
今日は「トランスフォーマージェネレーションズ エイジ・オブ・ザ・プライム(海外版)」から「ザ・サーティーン マイクロナスプライム」をご紹介!
商品名 | ザ・サーティーン マイクロナスプライム(The Thirteen Micronus Prime) |
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シリーズ | ジェネレーションズ エイジ・オブ・ザ・プライム |
クラス | デラックスクラス |
メーカー | Hasbro |
発売日 | 2025年9月 |
価格 | 24.99ドル |
ということで、エイジ・オブ・ザ・プライム版デラックスクラス「マイクロナスプライム」です!「マイクロナスプライム」はサイバトロン星で最初に誕生した「最初の13人」のプライムのひとりで、ミニコン(マイクロン)たちの始祖として知られる存在。今回の玩具は完全新規のデラックスクラスで、日本では2025年12月に「AOTP-16 マイクロナスプライム」として発売されます。それではいってみましょー!
【パッケージ】


パッケージ。

イラスト面。
【ロボットモード】

ロボットモード。全体的にずんぐりとしたシルエットで、トランスフォーマーとしては珍しい無骨な見た目。というのも、この姿は「マイクロナスプライム」が「エイペックスアーマー」を着た姿で、いわゆるパワードスーツのようなもの。色味はグリーン系と黒でまとめられており、ずんぐり体型と頭部のデザインも相まって兵器感ある見た目がかっこいいです。

背面、背中には左右に小型のプロペラが配置されています。


前面&背面。


側面。

バストアップ。頭部はモブ感あるシンプルな造形。

背中のプロペラは手で回転させることができます。

胸部には伝説のアーティファクト「キメラストーン」が嵌め込まれています。5mmジョイントの接続なので脱着可能。中央には「マイクロナス プライム」を表すマークがプリントされています。

手持ちの武器はありませんが、指先がミサイルのような造形になっています。エフェクトパーツが取り付けられたらよかったかな。

胸部を開けると、中にはキメラストーンに変形した「マイクロナスプライム」の本体が収納されています。エイペックスアーマーは『トランスフォーマー プライム』で登場したものですが、そのオマージュの他にも、プリテンダーテクノロジーの初期段階という設定も込められているとのこと。
【ミニコンモード】

続いてミニコン(マイクロン)モード。キメラストーンからロボットモードに変形。デザインは『Transformers: Robots In Disguise(トランスフォーマーアドベンチャー)』に登場した「マイクロナス」の見た目を踏襲。大きさはいわゆるマイクロンサイズで、各部に使われているクリアパーツがとてもキレイな色。

背面。エイペックスアーマーで腹部に取り付けていた小型のキメラストーンは背中に取り付けます。


前面&背面。


側面。

バストアップ。頭部のデザインも『Robots In Disguise(アドベンチャー)』準拠のデザインになっていて、小さいながらしっかり造形されています。胸の中央部分はマイクロンジョイントに見えますが、造形とプリントのみで実際には穴は空いていません。


キメラストーンモード。表面には『マイクロン伝説』でもおなじみのマイクロンのエンブレムが全体に大きくプリントで再現されています。個体差なのか、管理人のものは脚部を閉じた部分(中央下部)に隙間が空いてしまいます。左膝のボールジョイントの位置がちょっとズレているのが原因っぽいけど、すでに受けの部分が白化しているので調整は難しそう。
【ビークルモード】

続いてエイペックスアーマーを組み換え変形したビークルモード。一輪のバイクに変形し、そこにミニコン状態の「マイクロナスプライム」を乗せることができます。「マイクロナスプライム」本体はハンドル部分を持たせて、脚部をジョイントで固定します。一輪バイクということで、タイヤは太いので横に倒れることはないのですが、スタンドもないので前後には倒れてしまいます(写真ではサイドの5mm穴にスタンドを接続しています)。しかし、これまでになかったスタイルのビークルモードで、しかもミニコンは乗れるというのがすごく楽しい!

