レビュー:エイジ・オブ・ザ・プライム(海外版) ターゲットマスター サーショット

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エイジ・オブ・ザ・プライム(海外版) ターゲットマスター サーショット

今日は「トランスフォーマージェネレーションズ エイジ・オブ・ザ・プライム(海外版)」から「ターゲットマスター サーショット」をご紹介!



商品名ターゲットマスター サーショット(シュアショット)(Targetmaster Sureshot )
シリーズジェネレーションズ エイジ・オブ・ザ・プライム
クラスデラックスクラス
メーカーHasbro
発売日2025年11月
価格27.99ドル

ということで、エイジ・オブ・ザ・プライム版デラックスクラス「サーショット(シュアショット)」です!「サーショット」はG1時に『トランスフォーマー ザ・リバース』、『トランスフォーマー ザ☆ヘッドマスターズ』に登場したオートボット(サイバトロン)ターゲットマスターの射撃員。さらにターゲットマスター「スポイルスポート」が付属します。玩具としてはG1玩具以降初のリメイクで、完全新規のデラックスクラスとなります。日本では2026年3月に「AOTP-25 サーショット」として発売されます。それではいってみましょー!

【パッケージ】

エイジ・オブ・ザ・プライム サーショット パッケージ
エイジ・オブ・ザ・プライム サーショット パッケージ

パッケージ。名前はスペル的にも「シュアショット」が正しいのですが、日本版は「サーショット」名義での発売になるので、今回はそちらに合わせて呼んでいきたいと思います。写真では見切れていますが、先日紹介した「クインタスプライム」同様、フック部分はプラスチック製になっています。

エイジ・オブ・ザ・プライム サーショット パッケージ

驚いたのは付属品がビニール袋に入っていること!近年ジェネレーションズ、スタジオシリーズの付属品は紙に包まれていましたが、今回はビニールの袋になっています。今回がたまたまなのか、今後はまたビニール袋に戻るのかは分かりませんが、ウインドウがまたプラスチックに戻ったり、フック部分がプラスチックになったり、一時期の過剰なまでのプラスチックフリー路線は息を潜めつつあります。

エイジ・オブ・ザ・プライム サーショット パッケージ

イラスト面。

【ロボットモード】

エイジ・オブ・ザ・プライム サーショット ロボットモード

ロボットモード。G1玩具と『ザ・リバース』での見た目を踏襲したようなデザインになっています。スタイルもよく、各部のディテールもしっかり造形されていてカッコイイ。ここ最近のジェネレーションズのリメイクでは、アニメの雰囲気をストレートに再現するものが比較的多い印象ですが、この「サーショット」は今回独自のアレンジが結構効いています。脚部が単色の整形色のみなのが少し寂しい感じもしますが、サイドにボリュームのある膝下はいい感じ。

エイジ・オブ・ザ・プライム サーショット ロボットモード

背面。ふくらはぎ部分に配置されたタイヤがかっこよく、裏側のスペースをうまく隠しています。

前面&背面。

側面。

エイジ・オブ・ザ・プライム サーショット ロボットモード

バストアップ。頭部は『ザ・リバース』での見た目を再現したものになっています。『ザ☆ヘッドマスターズ』のヒロイックなロボット顔の方も見たかったな。

エイジ・オブ・ザ・プライム サーショット ロボットモード

肩のウイングパーツは着脱できるようになっています(購入時は外されています)。接続は5mmジョイントですが、通常の穴と比べると浅く、変形するときなど少し外れやすいです。

【スポイルスポート】

パートナーである「スポイルスポート」。『ザ☆ヘッドマスターズ』では「スポイル」という名前でした。3つのパーツで構成されたシンプルなものですが、デラックスクラスでちゃんとターゲットマスターが付属するのはとても嬉しい。

エイジ・オブ・ザ・プライム サーショット スポイルスポート

ウェポンモード。2連装のレーザー銃に変形。

エイジ・オブ・ザ・プライム サーショット スポイルスポート

ウェポンモードで背中に取り付けておくことができます。

【ビークルモード】

エイジ・オブ・ザ・プライム サーショット ビークルモード

ビークルモード。スペースバギーに変形します。バギーカーらしく、前後で大きさの違うタイヤがとてもカッコイイ。ロボットモード同様、比較的アレンジの効いたデザインになっていますが、G1玩具で印象的なフロントバンパー部分や、カラーの配置など再現されているので、しっかり「サーショット」に見えます。

エイジ・オブ・ザ・プライム サーショット ビークルモード

背面。タイヤはピン留めではなくはめ込み式ですが、接続部分は裏側に隠れる形でフラットなホイールを再現しています。そしてこの「サーショット」の最大の魅力は変形で、かなりダイナミックな変形をします。特に上半身の変形はヒンジを多用して形状を変えていく過程がすごい。初リメイク玩具はオリジナル版の変形を強めに踏襲しがちですが、この「サーショット」はパーツの配置はオマージュしつつ、オリジナリティあふれる変形がとても楽しいです。ただ、上でも言いましたが肩に5mmジョイントで接続されているリアウイングが微調整時に外れやすいのだけちょっと難点。

