
今日は「トランスフォーマージェネレーションズ エイジ・オブ・ザ・プライム(海外版)」から「ザ・サーティーン アルファトライオン」をご紹介!
商品名 | ザ・サーティーン アルファトライオン(The Thirteen Alpha Trion) |
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シリーズ | ジェネレーションズ エイジ・オブ・ザ・プライム |
クラス | ボイジャークラス |
メーカー | Hasbro |
発売日 | 2025年9月 |
価格 | 34.99ドル |
ということで、エイジ・オブ・ザ・プライム版ボイジャークラス「アルファトライオン」です!「アルファトライオン」はサイバトロン星で最初に誕生した13人のプライム(最初の13人)のひとりであり、歴代のオートボットリーダーたちを陰ながら導いてきた伝説の賢者。日本では「アルファートリン」として有名です。完全新規のボイジャークラスとなり、日本では2025年12月に「AOTP-20 アルファトライオン」として発売されます。それではいってみましょー!
【パッケージ】


パッケージ。

イラスト面。
【ロボットモード】

ロボットモード。今回の「アルファトライオン」は『戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー』のエピソード「引きおこされた戦争」に登場した若かりし日の姿を再現したもの。それに加え『2010』のエピソード「時の罠」に登場したさらに過去の姿である「A-3」の要素も取り入れられているのが分かります。ディテールもしっかり造形されており、フォルムは比較的シンプルですが、密度感ある見た目になっています。また、伝説のアーティファクトとしてクイル(羽根ペン)と書物である『プライムの契約』を持っているのがトランスフォーマーとしてはとても珍しく、武力ではない力で革命をなそうとする勇姿が再現されています。

背面。背中はビークルモードのガワ部分がマントのような形で配置されています。


前面&背面。


側面。

バストアップ。顔も「引きおこされた戦争」に登場した際の見た目を忠実に再現。写真ではちょっと分かりにくいですが、口髭部分は白く塗装されています。

手は開閉可能。

腹部のオートボット(サイバトロン)マークは脱着可能。手に持たせることで『2010』の「時の罠」で使用した「リモートコーダー」(「ガデボ」の動きを止めることができるパワー)を再現することができます。

肩の突起部分は5mmジョイントになっており脱着可能。そこにリモートコーダーをつけたり、取り外した突起も各部の5mm穴に取り付けておくことができます。

続いてクイル(羽根ペン)。特にギミックはなく、手に持たせることができるのみ。

アーティファクトである『プライムの契約(Covenant of Primus)』。表紙部分に5mmジョイントがあり、そこを手に持たせます。「アルファトライオン」はこの本にクイルを使ってサイバトロン星の歴史を記し語り継ぐとのこと。本は開閉可能で、クリアパーツ製のページが2ページ分あり、ページをめくることができます。


本の中はこんな感じ。中表紙にはサイバトロン星が描かれています。さらにページを開くと「アルファトライオン」のマークとサイバトロン文字で「TILL ALL ARE ONE(宇宙をひとつに)」と書かれています。

盾。腰部分に取り付けていたパーツを変形させて手に持たせたり、前腕の5mm穴に取り付けることができます。

『プライムの契約』は背中、クイルはシールドの裏側に取り付けておくことができます。
【ビークルモード】

ビークルモード。スペースシップに変形。アニメでは「アルファトライオン」は変形することはないので、今回のビークルモードは玩具オリジナルのものになります。IDWで作られたコンセプトアートを元にしているようで、そのデザインにかなり忠実に再現されています。コックピット部分はクリアパーツでできていていいアクセントになっています。

背面。変形は比較的ステップ数の少ないシンプルなものではありますが、胴体の変形はなかなか珍しいパターンになっています。シールドは腰につけたまま取り外さずそのまま変形することができます。


前面&背面。


側面。

クイルと本は底面に取り付けておくことができます。

コックピット部分は開閉することができ、中にタイタンマスターを座らせることができます。ただ、この状態で閉じることは難しく、完全に閉じるには頭部モードに変形させる必要があります。
【比較】

