスソードと同じで。写真にはありませんが背面も丁寧に塗装されているのもポイント高し。
続いてビークルモード。「ウェスタンスタートラック」製「ウェスタンスター4900」カスタム仕様に変形。全面が塗装になったことにより、ビークルモードでもリアル感が格段に増しました!ホイールがメッキパーツに変更になっているのもいいですね。ちなみに「ロストエイジ」の中で管理人が一番好きなシーンはオプティマスがオンボロトラックからこのトラックに変形?し、仲間が集結するところ。ムービー1のオートボット集合のシーンを彷彿とさせる演出がかっこいいよね…!
リデコ元である「AD01 オプティマスプライム」と比較。AD01もシルバー部分が塗装となりとても見栄えがいいのですが、今回のアーマーナイトはより落ち着いた色合いになり、劇中のイメージにかなり近くなっているのが分かります。
前面。AD01のシルバーは明るめな感じですが、これはこれでカッコイイ。アーマーナイトはゴールドが差し色になっており、それによって結構印象が異なって見えます。
最初は「この肩のパーツどうにかならんかったのか…」と思ったけど、何気にデザインを忠実に再現していたと言う…
更に細かく変更点を見て行きましょう。まずは頭部。よく見ると細かく違っているのが分かります。あとはやっぱり目の塗装がアーマーナイトはかなり効果的。もちろんAD01はフェイスチェンジギミックはありません。
ボディ。胸部のプレートパーツと、ふんどし部分(もしかしてガンプラ用語なんだろうか…)が新規造形。劇中ではテメノスソードを手に入れる前と後では腕しか変わっていなかったと思いますが、これはただAD01開発時期に映画に登場する最終デザインが確定していなかったからこの形になっていると思います。また、アーマーナイト版はゴールド部分が塗装されていて、それによってかなり印象が違って見えますね。
続いて腕部。テメノスソードから派生するようにオプティマスの腕を覆った甲冑を再現。ただ再現するだけでなく、今回は拳と腕が別パーツとなっており、拳を回転させることができます。これによりあの剣を構えたポーズを難なく取らせることができます。ちなみに、写真は左腕ですが、右腕にもシールドを付けられる穴が開いており、これはAD01ではなかったものになります。
脚部。爪先部分が新規パーツとなっています。これもおそらくAD01開発時期のデザインはこうだったためかと思われます。また、膝部分にゴールドの塗装が追加されています。
武器も比較。AD01は「ソードオブジャッジメント」と言う名前の玩具オリジナルの武器となっています。長さ的には今回のテメノスソードの方がある感じ。
続いてネメシスシールド。取り付けジョイントの径は同じなので、どちらも装備することができます。
続いてビークルモードでも比較。ビークルモードではパーツ的なところでは変更はなく、塗装のみが豪華になった感じですね。
ビークルでも詳しく見てみましょう。ビークルでは塗装のみの変更となっており、より実車に忠実な塗り分けが施されています。フロント部分ではグリルの青いラインや、ライト部分、ボンネットのシルバー部分などが追加。また、ウインドウ部分がクリアイエローではなく、クリアブラックになっているのもよりリアルさを増してくれています。
リア部分は「ウェスタンスタートラック」のロゴ部分がメッキに変更。またリアの泥除け部分にファイヤーパターンが追加されています。運転席横にあったオートボットマークは削除されています。
続いて歴代の国内限定豪華仕様オプティマスを見て行きましょう。まずは2007年の映画第1作目の時に発売された「MA21 オプティマスプライム バトルモード」。これは海外では「プレミアムシリーズ」として発売されたものにメッキを追加したもの。何気にムービー1作目のリーダーオプは玩具然していて管理人はとても好きです。かつ、バトルモードは顔も新規造形で劇中に似たものとなっていてそれもお気に入り。
