
今日は「トランスフォーマージェネレーションズ エイジ・オブ・ザ・プライム(海外版)」から「ザ・サーティーン オニキスプライム」をご紹介!
商品名 | ザ・サーティーン オニキスプライム(The Thirteen Onyx Prime) |
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シリーズ | ジェネレーションズ エイジ・オブ・ザ・プライム |
クラス | リーダークラス |
メーカー | Hasbro |
発売日 | 2025年9月 |
価格 | 54.99ドル |
ということで、エイジ・オブ・ザ・プライム版リーダークラス「オニキスプライム」です!「オニキスプライム」はサイバトロン星で最初に生まれた「最初の13人」のひとりで、ビーストモードを司るプライムです。完全新規のリーダークラスとなり、キャラクターとしても初の玩具化となります。日本では2026年1月に「AOTP-22 オニキスプライム」として発売されます。それではいってみましょー!
【パッケージ】


パッケージ。表面にはロボットモードとケンタウロスモードのイラストが。

イラスト面にはビーストモードが描かれています。
【ロボットモード】

ロボットモード。これは本当にトランスフォーマーなのか!?と思ってしまうほどファンタジーな出たちで、全身甲冑を纏ったような姿と、背中の大きな翼がとても印象的。大きさもリーダークラスらしいサイズで、トランスフォーマーらしからぬ迫力のある見た目になっています。メインのカラーであるブラウンもメタリックな質感で重厚感ある感じで、外側に広がるシルエットと相まってとにかくカッコイイ!どことなく『トランスフォーマー プライム ビーストハンターズ』に登場したプレダコンっぽさも感じます。

背面。背中の翼は有機的なデザインで、毛っぽい造形や血管の浮き出たような造形になっています。翼は軟質パーツが使われている部分があってちょっと重めですが、踵が後ろに伸びているので倒れにくくなっています。ただ、個体差だとは思うのですが、脚の付け根の横の可動の関節が緩くて勝手に開脚してしまうことが多かったです。


ロボットモード


側面。

バストアップ。頭部もこれまでのトランスフォーマーにはいなかったタイプで、モンスターを模った兜を被ったような見た目になっています。中の顔もなかなかのイケメン。

手は開閉可能。ビーストモード時には前脚になるので大きく開くことができます。

翼は通常は2枚が重なったような感じで、こんな感じで大きく広げることができます。グラデーションで塗装された部分が硬めの軟質パーツになっています。

武器。まずは大きな槍。先端部分はプライムの伝説の武器(アーティファクト)「トリプティックマスク」が取り付けられています。その名の通り、3つの仮面が連なったような見た目で、上から「ファーサイト」、「プレデター」、「モーンソング」という名前がつけられていて、それぞれの顔から様々なビジョンを見ることができるらしい。

トリプティックマスク部分。根本部分にオニキスプライムのエンブレムが小さくプリントされています。この部分は軟質パーツでできていますが、かなり硬めなのでぐにゃぐにゃすることはありません。

槍は背中の翼部分に取り付け可能。

尻尾部分も別パーツになっており、ケンタウロスモードでは変形して弓になります。
【ケンタウロスモード】

ケンタウロスモード。下半身が馬のような4本脚になり、さらに頭部も兜を深く被るような感じでモンスター顔になります。

背面。変形は比較的シンプルで、前脚にあたる部分を展開して上体を起こす程度でサクッとモードチェンジできます。


前面&背面。


側面。

バストアップ。頭部はロボットモードで兜だった部分で、鳥のような嘴がありつつ、下顎には歯が生えているというキメラ的な見た目になっています。

武器は尻尾を展開した弓と、槍を組み合わせた巨大な弓矢。弓は専用のジョイントで手に取り付けます。矢は弓にジョイントで固定する形になっていて、左手は添えるだけになっています。
【ビーストモード】

ビーストモード。6本脚のヒッポグリフタイプのドラゴンに変身。このビーストモードは今回玩具化にあたり新たに作られたもので、ケンタウロスモードの時とはまた違う、これまでのトランスフォーマーでは見たことのない幻獣タイプのビーストモードで、最初の13人としての特別感が際立つ姿になっています。様々な生き物がミックスされており、有機的なところと直線的なところが入り混じった見た目で、6本脚のインパクトもすごい。

背面。こちらも変形自体は比較的シンプル。6本の脚部の調整もちょうどその場所で関節がカクッと止まるようになっているので、迷わず位置を合わせることができます。


前面&背面。


側面。

頭部。口は開閉可能。ケンタウロスモード時の有機的な感じとは違い、直線的なデザインになっています。

武器は先端部分を外して背中に取り付けておくことができます。弓は尻尾にしてお尻に取り付けます。

ビーストモードは4本脚状態にすることも可能。ちゃんと説明書にも記載があるもので、4本脚になることで普通のドラゴンっぽい見た目になります。また、形状的にはロボットモードにかなり近い感じで、この4モードを自在に切り替えて戦う姿が想像できます。