レガシー版「ア ヒーロー イズ ボーン」の「アルファトライオン」と。 レガシー版は「スカージ」のパーシャルですが、なかなかに再現度高く、長老としての風格もあってお気に入り。『ONE』での活躍も記憶に新しく、まさかこんな短期間で「アルファトライオン」玩具がこんなにたくさん出るなんて…!スタジオシリーズ版も楽しみ。

ビークルモードでも。

エイジ・オブ・ザ・プライム版「プライマプライム」と。

ビークルモードでも。
【可動・アクション】

可動も良好。各部しっかり動いてくれます。手の開閉もあるし、ペンと本というのがこれまでにない新しさで、ポーズ取りも楽しい。ただ、ペンを構えるために手首の可動があればもっと良かったかな。以下、写真続きまーす。


ペンと本でポーズつけることは今までなかったのでとても新鮮。

初代アニメではこの姿で瀕死の「オライオンパックス」の資質を見抜き、「オプティマスプライム(コンボイ)」として蘇らせました。AOTPでもエアーボット部隊が揃いつつあるし、これで「引きおこされた戦争」ごっこが捗る…!

手を開くことで本を持つことも可能。首も下に向けるので本を読んでる感じを出せます。

本はページをめくれたり、ちゃんと中に文字まで書かれていて、これまでのアーティファクトの中でもかなり力が入った作りになっています。ここまで「戦わない」スタイルのトランスフォーマーは珍しいし、「アルファトライオン」キャラクター性をとても強く現していると思います。

フィギュアスタンド用の穴はなし。

以上、「トランスフォーマージェネレーションズ エイジ・オブ・ザ・プライム(海外版)」から「ザ・サーティーン アルファトライオン」でしたー!「最初の13人」の中でも特に馴染み深い存在である「アルファトライオン」が、まさかの若き日の姿でリメイクということで楽しみにしていました。本体は比較的オーソドックスな作りではありますが、「引きおこされた戦争」の姿での立体化というのも嬉しく、同時期に発売されるエアーボット部隊のみんなと一緒に遊べるのが楽しいです。武器ではなく羽根ペンと本というのも面白く、また、その本自体の作りも非常にリッチです。キャラとしては地味ではあるものの、家にいるだけでG1コレクションの世界観が一気に広がる感じがする1体なので、気になる方はぜひ手に取ってみてください!
この記事へのコメント
AOTPアルファトライオン国内版を予約しています。マイクロナスと共に年末に届くのが楽しみです!
本がページを捲れるなんてすごすぎる
持ち方的にしょうがないけど、ペンの持ち方が子供が握ってるみたいでかわいい
ガンプラの差し替え手首より、トランスフォーマーの武器持たせ変え前提の構造の方が好き!
アルファトライオンもだけど、髭のロボットなのにこんなにかっこいいのって冷静に考えるとシュールなはずなのにめっちゃかっこいいな…
すごい!
手首回転すれば最高だったんですが、堅実な出来で、本とペンも独特で良いですね。
膝のブロック移動でより完璧なビークルモードを形成したり、背中のガワの両端を動かして末広がりなマントに見立てたりと細かなコダワリが見て取れます。
シルバーの顔に白いヒゲで目立ちにくいせいかどうしてもアヒル口に見えてしまう
ヒゲだと意識して見るとイケメンなんだけどね
ヒゲが分かりにくいせいで、なんか○○ザマスって言いそうな感じに…。
これはこれで変形がそれなりに凝ってて面白いんですが、
ロボットモードのデザインは正直レガシー版の方が好きですね。
そっち買っとけばよかったかな。
それにしても、ずっと何か足りないなあと思ったら、そうか、顎髭がないのか。
ちょっと若い頃の姿って事なんでしょうかね。
アルファトライオンと言われるとタイタンズリターン期のものが印象的でしたね!毎回違うビークルなのでワクワクしてます!
日米共にエアーボットの残りのメンバーと同日発売というのが何かを感じる
お顔がアニメそのままのイメージで素晴らしい!