今日はMPGから「MPG-11 DK-2 ガード」をご紹介!
商品名 | MPG-11 DK-2 ガード |
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シリーズ名 | MPG |
クラス | – |
メーカー | タカラトミー |
発売時期 | 2025年2月22日 |
価格 | 18,000円(税抜) |
ということでMPG版「DK-2 ガード」です!「DK-2 ガード」は1980年代に発売されたダイアクロンシリーズの「カーロボット NO.2 ワンボックス チェリーバネット」と、その後アメリカで発売された「DIAKRON DK-2」をベースとしたキャラクターです。玩具としては2016年に発売された「MP-27 アイアンハイド」のリカラーとなり、黒い日産「チェリーバネット」に変形します。それではさくっといってみましょー!
パッケージ
パッケージ。2025年からマスターピースはMPGにシリーズが移行しましたが、パッケージは基本的にこれまでのマスターピースとほとんど変わらないデザイン。裏側にはいかにして「DK-2 ガード」というキャラクターが生まれたかの歴史と解説が書かれています。付属の取扱説明書には今回のMPG版のために新たに作られた玩具的出自を反映した設定が書かれており、それによれば「DK-2 ガード」は海外版ダイアクロン世界である別次元「クロノフォーム」のAIロボットで、ひょんなことからトランスフォーマーの「レガシー時空」へやってきたとのこと。レガシー時空では「アマルガム効果」によって、他のトランスフォーマーの世界以外からきたロボットたちもセイバートロン生命種に置き換わるらしい…


箱の中はこんな感じ。基本的に「MP-27 アイアンハイド」と全く同じ内容物なので、パッケージ構成も同じです。


キャラクターカード。
ダイアクロン玩具時のデザインを再現できるシールも付属。大部分がウェポンラック用。今回は貼らずにレビューしていきます。
【ロボットモード】
ロボットモード。「DK-2 ガード」は「アイアンハイド」のリカラーですが、黒いボディカラーに赤い差し色が加わることでかなり雰囲気が違って見えます。「MP-27 アイアンハイド」が発売されたのはもう10年前になりますが、今見てもそのかっこよさは衰えることなく、落ち着いたカラーリングと相まって精悍な印象を受けます。パンツ部分や膝下部分などの模様はプリントで再現されています。
背面。黒い部分は基本的に整形色ですが、赤い部分は光沢感のたる塗装になっています。


前面&背面。


側面。
バストアップ。真っ赤なフェイスが印象的。ダイアクロン版の玩具には頭部はなく、このカラーリングはジェネレーションズセレクト版をベースにしたものと思われます。
フェイスプレート「サイバトロンフェイス」。これは「アイアンハイド」で付属した「叫び顔」をリペイントしたもので、ダイアクロン/G1玩具のロボット部分の頭部をイメージしたものになっています。ちなみに設定ではアマルガム効果によって時折かつてないほどの激情にかられた時に現れる風貌だとか。「叫び顔」パーツをうまく設定に絡めているのが面白い。
上半身。ビークルモードのフロント部分をまるっと配置したカーロボットらしいデザインはやっぱりカッコイイ。メッキパーツなどの使われどころも基本的に「アイアンハイド」と同じです。ちなみに「DK-2 ガード」自体にはサイバトロンマークはついておらず、シールで貼る必要があります。
手は開閉可能。
胸部のウインドウ部分に取り付けることができる紙製の「ウインドウカード」を取り付けることで、ダイアクロン玩具の雰囲気を再現することができます。
上半身背面。
下半身。股間の黒い丸のプリントはダイアクロン/G1玩具時のネジ穴を再現したもと思われます。
下半身背面。膝下の内側が赤くなっているのがカッコイイ。これもおそらく旧玩具のカラーリングを反映したもの。
【武器・付属物】
武器や付属物も基本的に「アイアンハイド」と同じですが、「DK-2 ガード」用に名称は変更されています。まずは小型の銃である「ベータ・ガン」が2つ。
大型の銃「イオンストームライフル」。
背中に取り付けることができる「ボムカタパルト」とミサイル「ノッカバウト・ボム」。ミサイル部分は脱着可能です。
「エナジーネイルハンド」。手の部分を変形して現れるジョイントに接続します。
「シールドプロジェクター」。
「ヒートレイ・マズル」。
「ジャンプスラスター」。背中部分にジョイントで接続します。
「テレイン・スキャナー」。前腕部分にジョイントで接続します。
ジャンプスラスター用のエフェクトパーツが付属。
「ウェポンラック」に装着。ダイアクロン玩具の砲台状態をなんとなく再現できるもの。
後ろから。
ウェポンラックのみだとこんな感じ。
底面にはフェイスプレートを取り付けておくことができます。
【ビークルモード】
ビークルモード。黒い日産「チェリーバネット」に変形。真っ黒なバンな姿が渋い!ビークルモードは「アイアンハイド」同様ライセンスを取得していることもありとてもリアル。アイアンハイドの赤いワンボックスとはまた違った雰囲気で、大人っぽい(怪しげな?)イメージ。サイドの暖色系のラインがいいアクセントになっています。
背面。リアのライト部分もしっかり塗り分けされています。変形は基本的に「アイアンハイド」と同じ。