背面。エイペックスアーマーの変形も面白く、脚部が円筒状のタイヤに変形し、背中のプロペラをホイールとして接続します。なので、しっかり転がし走行も可能。


前面&背面。


側面。
【ウェポナイザーモード】

エイペックスアーマーはこんな感じで分離してウェポナイザーとして他のトランスフォーマーをパワーアップさせることができます。


上半身はドローン、下半身はタイヤ(シールド)になります。

説明書には同じWaveで発売された「ファイヤーフライト」に装備させる例が掲載されています。背中のパーツはジョイント接続ではなく、挟み込むような形で固定しているだけなのでこの状態ではほとんど保磁力がありませんが、5mmの凸ジョイントが用意されているので、背中に5mmの受けジョイントがあるトランスフォーマーであればしっかり接続できます。
【比較】

同じ最初の13人のプライムのデラックスクラスメンバー「ソラスプライム」&「アルケミストプライム」と。「ソラスプライム」と「アルケミストプライム」はオーソドックスなビークルからロボットに変形する玩具ですが、今回の「マイクロナスプライム」はエイペックスアーマー、マイクロンモード、ウェポナイザーとデラックスクラスとは思えないほどの遊びが詰まっています。今後発売される最初の13人メンバーもキワモノが多そうで楽しみ。

ビークルモードでも。ちなみに「マイクロナスプライム」と「ソラスプライム」はかつて対「ユニクロン」のために、ベクターシグマの元となるコンピューターシステムを作った仲。
【可動・アクション】

エイペックスアーマーの可動はこんな体型ながらしっかり動いてくれます。腰こそ回りませんが、腕、脚はよく動くし、足首の横の可動もかなり広く動くようになっています。ビークルやアーマーへの組み合わせを考えた関節配置になっており、遊んでいて自然なポーズが取りやすいです。以下写真続きまーす。



中の本体もこんなサイズですがしっかり動いてくれます。ちなみに『トランスフォーマー/ONE』に登場した「マイクロナスプライム」はこの姿がベースにデザインされているようですね。

一輪バイクに乗って。各部分離はしますが、脚部がタイヤになる変形は見事で、しっかり変形の楽しさも兼ね揃えています。


以上、「トランスフォーマージェネレーションズ エイジ・オブ・ザ・プライム(海外版)」から「ザ・サーティーン マイクロナスプライム」でしたー!デラックスながら、エイペックスアーマー、ミニコン、ビークルモード、そしてウェポナイザーと複数の形態を楽しめる贅沢な内容で、「最初の13人」という伝説的存在にふさわしいギミックが盛り込まれています。「マイクロナスプライム」の名前の通り、ちゃんと「マイクロン」として本体が存在するのがこだわりを感じるところで、『アドベンチャー マイクロンの章』のマイクロンと同等のサイズ、変形パターンであることも、シリーズの垣根を超えた存在のように感じます。ビークルモードの一輪バイクもSF感あふれる感じですごくトランスフォーマーとしても珍しいし、そこにちゃんとかっこよく本体を乗せられるのが楽しいです。普段のデラックスクラスとはかなり趣が異なり、さまざまなギミックを楽しめる玩具なので、キャラクターを知らずとも十分楽しめると思います!
この記事へのコメント
えっ、管理人様もうファイアーボルト手に入れたんですか?
プリテンダーやマイクロマスターはそれまでなかった全く新しいテクノロジーという設定が好きだしなんでもかんでも後付け祖先設定してほしくないんだよな~
それ言いだしたらコンバイナーとかビーストモードだってそうだし拘ってちゃいけないんだろうけど
何よりプリテンダーってことで興味が出てしまってる自分もいるので…これを試金石に色々出してほしい
レビューお疲れ様です!
ギミック多くて面白そうです!
ミニコンモードの最初の文章が「各部に使われているクリアパーツが」で区切られちゃってます…!
本当にこれデラックスクラスでいいんですか?
と聞きたくなる程プレイバリューが高いですね
手のC字ジョイントっぽいのは使えるのでしょうかね?何か持たせられそうですが。
>>3さん
ご指摘ありがとうございます!
修正させていただきました。
>>5さん
エイペックスアーマーの手は5mm穴なので、武器など持てるようになっています!
アルケミストが色とヒゲ以外はサイバーバースのマカダムほぼまんまだったし、マイクロナスもアドベンチャーほぼまんま+プライム出典のエイペックスアーマー付きとなると、プライムたちも色んな時空から来てるのかなと妄想が捗る
マイクロンもといミニコンが運転手として搭乗できるかつそっち側が本体はマイ伝のダブルフェイスを思い出してしみじみ
ファイアーボルトを既にあるってことは、もうスカイダイブも?
元々気になってたけど、資金的にスルー…と思ってたけど、めっちゃギミックモリモリで欲しい…
めちゃサイズ小さいのにギミック満載で、国内版12月が楽しみですわあ。
個人的にはマイクロナスが後にプリテンダーやマイクロマスターに繋がる技術の祖である、という設定は世界観の広がりを感じられて好き
ヘッドマスターやゴッドマスター、ターゲットマスターなんかにも少なからず関与してる部分はあるだろうし、このギミックを上手く活用してプリテンダーの本格リメイクも期待できないかな…なんて