レビュー:スタジオシリーズ TS-10 スタースクリーム

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スタジオシリーズ TS-10 スタースクリーム

今日は「トランスフォーマースタジオシリーズ(国内版)」から「TS-10 スタースクリーム」をご紹介!



商品名TS-10 スタースクリーム
シリーズスタジオシリーズ
クラスデラックスクラス
メーカータカラトミー
発売日2025年11月29日
価格4,000円(税抜)

ということで、スタジオシリーズ版デラックスクラス「スタースクリーム」です!この「スタースクリーム」は2024年に公開された『トランスフォーマー/ONE』に登場したレジスタンス組織ハイガードのリーダー。完全新規のデラックスクラスとなり、しっかり変形する玩具としては、このスタジオシリーズ版が初となります。それではいってみましょー!

【パッケージ】

スタジオシリーズ スタースクリーム パッケージ
スタジオシリーズ スタースクリーム パッケージ

パッケージ。

スタジオシリーズ スタースクリーム パッケージ

イラスト面。

【ロボットモード】

スタジオシリーズ スタースクリーム ロボットモード

ロボットモード。『ONE』の劇中のデザインとスタイルをかなり忠実に再現しており、スマートかつシャープなフォルムがカッコイイ。細身ながらもディテールがしっかりしていて情報量があり、CGモデルの印象をうまく落とし込んでいます。お馴染みのヒロイックなトリコロールカラーですが、全体的に落ち着いた色味になっているのもいい感じ。

スタジオシリーズ スタースクリーム ロボットモード

背面。翼はコンパクトにまとまっており、また踵が長く後ろに伸びているので安定感もバッチリ。

前面&背面。

側面。

スタジオシリーズ スタースクリーム ロボットモード

バストアップ。頭部はデザインこそ劇中のデザインに忠実なのですが、フェイス部分が少し面長な印象で、唇の造形もちょっとリアルで気になる…

スタジオシリーズ スタースクリーム ロボットモード

武器。まずは両肩のナルビーム。細身ですが、劇中でもこのくらいのサイズ感。

スタジオシリーズ スタースクリーム ロボットモード

手持ちの銃が2つ付属。ひとつはビークルモードの尾翼部分を取り外した小型の銃。

スタジオシリーズ スタースクリーム ロボットモード

もうひとつはより大型の銃。

スタジオシリーズ スタースクリーム ロボットモード

武器はまとめて背中に取り付けておくことができます。

【ビークルモード】

スタジオシリーズ スタースクリーム ビークルモード

ビークルモード。SFジェットに変形。映画でもビークルモードでの活躍も印象的でしたが、その見た目をかなり忠実に再現してくれています。「スタースクリーム」のサイバトロン星でのお馴染みの姿である三角ジェットをイメージしたもので、シージ版のビークルモードや、『バンブルビー』に登場した「スタースクリーム」のビークルモードの意匠も感じる形状になっています。

スタジオシリーズ スタースクリーム ビークルモード

背面。変形はデラックスクラスながらステップ数も多く、かなり変形しがいのあるものになっています。機首が細かく展開されていくところや、どことなくシージ版の変形パターンを彷彿とさせるところがあったりで楽しい。ただ、デラックスクラスだからか、変形のためのヒンジがはめ込み式になっている部分が多く、パーツが外れやすいのがちょっとネックかな。

前面&背面。

側面。

スタジオシリーズ スタースクリーム ビークルモード

ロボットモードの武器である銃は底面部分に挟み込むような形で固定します。

スタジオシリーズ スタースクリーム ビークルモード

ビークルモード用のスタンドの穴はありませんが、手の穴が下を向いて配置されているので、テンセグベース付属の5mmジョイントスタンドが使えます。

【比較】

スタジオシリーズ スタースクリーム 比較

スタジオシリーズ『ONE』版「メガトロン」と。どちらもデラックスクラスなので、並べると「メガトロン」のボリューム不足を再認識させられます。「メガトロナス」のスパークを取り込む前の姿ならちょうどいいくらいのサイズ感なのかも?

