
今日は「トランスフォーマースタジオシリーズ(国内版)」から「TS-11 エリータ-1」をご紹介!
| シリーズ | MPM |
|---|---|
| クラス | - |
| メーカー | タカラトミー |
ということで、スタジオシリーズ版デラックスクラス「エリータ-1」です!この「エリータ-1」は2024年に公開された『トランスフォーマー/ONE』に登場したオートボットの戦士。映画公開時に発売されたデラックスクラスシリーズでは「エリータ-1」は発売されておらず、しっかり変形する玩具としては、このスタジオシリーズが初。完全新規のデラックスクラスとなります。海外でも同じ仕様で「Elita-1」として発売されています。それではいってみましょー!
パッケージ


パッケージ。

イラスト面。
ロボットモード

ロボットモード。『トランスフォーマー/ONE』のスタジオシリーズの中でも劇中再現度がとても高く、ピンクのパーツもメタリックな質感で劇中のCGっぽさが出ていい感じ。頭身が高く、スタイルも劇中の雰囲気をとてもよく再現していて、細身ながら細かいパーツで構成されており、パーツがみっちりしている感じが出ていてとても良いです。

背面。背中には着脱可能なバックパックを背負っています。


前面&背面。


側面。

バストアップ。頭部の再現度も高く、なかなかの美人さん。ただ他の『ONE』のスタジオシリーズ同様、劇中での特徴である瞳の造形はありません。

武器。劇中で使用していたブラスター。「エリータ-1」専用のものではなく、サイバトロン星で一般的に使用されている武器みたいですね。「バンブルビー」にも同様の形のものが付属していますが、この「エリータ-1」のものの方が複数のパーツで作られていて豪華な作りになっています。グリップ部分の付け根が可動するようになっています。

武器は背中に取り付けておくことができます。

背中のジェットパック。ただ、これはコグがまだない時代のエネルゴン鉱山で使用していたものなので、この姿では多分つけてなかったんじゃないかな?

ジェットパックはスタジオシリーズで発売されている『ONE』版の「オプティマスプライム」、「メガトロン」、「バンブルビー(B-127)」に取り付けることができます。5mmジョイントではなく、それぞれのキャラに合わせたジョイントが用意されています。まずは「オプティマスプライム」に取り付けて。


「メガトロン」と「B-127」。「エリータ-1」同様、3人ともコグを得てからはこのバックパックは使用していません。これから発売される「オライオンパックス」には付けられるといいなあ。
ビークルモード

ビークルモード。モーターサイクルタイプのSFビークルに変形。3輪タイプのバイクのような感じで、こちらも劇中再現度はかなり高いです。劇中でも「エリータ-1」はビークルモードでの印象的な活躍が多く、玩具でもその姿がしっかり再現されているのが嬉しい。ちなみに写真の後輪サイドにある肩パーツの変形が若干間違ってしまっていて、実際はもう少し後ろ側に角度がつくようになります。

背面。後輪は左右それぞれ回転します。変形はデラックスクラスとしてはステップ数も多く、細かい変形もありますが、バイク型としてはこれまでにない面白い変形になっています。特に後輪のタイヤを折りたたむ変形はすごい。ただ、ロボットモード時の胸部のジョイントがほとんど機能しておらず、パカパカ動いてしまうのが気になります。そこがしっかり固定できれば、より完成度が高く感じられたと思います。海外版では前腕のパーツが取れやすいという問題もあったようですが、国内版では問題なさそうです。


前面&背面。


側面。

底面。上半身、下半身とも細かく変形しているのが分かると思います。

リア部分にジェットパックを取り付け可能。「エリータ-1」側に専用の5mmジョイントが用意されているのですが、そのジョイントのパーツが小さく、ヒンジ部分がはめ込み式なので、ジェットパックを外そうとするとかなりの確率で、そのパーツごと外れてしまいます。

武器はサイドに取り付け可能。
比較

スタジオシリーズ版「オプティマスプライム」と。この「オプティマスプライム」はマトリクスを手に入れた後の姿ですが、映像を見ると、実際はオプティマスの方がもう少し大きく見える印象があります。

ビークルモードでも。

「バンブルビー」と「メガトロン」を加えて。「オプティマスプライム」と「メガトロン」はかなり初期に発売されたこともあって、ちょっと映画の印象と違って見えるのが残念。いつかボイジャークラスで出てほしいなあ。

ビークルモードでも。
可動・アクション

可動も悪くはないのですが、前述の通り胸部のジョイントがほとんど機能していないので、遊んでいると外れてしまいます。しかも受けのほうがタイヤパーツなので、くるくる動きやすく、直すのにちょっと手間がかかる…あとはもう少し足首の可動があると嬉しかったかな。けど、その他は特に問題なく、太もも部分のロール関節も面白い作りをしていたり見どころも多いです。以下、写真続きまーす。


『ONE』が公開されてからもう1年以上経ちましたが、トランスフォーマーの映画としてはやっぱりとても面白いし、CGもすごい。映画公開時の玩具展開が結構消極的な感じで、「エリータ-1」も公開時は簡易変形のラッシュバトル版しか発売されていませんでした。『バンブルビー』や『ビースト覚醒』の時もそうだったけど、せっかく映画を見ても、遊べる玩具がないっていうのはもったいないと思うなあ。

ちなみに、コグを手に入れる前と後では結構デザインが違っていて、コグ入手前は白い部分が多く、そっちはそっちで出てくれたら嬉しいけど、コグ入手前はそもそも変形できないからダメか…


フィギュアスタンド用の穴はなし。

以上、「トランスフォーマースタジオシリーズ(国内版)」から「TS-11 エリータ-1」でしたー!まずは、『トランスフォーマー/ONE』の公開からすでに1年が経過したわけですが、これまで「エリータ-1」のしっかり変形する玩具が全く発売されておらず、ようやくこのスタジオシリーズで発売されるということで楽しみにしていました。胸部のパネルが固定できないのがちょっと気になりますが、それ以外は劇中再現度も高く、可動も普通に遊ぶには十分動いてくれます。変形も見所が多く、細身の体ながらしっかり変形してくれます。ようやく物語の主人公格4人が揃ったのも嬉しいけど、全員デラックスクラスでスケール感がちょっとチグハグな感じなのは残念。これからも『ONE』のキャラクターたちはスタジオシリーズ化されていくようなので、そういうところ含め色々補完されていったら嬉しいなあ。



この記事へのコメント