
今日は「トランスフォーマー スタジオシリーズ(海外版)」から「コンストラクティコン デバステーター」をご紹介!
| 商品名 | コンストラクティコン デバステーター(Constructicon Devastator) |
|---|---|
| シリーズ | スタジオシリーズ |
| クラス | - |
| メーカー | Hasbro |
| 発売日 | 2025年 |
ということで、スタジオシリーズ版「デバステーター」です!この「デバステーター」は『戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー』や『トランスフォーマー ザ・ムービー』に登場したディセプティコン(デストロン)の巨人兵。スタジオシリーズ版「ボーンクラッシャー」、「スクラッパー」、「フック&ロングハウル」、「スカベンジャー」、そして「ミックスマスター」の6体を合体して完成するもので、日本でも2025年11月に発売される「TS-08 スカベンジャー」と「TS-09 ミックスマスター」をもっていよいよ完成となります。それではいってみましょー!
それぞれのメンバーのレビューは以下からどうぞ!
【ロボットモード】

「デバステーター」ロボットモード。約半年の月日を経てついに「デバステーター」完成!これまでのレビューでも見てきた通り、ユナイトウォリアーズ(コンバイナーウォーズ)版をベースに、より劇中の見た目に寄せられており、カラーリングもG1玩具にも近い印象になっています。各部のディテールもメリハリが効いており、全体的な印象も良好。大きさはユナイトウォリアーズ版よりもだいぶコンパクトになりましたが、それでも頭のてっぺんまでで約33cmほどで、かなりボリュームがあります。この大きさとしては全体の密度感もかなりあって、各部みっちりした作りなのもいい感じ。何より、6体揃えて合体したという達成感と満足感があります。

背面。背中の背負いものはG1玩具のパーツ配置を彷彿とさせる感じ。踵部分は両足とも後ろに長めに確保されているので安定感があります。


前面&背面。


側面。

バストアップ。頭部は『ザ・ムービー』での見た目であるバイザーアイが再現されています。口元もぎゅっと結んだ感じがたくましさを感じます。ユナイトウォリアーズ版のようにフェイス替えギミックはありません。胸部のパネルは「フック&ロングハウル」に付属したもので、左右の腕メンバーのキャタピラ部分を固定する役割もあります。

手は開閉可能。この手のパーツも「フック&ロングハウル」に付属したもので、両腕の前腕部分に取り付ける形になっています。

武器は大型の銃。G1当時は「太陽エネルギー・ビームライフル」という名前がついていました。この武器は「スクラッパー」に付属したもの。

各メンバーの武器を各部に取り付けておくことができます。これは「フック&ロングハウル」に付属の合体用の説明書に書かれています。まずは「ボーンクラッシャー」の武器は左腕部分に取り付けます。

「スカベンジャー」の武器は右腕に、フックは首のクレーン部分に取り付けます。「スクラッパー」と「ミックスマスター」の武器は背中バックパック部分に取り付けます。

「ロングハウル」の武器は左足の爪先部分に取り付けます。左足は先端が短いので、これがあることでより安定感が増します。
【比較】

ユナイトウォリアーズ版「デバスター」と。今回のスタジオシリーズ版は各メンバーの作りや合体方法などかなりユナイトウォリアーズ版がベースになっています。大きな差といえば、太もも部分が『ロングハウル』ではなく、新たに追加されたトレーラーパーツから変形する構造になったことと、「ミックスマスター」がよりG1の見た目に近くなったこと。どちらも開発を担当したのはタカラトミーの蓮井章悟氏で、UW版の経験経てさらに完成度が増したものになっているように感じます。ちなみにユナイトウォリアーズ版は写真まで撮っていたけど、タイミングを逃してレビューできていませんでした…いつか写真撮り直してレビューできたらいいなあ(タイタンクラスはどうしてもレビューに時間がかかったり、写真の加工に時間がかかってしまう…)。

スタジオシリーズ86版コマンダークラス「オプティマスプライム」、リーダークラス「メガトロン」と。同じスタジオシリーズではありますが、流石にサイズ感は劇中とは違っています。