つづいて「リベンジ」時に発売された「RA-24 バスターオプティマスプライム」。ここから日本オリジナルの造形が入るようになり、「マスクオフ」のフェイス、タンクから変形するブラスターなどが「RA-01 オプティマスプライム」から追加されました。塗装もメッキを含め大幅に変更されており、まさに豪華版といった感じ。発売当初は結構投げ売り気味だったけど、今は結構なプレミア価格になっているようですね…
そして「ダークサイド・ムーン」時に発売された「DA28 ストライカーオプティマス」。上の「バスターオプティマスプライム」と同じ素体ではありますが、腹部が劇中を再現したものになっていたり、腕のブレードがオミットされたり細かい変更がされており、新規の武器とシールドが付属します。こうしてこれまでのオプティマスと見比べてみると、今回大きさが小さくなっているのは残念ですが、劇中のイメージの再現というところで言うと今回の「ロストエイジ」版リーダークラスが何気に一番に感じるような?遊びやすさという点でも変形が簡単になったことは決して悪いことではないと思います。
「ロストエイジ」のオートボット戦士(すべてムービーアドバンスド版)たちと。プラチナムエディションの「オートボットユナイテッド 5パック」が欲しくなるな…
可動はAD01から変わらずな感じで、背中のパーツによる制約はありつつもカッコイイポーズはちゃんと取れるように作られています。以下、写真続きまーす。
そしてキービジュアルとしても使われているシーンもこの通り(パッケージの時点でこのポーズで入ってる訳だけど)。うーん、かっこよすぎ…!
「Calling all Autobots ! Calling all Autobots !」
従えるシーン再現…のつもり。ちょっと大きさ的にも可動的にも無理があった…
AD01のシールドもつけることができます。ロックダウン戦などほとんどこのモードで使用していたのでこれが最高の組み合わせかも。
ラストシーンっぽく。オプティマスが飛んでった時は「飛べるんかい!!」ってなったっけな…果たして「トランスフォーマー5」はどうなってしまうのか…マイケル・ベイではないとすると大きくお話も変わったりするんだろうか…
以上、「トランスフォーマー/ロストエイジ ムービーアドバンスドシリーズ」から「AD31 アーマーナイトオプティマスプライム」でしたー!今だから言えることなのですが、「ロストエイジ」のメインラインである「ムービーアドバンスドシリーズ」は最初はコストカットによる小型化や、ハスブロの方針による変形の簡略化など正直不安ばかりのシリーズでした。しかしいざ発売されてみると、そこにあったのは適度な変形難易度と、劇中のイメージを極力重視したデザインなど、限られた制約の中で最大限の開発者の努力が見え隠れする素晴らしいシリーズになったと思います。「AD01 オプティマスプライム」は最たる物で、実際に触るまでは不安しかない玩具でした。しかし実際はある意味玩具と割り切った変形の難易度や、スタイルの良さなどが素晴らしく、シリーズのフラグシップとなるべき要素は十分につめ込まれた玩具だったと思います(もちろん国内版は塗装の役割も大きかったですが)。
その「AD01 オプティマスプライム」ベースとなった「アーマーナイトオプティマスプライム」も「劇中のデザインの再現」というところに的を絞ったのが功をなし、これまた素晴らしい玩具になっています。なんといっても頭部を始めとしたリデコ部分の効果が凄まじく、過去最高に「劇中に似たオプティマスプライム」と言ってもいいんじゃないかと思います。また、日本限定ということもあり若干値段は張りますが、集めているひとがちゃんと買いたくなるような仕様変更になっており、毎度の豪華版オプティマス同様シリーズのトリ(ではないけど)を飾るにふさわしい出来になっています。なので、AD01を持っていたとしても、どちらも良い魅力があるし(比べる楽しさも)、AD01を持っていない人ならば十分満足できるんではないでしょうか!オススメ!!
マスクオフ顔は最初のプレミアムエディションがありましたよ。
あれはメインラインとは違いますが