【ホットロッド】

G1玩具と同じく、小型の「ホットロッド(ロディマス)」が付属。デザインも踏襲されており、脚部にビークルモードのウイングが配置される形になっています。大きさはコアクラス程度ですが、作りはシンプルなものになっています。

背面。脚部にウイングが来るのはかつてのオリジナル版のオマージュだけど、そこは別に踏襲してくれなくても良かったような…

ビークルモード。スポーツカーに変形。小さいながら薄いボディもしっかり再現。

背面。変形もG1玩具時のものとほぼ同じ。

「スターオプティマスプライム」と比べるとこんな感じ。
【マイクロトレーラーMT-13】

続いて「マイクロトレーラーMT-13」。こちらも形状はG1玩具のものと似ていますが、後部の車輪4対は全て独立して動き、転がし走行ができるようになっています。

背面。サイドと後部に他のマイクロトレーラーと接続できるジョイントが用意されています。今後接続できるマイクロトレーラーが出ることはあるんだろうか…?

後部のハッチを開けて中に「ホットロッド」を収納しておくことができます。
【基地モード】

続いて基地モード。こちらもG1玩具と同じく「オプティマスプライム」自体が基地になる形で、見た目もかなり近しいものになっています。

背面。

パワードキャタピラー部分は青いダイヤル部分を回すと砲台が回転するギミックが仕込まれています。

スロープ部分には久々にA.I.R.ロックジョイントがあります。

砲台部分には「ホットロッド」を乗せることができます。

乗せるというか、「ホットロッド」の足で砲台の脚部分を挟むような感じで固定します。

ちなみに、パワードキャタピラー部分を「スターオプティマスプライム」に接続した状態では、オプティマスの腕にぶつかるので砲台の回転はできません。パワードキャタピラー部分との接続部分は意図的にかなり緩めになっているので、切り離して遊ぶことを前提にしているようです。


「ホットロッド」は「スターオプティマスプライム」の胸部部分に座らせておくことができます。また「スターオプティマスプライム」の前腕部分にも接続して立たせることができます。

脚部を展開した部分。スロープ部分はA.I.R.ロックジョイントになっています。ビークルモード時にも書きましたが、通路部分にマイクロトレーラーを接続するジョイントがあるので、ビークル状態の他のトランスフォーマーを出し入れするような遊びは難しいです。あと壁部分や開けたフタ部分も造形もシンプル。もうちょっと基地っぽい造形とかがあると嬉しかったな…

マイクロトレーラー部分。先頭部分を取り外して、トレーラー部分上部に砲台として取り付けることができます。
【比較】

ジェネレーションセレクト版「スターコンボイ」と。ジェネレーションセレクト版はPOTP版「オプティマスプライム」パーシャルということもあり、G1のイメージとは結構違った感じでしたが、かなり大掛かりなリデコでチャレンジングな商品でした。

ビークルモードでも。ジェネレーションセレクト版はG1コンボイ型の形状。

スタジオシリーズ86版「オプティマスプライム」と。

ビークルモードでも。

エイジ・オブ・ザ・プライム版「スペリオン(シルバーボルト)」と。サイズが小さくなったと言っても、タイタンクラスというだけあってやっぱりでかい。

2024年のタイタンクラスであるレガシー ユナイテッド版「タイダルウェーブ」と。こうして並べると今回の「スターオプティマスプライム」がかなり小さくなっていることが分かります。

発売済みの13人のプライムたちと。「ザ・サーティーン」はワイルドカード的な存在ということもあって、だいぶ他のメンバーとは毛色が違いますが、13人の中に一人どでかい奴がいるのはチームとしての面白さを感じます。
【可動・アクション】

可動はこの大きさながらなかなか優秀。肩、肘、膝はクリック入りのラチェット関節で安定感抜群。バキバキ音をさせながら可動するのが楽しいです。足首もよく動くのでどっしりポーズをつけることができます。スタイルがいいこともあって、写真では大きさを感じにくいですが、実物はかなり大きく、ポーズをつけるとより迫力が出ます。以下、写真続きまーす。