レガシー版「メナソー」と。「デバステーター」の方が頭ひとつ大きい感じ。また、「デバステーター」はいわゆるスクランブル合体ではなく、ワンオフの合体なのでキャラクターとしてのまとまりをより感じます。

エイジ・オブ・ザ・プライム版「スペリオン」と。「スペリオン」も大体「メナソー」と同じサイズ感ですが、「スペリオン」はよりアニメっぽい印象になっているので、並んだ時の雰囲気は結構合ってる感じがします。
【可動・アクション】

可動はとても素晴らしく、かなりしっかり動いてくれます。若干右足の「スクラッパー」が不安定なのと、肩関節がクリック関節ではないので、武器を持たせて腕を上げると重さに負けて腕が下がってしまうことがあります。気になるのはそれくらいで、サイズや重さが絶妙でダイナミックなポーズをしっかり取れるし、ガシガシ動かしてもバラけたりもしないので想像よりずっと遊びやすいです。以下、写真続きまーす。


足首は硬めのクリック関節になっているので、どっしり接地させて立つことができます。


『テレビマガジン』のスタジオOX版イラストをイメージして。


銃を両手が構えることも可能。



太ももパーツを専用のトレーラーに任せた構成が非常に効果的で、シンプルな作りで可動もしっかりしているのでポーズも決めやすいです。6人のサイズも揃ったし、G1玩具のオマージュでもあるのでいいことづくめだったと思います。

『ザ・ムービー』で「グリムロック」を蹴飛ばすシーンをイメージして。こんな感じで頑張れば片足でも立てます。ただ、やっぱり結構重量あるので倒れた際のダメージを考えるとあまりオススメしません!

こちらも劇中をイメージして「スラッグ」を投げ飛ばすシーンを再現。がっしりは持てないので、絶妙なバランスで持たせています。『ザ・ムービー』の中でもかなり迫力のあるシーンである「デバスター」とダイノボットたちとの戦いをこうして再現できるのがとても嬉しい!

以上、「トランスフォーマー スタジオシリーズ(海外版)」から「コンストラクティコン デバステーター」でしたー!ユナイトウォリアーズ版の完成度がとても高かっただけに、最初はその縮小版くらいの印象でしたが、こうして6体が揃って合体してみると、今回のスタジオシリーズ版ならではの良さをとても実感できました。各メンバーがかっちり変形して、各部接続もガッチリ接続できるので、30cmオーバーの大きさながらとても遊びやすい!ユナイトウォリアーズ版よりはサイズダウンしていますが、その分各部のパーツの詰まり具合や密度がアップしており、その存在感は他のトランスフォーマーでは感じられないものだし、合体兵士の代表である「デバステーター」らしい圧倒的な姿だと思います。また、サイズダウンしたことによりいつでも遊べるサイズになっているのが個人的にはとても嬉しく、机にも置いておけるサイズなので、今もそれを眺めてニヤニヤしながらこの文章を書いています。各メンバーもレビューしてきた通り個性的な作りで、それぞれに満足度が高いし、シージ以降のジェネレーションズスタイルでビルドロンたちが揃ったことがとても嬉しい!ユナイトウォリアーズ版と似た部分が多いので、インパクトこそ控えめですが、G1再現度や「デバステーター(デバスター)」玩具の決定版だと思うし、合体する玩具としても群を抜いた傑作になっていると思うので、ぜひ皆さんも6体揃えてニヤニヤしてほしいです!オススメ!









この記事へのコメント
このデバスターに限った話じゃないはずなんですが
6体合体で各所に配置されたタイヤが一段と格好良く見えますね!
是非とも手に取りたい…!
やはり大きさがな・・・大きいは正義
最初は金額的にスルーの予定でしたが、こちらのレビューで我慢できずにメンバー揃えました!
予約組が揃うのが楽しみです!
胸パーツはもうちょっと上がいいなと思ってたんですが、
G1玩具版を見ると大体同じ程度の位置なんですよね。
UW版出たときはこれ以上のデバスターは今後なかなか出ないだろうと思ってたのに、
あっさり超えてきたのが凄いですね。
個人的には、G1玩具版へのオマージュみを強くするならばリスペクトモード用として、
デバスターの顔の右側面に武器取り付け用の凹ジョイントが欲しかったなとw