前面&背面。


側面。
底面にはベータ・ガンを取り付け可能。


ルーフ部分にはベータ・ガン、イオンストームライフルを取り付け可能。
フロントウインドウの中にはダイアクロン版のロボットモードの顔が再現されています。
【比較】
マスターピース版「MP-27 アイアンハイド」と。違うのは色のみですが、赤と黒でかなり印象が違って見えます。
ビークルモードでも。
ジェネレーションズセレクト版「DK-2 ガード」と。近年ではジェネレーションズ系でもよくダイアクロンカラーが出るようになったけど、全く設定や何もないままだから、マスターピースやMPGで多少無理矢理なものでも分かると世界観が広がって楽しい。
ビークルモードでも。
【可動・アクション】
可動は「アイアンハイド」と同じでよく動いてくれます。肩周りと膝はクリック関節でカッチポーズが決まります。以下、写真続きまーす。
パンツ部分のパネルを動かすことで足を大きく前に出すことができます。ただ、個体差だと思うのですがパネルの可動がだいぶ硬くて苦労しました…
おそらく今ならもっとアニメの見た目に近い「アイアンハイド」型を作れそうだけど、個人的にはこれくらいでも十分満足。そう考えるとマスターピースってこの10年で随分変わったと実感します。MPGになってどう変わって行くのか、それとも変わらないのか…
付属品もいっぱいで、「アイアンハイド」とはまた違った使い方を想像しながら遊べるのも楽しい。
お尻にフィギュアスタンド用の穴が用意されています。
以上、MPGから「MPG-11 DK-2 ガード」でしたー!まさか今になって「MP-27 アイアンハイド」のリカラーがMPG、しかもマスターピースとMPGが統合されてすぐに出るとは思わず驚きましたが、マスターピース版「アイアンハイド」は個人的にも好きな玩具なので迷わず予約しました。玩具としては色のみの違いで、それ自体はとてもカッコよく、それ以外に際立った箇所はありませんが、色々な意味でマスターピースの10年の変化を感じることができます。あとはマスターピースがMPGに統合されて新しいスタートを切ったわけですが、この「DK-2 ガード」をはじめとし、しばらくリカラーが続くのはちょっと疑問というか残念。3月にはシャッタードグラスカラーが登場しちゃうし、MPGってなんだっけ?と感じてしまいます…とはいえ10年経っても名作は名作なので、「MP-27 アイアンハイド」に触れていない方には良い機会かと思うので、気になる方は是非手に取ってみてください。
2月は玩具たくさん出たし、コレは10年前仕様の玩具なので完全スルーしてたのですが…
管理人さんのレビュー見ると意外と良さそうでけっこう購買意欲が湧いてきてます!
しかし、流石に同じダイアクロンとはいえ、ダイアバトルスX-1と並べると違和感凄そうw