各部の関節がかなりガッチリつくられているので、脚を大きく開いてもしっかり立つことができます。

銃を両手で構えることもできます。



ちなみに、この「スターオプティマスプライム」はちょっとした組み違いがあり、写真のこれもそうなのですが、右胸部分のクリアパーツのウインドウの上の角に隙間ができてしまっています。国内版ではちゃんと直ってるかどうかは分かりませんが、裏側のネジを外せば簡単に修正できるのでそこまで心配はいらないです(管理人も写真撮ってた時には気づかず、後で直しました)。

「スターコンボイ」は日本オリジナルのキャラクターで、玩具も海外では発売されていませんでした。最近のHasLabもそうですが、日本オリジナルのキャラクターたちをリメイクする流れが出来上がっているのですが、今回それが「13人のプライム」として組み込まれるというのはとても面白い。

「スターコンボイ」といえば「スカイギャリー」と「グランダス」だけど、このサイズに合う玩具は流石に出ないよね…?

以上、「トランスフォーマージェネレーションズ エイジ・オブ・ザ・プライム(海外版)」から「ザ・サーティーン スターオプティマスプライム」でしたー!これまでのタイタンクラスよりもだいぶ小ぶりな感じになりつつも、それでも他の現行のトランスフォーマーと比べるとかなり大きく、しかもロボットモードの造形がめちゃくちゃカッコイイ!コンボイ型でこの大きさの玩具というのも珍しく、唯一無二の存在感があります。ロボットモードでの可動も良く、巨大なボディを抱えながらポーズをつけるのがとても楽しいです。一方、この大きさだからこそ気になる部分もあって、全体的に作りがシンプルで、かつG1玩具の作りをかなり忠実に再現していることもあってか、最近の玩具と比べると変形や基地遊びは少し物足りなさを感じました。特に基地モードは脚部内部のジョイントが邪魔でマイクロトレーラーや他のトランスフォーマーを格納しにくく、発進遊びができないのはもったいない(マイクロトレーラーから発進させてね、ということなのかもしれないけど)。また、内部に基地としての造形がほとんどないのも、巨大なだけにすごく間延びした感じに見えて気になります。ただ、A.I.R.ロックジョイントで拡張遊びができるようになっているのはすごく良かったと思います。
また、海外版ではサイズが小さくなったことによって、2024年までのタイタンクラスよりも50ドル値下がりしているのにも関わらず、国内版では価格は去年から据え置きになっているのも気になるところ。少なくともこれまでのタイタンクラスより、「50ドル分、大きさやギミックがない玩具」になっているのは確かで、日本オリジナルのキャラクターである「スターコンボイ」のリメイクということや造形、可動面での魅力は十分とはいえ、コストパフォーマンスを重視する人には少し割高に感じられるかもしれません。
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この記事へのコメント
まあ、タカトミ税よね
タイタンクラス=凄いデカいキャラというイメージが去年まで強かったから今回のあまり大きくはないタイタンクラスは革新的なのかもしれない。来年のグリムロックもタイタンクラスにしてはあまり大きくなそうだし。
オリジナルのリメイクと考えたら、よく出来ているし満足してます。
が、13人のプライムを揃えるために買った人には、G1トイリスペクトに振り切ったルックスと触り心地は異質に映るのではないかと。
あと国内版の価格はヤバいと思います。
そもそも海外定価の150ドル(22500円くらいかな)ですら、価格分の満足感あったかと言うと、最近のコマンダークラスが頑張りすぎてることもあり、もうちょっと安くていいんじゃ…と思いました。少なくとも38500円はヤバいですよ。
ただ、リメイクとしては作ってくれたことに感謝、堅実で豪快に遊べる点が気に入ってます。