スタジオシリーズ スタースクリーム 比較

ビークルモードでも。

スタジオシリーズ スタースクリーム 比較

スタジオシリーズ『ONE』版「センチネルプライム」と。この2人が劇中で並ぶ場面はありませんでしたが、「スタースクリーム」は元親衛隊だし、飛行の能力を持つ姿も結構印象が似ていて、何かしらのつながりがあるのではないかと想像が膨らみます。

スタジオシリーズ スタースクリーム 比較

ビークルモードでも。

【可動・アクション】

スタジオシリーズ スタースクリーム ポーズ

可動も悪くないのですが、最近のスタンダードである足首の可動がないのと、変形の関係で腰が回りません。けど、肘や膝は深く曲げることができるので、飛行キャラらしいポーズが決まりやすいです。以下、写真続きまーす。

スタジオシリーズ スタースクリーム ポーズ
スタジオシリーズ スタースクリーム ポーズ

劇中では「センチネルプライム」の裏切りを知って、レジスタンスを組織したリーダーとして描かれていました。性格はいつものスタスクでしたが、意外とレジスタンスのリーダーとしては慕われているような感じもあって面白かった。他のメンバーのスタジオシリーズ化も楽しみ!少なくとも「スカイワープ」と「サンダークラッカー」は期待できそう。

スタジオシリーズ スタースクリーム ポーズ
スタジオシリーズ スタースクリーム ポーズ

ナルビームがメイン武器としてあるところに、手持ちの銃が2つも付いているのもプレイバリューを高めてくれています。

スタジオシリーズ スタースクリーム ポーズ

お尻にフィギュアスタンド用の穴が用意されています。

スタジオシリーズ スタースクリーム ポーズ

以上、「トランスフォーマースタジオシリーズ(国内版)」から「TS-10 スタースクリーム」でしたー!顔こそちょっと劇中の雰囲気と少し印象が違いますが、それ以外はロボットモード、ビークルモードともとても再現度が高いです。また、デラックスクラスとしてはとても凝った変形になっており、若干パーツが外れやすい部分がありますが、細かいパーツを動かしながら形を変えていく過程は楽しいです。可動も足首や腰は動きませんが、それ以外はよく動いてくれるし、各部の関節の渋みもいい感じで細身のスタイルながら安定感もあります。レジスタンスメンバーが揃うシーンを再現したいから、他のメンバーも色々出てくれたら嬉しいなあ。

この記事へのコメント

  1. 正直変形が面白くて大好きな玩具なんだけど、やっぱ顔がなぁ…ONEのの顔って難しいから変に完全再現しようとしなくても良いのに…

  2. 顔がちょっと違う気がする

  3. 顔造形と可動が微妙だけど長い機首が折り畳まれてく変形はおもしろいですね。
    地味に傑作

  4. 細身で唇が妙にセクシーなせいかスタスク色のスリップストリームに見える

  5. ひとつの変形玩具としてとても良さそうなだけに、「君なんか箱絵と違くない?」な顔が残念でなりません

  6. そういえば、デラックスクラスの方(スタジオシリーズじゃない方)のセンチネルのパッケージに描かれてるジェットモードのイラスト、よく見るとスタスクのジェットの色違いだったんですよね…
    ジェット繋がりで流用しただけかもしれませんが、もしかしたら企画途中では同型だったのかもと想像が膨らみます

    あとスタジオ版の顔が何かに似てるなと思ったらコケシっぽいのかも

  7. 最初は微妙かな?と思って触ってみると気合い入りまくりでびっくり!

    気になるなーという方にこそぜひ触って欲しい!

    触って初めて魅力が伝わるスタースクリームだと思います!

  8. デラックスながらよく出来ているんですけど顔がねぇ…
    自分の物は肩の展開が引っかかっている感じで固くてよく外れます
    変形してもおててが丸見えなのも気になるポイントではありますが、HOSのもそうでしたしデラックスクラスのサイズなら仕方がないのかな…と諦められるようになってきました

    ところで説明書にも載っている手持ち武器の合体モードの紹介を忘れていませんか?

  9. 翼の変形、説明書では斜めにすることになっているのに、宣材だと真っ直ぐなんですよね
    自分は斜めのイメージが強いですが…