前面&背面。

側面。

エイジ・オブ・ザ・プライム サーショット ビークルモード

「スポイルスポート」はG1玩具同様フロント部分に取り付け可能。

エイジ・オブ・ザ・プライム サーショット ビークルモード

サイドにも5mm穴があるので、そこにも取り付けておくことができます。

【比較】

エイジ・オブ・ザ・プライム サーショット 比較

これまでリメイクされた、オートボットのターゲットマスターたちと。左がシージ版「クロスヘアーズ」、右が「ポイントブランク」。今回の「サーショット」でようやくターゲットマスター3人が揃いました!「クロスヘアーズ」のパートナーがいないのがちょっと残念だけど、ディセプティコン(デストロン)たちはレジェンズ時代に揃っていたので、そう考えるとオートボット側が揃うまではすごい時間がかかったなあ。

エイジ・オブ・ザ・プライム サーショット 比較

ビークルモードでも。「クロスヘアーズ」も「アイアンハイド」のリデコですが、結構それっぽいので、ちゃんと揃った感じがします。

【可動・アクション】

エイジ・オブ・ザ・プライム サーショット ポーズ

可動も良好で、各部可動範囲が広くしっかりポーズ付けすることができます。足の付け根のロールもちゃんと内側に仕込まれているし、足首の可動も前後と内側に動くので、大きくポーズをつけやすく動かしていてとても楽しいです。ただ、足首の前後の可動が少し緩く、後ろの方にも動くので直立時に少し調整が必要です。以下、写真続きまーす。

エイジ・オブ・ザ・プライム サーショット ポーズ
エイジ・オブ・ザ・プライム サーショット ポーズ

片膝立ちも余裕で決まります。

エイジ・オブ・ザ・プライム サーショット ポーズ

「ポイントブランク(ブランカー)」もそうですが、『ザ・リバース』と『ザ☆ヘッドマスターズ』では顔の印象が結構違っていて、個人的にはやっぱり『ザ☆ヘッドマスターズ』の顔のバージョンも欲しくなってしまう…

エイジ・オブ・ザ・プライム サーショット ポーズ
エイジ・オブ・ザ・プライム サーショット ポーズ

前腕部分にも5mm穴があるので、そこに武器を取り付けておくこともできます。ちなみに『ザ☆ヘッドマスターズ』では、武器は手に握るのではなく、手首から生えているような見た目でした。

エイジ・オブ・ザ・プライム サーショット ポーズ

おしり部分にフィギュアスタンド用の穴が用意されています。

エイジ・オブ・ザ・プライム サーショット ポーズ

以上、「トランスフォーマージェネレーションズ エイジ・オブ・ザ・プライム(海外版)」から「ターゲットマスター サーショット」でしたー!まず何よりオートボットのターゲットマスター最後のメンバーとなる「サーショット」が無事発売されたことが嬉しい!シージ時代から考えれば5年が経過しており、日本では『ザ☆ヘッドマスターズ』での印象も強いので心待ちにしていました。そういうこともあり、購入前は「メンバーが揃う」ことに主に焦点を当てており、玩具自体はオリジナルを踏襲した比較的シンプルな作りかな?と思っていたのですが、いざ実物を触ってビックリ。広い可動範囲もさることながら、変形がとても面白く一気に気に入ってしまいました!パーツ数は多くはないのですが、特にボディのヒンジを使ったパーツ移動が秀逸でとてもわくわくする変形になっています(肩のパーツが別パーツで外れやすいのだけちょっと残念だけど)。近年、初めて(もしくは久しぶりに)リメイクされるキャラクターはオリジナル版の変形をなぞって、そこまで奇をてらった変形にならないことが多く、どちらかといえばコレクション欲を満たすものが多いですが(悪いことではありませんが)、今回の「サーショット」はデラックスクラスという制限のなかで、パートナーをつけるという要件を満たしながら、チャレンジングな変形と広い可動を兼ね備えているので、今回のレビューを見て気になった方はぜひ手にとってみてください!

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この記事へのコメント

  1. アレンジ路線というよりは間違いなく初代再現寄りではあるものの程よく改変された感じはなんとなくこれだけシージ期のテイストに戻ってきた感あります
    ポイントブランクはタゲマス同梱でコストが苦しそうでしたがダブルターゲットマスターのリメイク等を踏まえてこなれたんですかね

  2. コレはスルーしてましたがちょっと欲しくなってきたな…
    へドマス知ってる身としてはツインアイの見た目で欲しかったですがゴーグル顔なりのイケメン寄り造形で良い感じ。
    ミニ四駆を思わせるバギーの見た目は当時品そのままで実にノスタルジック!
    こうなると色々な点で練り込み不足を感じるポイントブランクが本当に悔しい…!

  3. クロスヘアーズのターゲットマスターは別のキャラに付属する形で商品化するのかな。

  4. デキが良さそうな分、手が丸出しなのが気になる!内側スカスカだからしまえそうだけど、パーツ数的に厳しかったんかなぁ
    どうにかマフラーと見立てるか…?

  5. ※3
    WFCのメガトロンに「捕虜」として付いてたんですよね・・・

    ファイアードライブのリカラーでしたが

  6. ドラマチックキャプチャーでアニメ顔のターゲットマスターを期待しましょう