いくら一回り小さいとはいえさすがタイタンクラス、すごく大きい!今うちにあるのでスターコンボイに大きさで勝てそうなの同じタイタンクラスのuwデバスターだけですね…。8月末が楽しみです!
なんでスターコンボイが13人のスライムに!?と思ったけど、巨大トランスフォーマー達の始祖っ(もしくは基地モードになるトランスフォーマーの始祖)ていう立ち位置なのかな?
そうすると日本版のコンボイからスターコンボイへのパワーアップは先祖返り(コンボイも基地になるトランスフォーマー)か、どこかに保管していたスターコンボイのボディにスパークを移したみたいな扱いになるのかなぁ。
大きさに違和感勢に対して設定上サイズはデカイからタイタンクラスは妥当やら何やら発表当初ファン間で色々あったのに
蓋を開けてみたらゾディアックの力で巨大化したて…
今回のアワードのワースト候補の一つ。理由は言うまでもなく値段
自分も海外版を買いましたがデカめの戦隊ロボくらいのサイズなので扱いやすくて楽しいですね
触ってると子供のころは合体ロボ系の玩具ってこれくらいデカく感じなぁとか思ったり
ただ後部ハッチからの発進遊びが出来ないのは個人的にかなりガッカリでしたね大型マシンから小型マシンが出撃するシーンが好きなので
届く前日に海外の方のレビュー動画を見て知ってテンションが下がった記憶が・・・
でも個人的な不満点はそれくらいですね他のコアクラスとも絡めて遊べて楽しいですし買って良かったです
個人的には寧ろ近年の値上がりとかありつつも去年のタイタン価格と同等になる所でセーブ出来たのか。という印象。
そもそもタイタンクラス自体がデカ箱のニッチなクラスだから輸送コスト含めてそのぐらいでも仕方がないかな。
来月のトリプティコンは4万円突入だしタイタン版SSグリムロックは更に上をいくだろうなぁ…
グリムロックはタイタンとは違う形にするかもみたいな話もありますが、仮にタイタンとコマンダーの間のクラスが増えたとしてタカトミはその価格にするのか…
それはそれとして、タイタンとしては小さくなっても大きいですねスターコンボイ
だからこそ、下腿がそんな空洞で大丈夫なの?と強度が心配になります
帯に短し襷に長し
タイタンに小さしコマンダーに大きし
値段盛るの最近何件もやってるから流石に分かってて足元見てるんでしょって気がして印象悪い
ハズブロのインタビュー見た感じサイズダウンはコストダウンもあるけど価格と遊びやすさの見直しでもあるっていうのがアピールポイントだったろうに
サイズも値段も手が出るものではないのでレビューで満足しちゃうタイプですが
発射/噴射エフェクトを剣に見立てて持たせるアイデアは面白いなと思いました
まずザ・サーティーンをスターコンボイにした時点でナンセンスというか…まじ意味分からん。
この商品の存在でシリーズ買うのやめたレベルの戦犯玩具。
13人のプライムが揃うなら買おうかなと思ったのに12人しか実質揃わないという…
最近タカトミが国内オリジナルのトランスフォーマーに力入れてるからハズブロには
ついでというか何か思うところがあるのかと勘ぐりたくなる
値段もシールドDプライムと同じというところに意図を感じてしまうし
株価も伸び悩んでるから方針転換も有り得そうだがさて。。
スターコンボイを13人目に無理矢理加えるくらいならロゴスプライムをリメイクしてやってよ…
サーティーンプライムがオプティマスとされてて13人目のプライムかも?って話だったのを拾ってわざわざG1最強形態のスターコンボイとついでにゾディアックも拾って来てくれたの本当にありがたい
Oneではセンチネルプライムがセンチネルプライム(ゼータプライム)を殺すとかいう面白い絵面になってたから余計に
果たして箱絵に描かれてる前世(?)の姿は商品化されるのか
スターコンボイとスーパージンライをニコイチしたみたいで結構好みなんですよね
カッコいいんだけどね
なんて言うか
中身スッカスカや、、