
今日は「トランスフォーマー スタジオシリーズ(海外版)」から「エアラクニッド」をご紹介!
| 商品名 | エアラクニッド(Airachnid) |
|---|---|
| シリーズ | スタジオシリーズ |
| クラス | デラックスクラス |
| メーカー | Hasbro |
| 発売日 | 2025年11月 |
| 価格 | 27.99ドル |
ということで、スタジオシリーズ版デラックスクラス「エアラクニッド」です!この「エアラクニッド」は2024年に公開された『トランスフォーマー/ONE』に登場した「センチネルプライム」の腹心。映画公開時は簡易変形のコグパワーチェンジ版のみの発売となり、劇中の両モードを再現した玩具は今回のスタジオシリーズが初となります。完全新規のデラックスクラスとなり、日本では2026年3月に「TS-14 エアラクニッド」として発売されます。それではいってみましょー!
パッケージ


パッケージ。

イラスト面。
【パッケージ】

ロボットモード。全体的なシルエットは、劇中の細身、多脚という「エアラクニッド」の異形な姿をしっかり再現。デラックスクラスですが、背中の脚も含めるとかなりボリュームがあります。全体的にダークな色使いがとてもクールで、こう見えて成型色は3色使われており、安っぽい感じはありません。脚部の先は劇中のデザインと異なり、2本の足で自立できるように、かかとが追加されています。脚部周りがかなり独特な作りなので、最初は立たせにくく感じますが、慣れるとスムーズに立たせられるようになると思います(脚部の各関節に角度をつけないのがポイントです)。

背面。背中の4本の脚にも関節が多く仕込まれています。背中が重そうに見えますが、細身のパーツだからかそれほど後ろに持っていかれる感じはなく、後ろに倒れやすい感じはほとんどありません。


前面&背面。


側面。

バストアップ。顔は劇中のデザインにかなり忠実。しかもこれまでの『ONE』のスタジオシリーズではなかった瞳の造形もあり、一気に『ONE』のキャラクターらしさがアップしたように感じます。

サイドの目もしっかり塗装で再現されています。

背中の4本の脚はかなりフレキシブルに動くようになっていて、こんな感じで劇中の初登場シーンのように背中の足だけで体を浮かせることもできます。

4本あるうちの下部の2本は折り畳んでおくことも可能。劇中でもこんな感じで畳まれていましたが、上の脚はこれ以上は畳むことができません。

背中の足を変形させてプロペラモードにすることも可能。劇中でもこんな感じで背中を変形させて、攻撃したり飛行したりしていました。

武器は前腕のブラスター。劇中でも使用していたもの。5mmジョイントで脱着可能で、手に持たせることもできます。
【ビークルモード】

ビークルモード。サイバトロン星のSFヘリに変形。日本の商品説明ではSFヘリということですが、無人航空機(ドローン)のような外観で、3つのローターが造形されています。ヘリではありますが、「エアラクニッド」らしく、後部の大きなローターがどことなく蜘蛛を思わせるようなシルエットになっています。劇中と見比べても再現度が高く、全身ダークな見た目もなかなかカッコイイ。

背面。変形はデラックスクラスとして見るとかなりステップ数が多く、全身に渡って細かく変形させていきます。とは言っても、ストレスになるような部分はほとんどなく、しっかりカッチリと変形させることができます。背中の細い足を変形させて巨大なリング状のローターを作り上げていくのもとても楽しいです。


前面&背面。


側面。

上から見るとこんな感じ。

後部の巨大なローターは回転可能。前方左右の小さいローターは造形のみになっています。

武器はロボットモードから取り外さずに変形可能で、底面部分に配置されるようになっています。写真ではスタンドに接続されているように見えますが、スタンド用の穴はなく(それっぽい穴はありますが、3mmジョイントでは少し太い)、実際はアームで固定しています。
【比較】

スタジオシリーズ版「センチネルプライム」と。劇中では身長は同じくらいでしたが、「エアラクニッド」の脚部がかなり長く描かれていたので、今回のスタジオシリーズは全体のボリュームで見ると結構いいサイズのように感じます。この2体をこうして並べるだけでも一気に『ONE』の世界観が再現されるような感じでとてもいい!

