レビュー：エイジ・オブ・ザ・プライム（海外版） コンバッティコン ボルテックス

今日は「トランスフォーマージェネレーションズ エイジ・オブ・ザ・プライム（海外版）」から「コンバッティコン ボルテックス」をご紹介！

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ということで、エイジ・オブ・ザ・プライム版デラックスクラス「ボルテックス」です！「ボルテックス」はディセプティコンの軍事部隊コンバッティコン（日本名：コンバットロン）の偵察兵で、日本では「ボルター」としてお馴染み。「ブルーティカス」時には左腕になります。完全新規のデラックスクラスとなり、日本では2025年10月に「AOTP-14 ディセプティコンボルテックス」として発売されます。それではいってみましょー！

【パッケージ】

パッケージ。

横面には「ブルーティカス」のイラストが掲載されています。エイジ・オブ・ザ・プライムは2年のシリーズということで、おそらく2026年に「ブルーティカス」が完成することになりそうです。

【ロボットモード】

ロボットモード。全体的なシルエットはG1の「ボルテックス」を強く意識したもので、細身ながらシャープな印象のデザイン。カラーリングはアニメベースになっており、ガンメタリックなボディにブルーがアクセントになっているのが渋カッコイイ。背中のプロペラや腕周りのおかげでボリュームも感じます。ちなみに、最初「スリングショット」のパーシャルかと思っていたのですが、そんなことはなく完全新規造形となっています。

背面。背中のプロペラのボリュームもいい感じ。ちなみにプロペラはクルクル軽く回るようになっているのですが、写真のように少しだけ畳むと渋みができて気持ち固定できるようになります。

前面＆背面。プロペラは脱着可能。

側面。

バストアップ。頭部はアニメのデザインを忠実に再現しており、色もボディと同じシルバーになっています。

武器。まずは銃タイプのもの。G1アニメの見た目を踏襲したもの。

もうひとつは左右の前腕に取り付ける銃タイプのもの。

背中のプロペラを取り外して前腕部分に取り付け可能。

【ビークルモード】

ビークルモード。ヘリコプターに変形。形状的にはG1玩具ベースになっており、サイドの窓がたくさんある感じはアニメのイメージを踏襲しているようです。ビークルモードも全体がガンメタリックでまとまっていてとてもクール。

背面。ボディの底部分に青く小さいランディングギアが出ており、地面にちゃんと置けるようになります。変形は「ブルーティカス」の腕になるということもあり、そこまで複雑なものではなく、サクッと変形できます。テール部分の処理がこれまでない形なのが面白く、おかげでヘリコプターとしてのリアリティがアップしています。

前面＆背面。

側面。

武器は専用のジョイントでサイド部分などに取り付け可能。

武器は前方底面にも取り付け可能。また、テール部分の5mmジョイント部分も利用できます。

ビークルモード用の3mmジョイントはありませんが、底面にある5mmジョイントを使ってテンセグベースのスタンドなどに接続できます。ローターは軽い力でもクルクル回ります。テールローターも回転しますが、メインのローターほどは回りません。

【ブルーティカスモード】

「ブルーティカス」モード。「メナソー」や「スペリオン」同様、四肢のベースはボディとなる「オンスロート」が担当し、そこにアーマーのように取り付ける形となります。なので合体させることで腹部のジョイントが押され分離します。これにより合体した状態で「ブルーティカス」の腕を曲げることができるようになります。

【比較】

ユナイトウォリアーズ版「ブルーティカス」の「ボルター」と。ユナイトウォリアーズ版はだいぶ細身ですが、今回は頭身も少し下がりアニメっぽい体型になっているのが分かります。

ビークルモードでも。

エイジ・オブ・ザ・プライム版「スリングショット」と。同じ腕に変形することもあり、共通した作りの部分が多く見られます。

ビークルモードでも。

【可動・アクション】

可動も良好。前腕から生えたヘリコプターのテール部分が若干干渉しがちではありますが、そこまで気になる感じでもなく、また他の部分もオーソドックスな可動でしっかりポーズを取ることができます。以下、写真続きまーす。

前腕から生えたテール部分はこれまでにない形で、かっちり固定もできないので最初は少し気になっていたのですが、遊んでいるうちにそんなに気にならなくなるし、シールドのような感じでかっこよく見えてきます。

今回のカラーリングはだいぶアニメベースで落ち着いた色ですが、せっかくなら武器もアニメに合わせてブルーにしてくれても良かったかも。

お尻部分にフィギュアスタンド用の穴が用意されています。

以上、「トランスフォーマージェネレーションズ エイジ・オブ・ザ・プライム（海外版）」から「コンバッティコン ボルテックス」でしたー！「ブルーティカス」の腕になるということもあり、作りは「メナソー」以降の合体戦士（兵士）と共通した部分も多いですが、完全新規造形でしっかり作られており、ガンメタリックを基調にしたアニメ準拠のカラーリングも非常にかっこいい仕上がりです。ビークルモードもリアルでかっこよく、単体のトランスフォーマーとしても十分遊べるようになっています。まだ他のメンバーについては情報がなく、いきなり「ボルテックス」だけが発売になった訳ですが、一体どんな形で「オンスロート」が作られるのかとても気になるし、これから徐々に公開されていくであろう他のメンバーの登場も楽しみです！