背面。真ん中の脚の位置が変わる以外はほぼ同じ。

肩の位置が6本脚モードから変わって、よりマッシブな印象に。
【比較】

そろそろプライム全員を並べるのが大変になってきたので(13人揃ったらちゃんと全員並べることとして)、同じリーダークラスの「メガトロナス」と比較。サイズ感は同等程度ですが、同じシリーズとは思えないほどデザインの方向性が違っています。それが今回の最初の13人の面白いところで、様々に広がりを見せるトランスフォーマーの始祖たちが続々と揃っていくのがとても楽しい。

ビーストモード/ビークルモードでも。

もうひとり「プライマプライム」とも。

ビーストモード/ビークルモードでも。
【可動・アクション】

可動も悪くなく、よく動いてくれます。上でも書いた通り、個体差だとは思うのですが股関節がだいぶ緩い感じで、勝手に開脚してしまうのは玉に瑕ですが(脚部は分解できるので調整は可能)、足首もしっかり動くし、武器も大きく、また翼も大きく動くので迫力のあるポーズをつけることができます。以下、写真続きまーす。


槍は両手で構えることも可能。「オニキスプライム」はビーストの始祖ということですが、IDW版のコミックでは結構衝撃な設定があったりもします。残念ながらそこに至るまでのお話は翻訳もされておらず(そもそもIDW版のコミックは海外でも読めない…)。今回の玩具化にあたっても具体的な設定があるわけではないので自由に遊べるのですが、日本のファンには馴染みが少ないからもうちょっと情報は欲しいなあ。


ケンタウロスモードでも。前足もよく動くので、このモードでもしっかりポーズが取れます。

フォルム的には『聖闘士星矢』の射手座チックなフォルム。


ビーストモードでも。


以上、「トランスフォーマージェネレーションズ エイジ・オブ・ザ・プライム(海外版)」から「ザ・サーティーン オニキスプライム」でしたー!これまでのトランスフォーマー玩具にはなかったフォルムで、まさに「ビーストの始祖」と呼ぶにふさわしい圧倒的な存在感。モードごとに印象が大きく変わるのは本当に楽しく、リーダークラスらしいボリューム感もあり、他のプライムたちと並べても際立つ存在感になっています。変形は比較的シンプルで物足りなさはあるものの、変形というよりはむしろモードチェンジのような遊びができるようになっていて、4段変形を自在に切り替えて戦う姿が想像できて楽しいです。他の13人のプライムと同じくコアなファンアイテムな側面は強いけど、見た目で惹かれて購入しても十分満足できるかっこよさがあり、従来のトランスフォーマー玩具とは一味違った遊び方が楽しめます。気になる方はぜひ手に取ってみてください!
この記事へのコメント
股関節緩い問題はメガトロナスや騎士オプでもあったし、ちゃんと調整して欲しい
オニキスさん青くて2足逆関節のイメージがある(oneでもそうだったし)からそっちのほうが好みですけど茶色も獣らしくていいですね
なんとなくGFのジャングルプラネットみたいな雰囲気を感じて好き
変形よりもかっこよさ重視か。
SSグリムロックみたい。
最初のテンプレート表がMPMのものになっているみたいです!
オニキスは例のキャラと首を交換できたりすると面白いんですけどねー
IDW版もせめて海外版は何かしらの形で読めるといいのですが
リオレウスプライムと並べても違和感なさそうだな
デザイン雰囲気的にはビーストハンターズのプレダコン達の始祖ってイメージが強いね
現在発表されている13人の中ではダントツで好きな見た目です
股関節緩い問題は海外レビュワーでも言っている人がいましたね
背負い物が重そうですし経年劣化で股関節が早めに逝きそうで怖い…
どのモードもかっこいいですが、欲を言えばケンタウロスの胴体?下半身?前脚と後ろ脚がもう少し長ければ見栄えが更によかったんでは?と思います
凄く……凄く、何ちゃってビークルモードを俺変形で作りたくなる……!!!!wwww
股関節緩い問題は、国内版はちゃんと調整して欲しいですねえ。
>>4さん
ご指摘ありがとうございます!
修正させていただきました。
ケンタウロスへの変形は脚自体が割れて四本になるか背中に閉じてるかの固定観念に囚われていたから肩から出すって考えは目から鱗ぼろぼろ落ちた。
うわー超かっこいい