ビークルモードでも。

スタジオシリーズ版「エリータ-1」と。こちらもなかなかいいサイズ感。ちなみに、どちらも開発はタカラトミーの江島多規男氏が担当しています。それもあってか、並べた時の感じがすごくしっくりくるし、細かく複雑めな変形の触り心地など、共通点を感じる部分もあります。

ビークルモードでも。
【可動・アクション】

可動はロボット本体部分だけ見ると標準的で、変形の関係で腰は回らず、肩周りも可動範囲が比較的狭いです。しかし、背中の4本の脚にはかなり関節が仕込まれて動かすことができるので、それによって全体的なシルエットも大きく変わるし、劇中でも色々な脚の使い方をしていたのを再現できるのがとても楽しい!背中の脚の関節は曲げきると固定されるようになっている箇所も多いので、しっかり形状を保持できるのもいい感じです。また、下部の脚を後ろ脚のようにして、体を支えることもできます。以下、写真続きまーす。


背中の脚を前方に伸ばして、劇中での脚攻撃もなんとなく再現できます。「エアラクニッド」は『ONE』の中でも戦闘シーンが多く、見た目のインパクトからもかなり印象に残ったキャラだけに、劇中のシーンをしっかり再現できるように作られているのがすごく良い!公開から少し時間が経って、映像を元に玩具化できる流れができたのか、明らかにこれまでの『ONE』のスタジオシリーズとは再現度のレベルが違うのが実感できます。

「エアラクニッド」本体の脚と、背中の脚を使って4本脚で立たせることも可能。

下部の脚を畳んで。劇中でもいろんな形態になっていて、「エアラクニッド」に限ったことではないですが、『ONE』には変形をうまく取り入れたアクションも多く、生命としてのトランスフォーマーが描かれていたのがすごく良かった!


ちなみに、背中の脚を使ったギミックは説明書には載っておらず、この辺は自分で好きなように楽しんでね、ということなんだと思います。

お尻にフィギュアスタンド用の穴が用意されています。

以上、「トランスフォーマー スタジオシリーズ(海外版)」から「エアラクニッド」でしたー!『ONE』のキャラクターのスタジオシリーズはこれまでも色々出ていますが、公開から時間が経ち、映像を元に作られるようになったからか、この「エアラクニッド」は明らかに今までとは一線を画した再現度になっています。瞳のある頭部の造形をはじめ、背中の脚部を使った様々な劇中再現が可能になっていて、実際に映画を見ながら遊ぶのがとても楽しいです。かなり独特なスタイルながら、しっかりポーズをとって遊べるし、変形もかなり凝ったものになっていて、特に背中の脚を使って巨大な円型のローターを作り上げていく工程がとても楽しい!デラックスクラスとしてはとてもリッチな作りで、見た目も遊びも非常に満足度が高いので、『ONE』が好きなら是非手に取ってみてください!



この記事へのコメント
これは滅茶苦茶かっこいいな。。
届くのが楽しみ!
歴史的トホホアイテムだったプライムエアラクニッドのリベンジ!て感じですね
細い虫の足がプロペラになる変形面白いですね
上手く練られた設計だなぁ
頭ガバーギミックも欲しかった!
でもすごいかっこいい!
「ビークルでは回転するメインローターを機能させながら~ロボットモードでの特徴的な細い多脚デザインを再現。」とジェネ系では珍しく商品説明で細かい拘りをアピールしてるだけあってすごいですね
個人的に、見た目やモチーフにプライムの雰囲気が結構取り込まれていて嬉しかった!
ちゃんと細いクモ足かつプロペラにもなる…素晴らしい。
顔に関しては、瞳の造形まであるなんて…!
やはりスタジオシリーズは、映画公開後に開発されてナンボですね。