
今日は「トランスフォーマースタジオシリーズ(国内版)」から「SS-130 ショックウェーブ」をご紹介!
商品名 | SS-130 ショックウェーブ |
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シリーズ名 | スタジオシリーズ |
クラス | ボイジャークラス |
メーカー | タカラトミー |
発売時期 | 2024年10月26日 |
価格 | 6,000円(税抜) |
ということで、スタジオシリーズ版ボイジャークラス「ショックウェーブ」です!この「ショックウェーブ」は2019年に公開された『バンブルビー』に登場した姿を再現したもの。これまでスタジオシリーズではコアクラスで発売されていますが、今回は念願の完全新規のボイジャークラスで発売されました。海外では「110 Shockwave」として発売されています。それではいってみましょー!
【パッケージ】


パッケージ。

台紙兼ディスプレイスタンドはお馴染み惑星サイバトロンの風景。
【ロボットモード】

ロボットモード。映画『バンブルビー』に登場した「ショックウェーブ」の見た目を忠実に再現。登場シーンは一瞬ながらも圧倒的な存在感だったので、こうしてちゃんとボイジャークラスでの発売は嬉しい!G1のクラシックな「ショックウェーブ」のデザインをベースにしながら、実写映画らしいディテールが加えられたデザインがカッコイイ!各部にウェザリングがプリントされているのもリアルさをアップさせてくれています。細身ながらもがっしりとしたシルエットで、全体的にバランスも良いです。

背面。背中もしっかりディテールが造形されています。


前面&背面。


側面。

バストアップ。特徴的な大きな単眼はクリアパーでできています。奥行きがある感じで、光の角度でギラっと光る感じがカッコイイ。胸部もクリアパーツでできていて、中が透けて見えるのもいいですね。

頭の上から光を当てると集光ギミックで目が光ってくれます。

武器は腕に取り付けたブラスター。G1では腕と銃が一体化した見た目でしたが、今回は脱着可能な作りになっていて右腕につけることもできます。

ブラスターから伸びたケーブルは肩にある穴と接続します。ケーブルは軟質パーツでできています。
【ビークルモード】

ビークルモード。サイバトロン星の戦車に変形。映画の中ではビークルモードには変形しなかったので、これは玩具のために作られたオリジナルのデザインとなります。コアクラスと同じ見た目の戦車で、どことなく『ダークサイド・ムーン』版「ショックウェーブ」のビークルモードを彷彿とさせます。底面に車輪がついているので転がし走行が可能です。

背面。変形はほぼコアクラス版と同じで、ロボットモードを寝かすようなシンプルな変形なのでボイジャークラスとして見ると少し物足りなさを感じます。もうちょっとボイジャーらしいステップ数の多い変形も見てみたかった。


前面&背面。


側面。

主砲部分は旋回&上に向けることが可能。
【比較】

スタジオシリーズのコアクラス版「ショックウェーブ」と。いまだになぜコアクラスで「ショックウェーブ」が出たのか謎(スタスクも出たけどそのあとは続かないし…というか、コアクラスなら「バンブルビー」を出してほしい)。せっかく出すならボイジャークラスで出してほしいと思ってたから、こうしてちゃんと出てくれて本当によかった。

ビークルモードでも。前述の通り変形パターンはほとんど同じ。

スタジオシリーズの『ダークサイド・ムーン』版「ショックウェーブ」と。作品としての繋がりはあってないようなものですが、「ショックウェーブ」は比較的どちらもG1の要素を引き継いでいて、映画ごとのアレンジの差が際立って面白い。

ビークルモードでも。

スタジオシリーズで発売された映画『バンブルビー』のディセプティコン参謀たちと。左が「サウンドウェーブ」、右が「スタースクリーム」。サイズ感もいい感じ。

ビークルモードでも。
【可動・アクション】

可動も良好。一部カクカクしたクリックがついているのが他のスタジオシリーズと少し違った感じの触り心地になっています。全体的によく動いてくれるのですが、足首の横の可動はもう少し深く角度をつけられたら嬉しかったな。以下、写真続きまーす!


映画でディセプティコン参謀たちが揃い踏みするシーンはアツかった!ただ、他のサイバトロン星のキャラ同様登場シーンが一瞬なのでもっと活躍してる姿を見たかったなあ。今後あるらしい『G.I.ジョー』との映画で出てきてくれたら嬉しい。



お尻にフィギュアスタンド用の穴が用意されています。

以上、「トランスフォーマースタジオシリーズ(国内版)」から「SS-130 ショックウェーブ」でしたー!ボイジャークラスのサイズ感を活かしたボリューム感と、劇中のCGのイメージをゴリゴリに反映したディテール感がかっこよく、立たせておくだけでも存在感を感じる仕上がりになっています。一方、変形はコアクラスの拡大版といった感じでほぼ同じで、変形後のビークルモード含め若干物足りなさを感じたのでもう少しボイジャークラス独自の変形も見たかった。とは言え、こうして他のメンバーと揃えて並べられる「ショックウェーブ」が出てくれたのは嬉しいし、ロボットモードの見た目は映画まんまなので映画を観て気に入った方はぜひ手に取ってみて下さい!
この記事へのコメント
目がメタリック塗装だと思ってたから、クリアパーツだったとは!!
背中のブースターっぽい二つの出っ張りがまたかっこいい。
スルーしてたけどすごい気になってきたな…
ものすごくかっこいいし再現度も高くて満足なんだけど、だからこそ肘ロールが欲しかった…
まあ今の状態で十分ではあるんだけど。
あと管理人さんが言っているように、せっかくのオリジナルビークルなんだからもう一捻りあるとより良かったかもですね
このショックウェーブ、変形機構がプライム版(ビーストハンターズ/GO版)のショックウェーブのものを踏襲してる部分が多いんですよね。ただプライム版よりかっちり変形・固定できるようになってる部分に進化を感じられます
レビューありがとうございます
このSSショックウェーブは間違いなく名作なんですが、だからこそ数少ない欠点が凄く惜しいというか
「コアクラスで出来てなかった部分が改良された一方、コアクラスで出来てたことが改悪されてる」という何とも評価の難しい一品なんですよね
・ロール:胴・足は軸なし、腕は肘の上下にロール軸あり(コア)
→腰に1つと太腿に2つのロール軸、腕は手首と肘の前腕側でロール、肘の上腕側は軸なし(ボイジャー)
・変形:手足の接地面が不安定、上半身と下半身が連結して固定(コア)
→手足の接地面が確定、上半身が固定できない(ボイジャー)
といった具合で
立ち姿が本当にカッコいいので満足度は非常に高いのですが、だからこそ「コアクラスはそこ出来てたじゃん…っ!」という部分が惜しい
なんか妙にムッチリしててエロいんですよねぇコイツ…