
今日は「トランスフォーマージェネレーションズ エイジ・オブ・ザ・プライム(海外版)」から「ザ・サーティーン アルケミストプライム」をご紹介!
商品名 | ザ・サーティーン アルケミストプライム(The Thirteen Alchemist Prime) |
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シリーズ名 | ジェネレーションズ エイジ・オブ・ザ・プライム |
クラス | xxxクラス |
メーカー | Hasbro |
発売時期 | 2025年6月 |
価格 | $24.99 |
ということで、エイジ・オブ・ザ・プライム版デラックスクラス「アルケミストプライム」です!「アルケミストプライム」はサイバトロン星で最初に生まれた13人のプライム(最初の13人)のひとりで、名前の通り物質変換や錬金術的な能力を司るとされる存在。玩具は完全新規造形のデラックスクラスとなり、日本では2025年9月に「AOTP-11 アルケミストプライム」として発売されます。それではいってみましょー!
【パッケージ】


パッケージ
【ロボットモード】

ロボットモード。ずんぐりとしたプロポーションが特徴的で、顔はゴーグルと口髭が印象的で、まさに「アルケミスト=錬金術師」的な雰囲気を感じさせます。デザインはこれまでの「アルケミストプライム」の様々な要素を取り入れているようですが、特に『サイバーバース』に登場したバー「マカダムス」の主人である「マカダム」のデザインが強く押し出されているようです。脇腹にタイヤなどビークルの要素を感じさせるのも、伝説の存在ながらちゃんとビークルから変形する「トランスフォーマー」らしさが出てるのもいい感じ。

背面。背中も綺麗にまとまっており、また肉抜きも目立たないようになっています。


前面&背面。


側面。

バストアップ。丸いゴーグルに髭が特徴的。顔の塗り分けも細かく、目はメタリックブルーで塗装されています。

武器は伝説の武器である「ザ・レンズ(The Lenses)」。そのままメガネのような形状で、錬金術師として様々なものを見通す力が備わっています。デザインは海外で発売された書籍『Transformers: The Covenant of Primus』に描かれた「アルケミストプライム」の顔のデザインからきているようです。

向かって左の大きなレンズ部分には「アルケミストプライム」の紋章が描かれています。

中央から半分にすることができ、剣のように手に持たせることができます。

前腕の5mmジョイントに取り付けて銃のような見た目にすることも可能。
【ビークルモード】

ビークルモード。サイバトロン星のSF装甲車に変形。だいぶ地球の車の見た目に近い印象ですが、タイヤを始め各部のモールドなど細かく造形されていてなかなかかっこいい。ウインドウ部分はクリアパーツになっています。これまでのプライムたちと同様、ビークルモードを変にサイバトロン星のエイリアンビークルにするのではなく、実在のモチーフをアレンジしたものになっているのが好印象だし、13人のプライムも「トランスフォーマーである」ことがより強調されていると思います。

背面。変形はデラックスクラスとしては平均的なステップ数。スタンダードさもありながら、ロボットモードの頭部の位置などあまり見たことない珍しさもあります。ただ、これは個体差なのかもしれませんが、拳を前腕に90度折り曲げて収納するギミックがあるのですが、前腕内部のパーツが干渉しているのか、最後まで押し込めず、無理に押し込んでもすぐに戻ってきてしまいます(上の写真のリアの黒い部分)。それと、リアの幌に当たる部分の後部のジョイントが細い円柱タイプのジョイントになっているのですが、結構きつく固定されるので、取り外す際は折れないように注意する必要があります(折れたらおそらくリアの固定がちゃんとできなくなりそう)。あと、フロントウインドウを固定するクリアパーツの爪も薄いので注意が必要かもしれません。もう一点、個人的にロボットモードのヒザ下のパーツの裏側に造形がなかったのが少し残念。贅沢かもしれないけど、変形時によく見る部分なので気になってしまいました。


前面&背面。


側面。

ザ・レンズはルーフ部分に取り付けておくことができます。
【比較】

『サイバーバース』の「build-a-figure」方式で登場した「マカダム」と。「マカダム」=「アルケミストプライム」ということで(劇中では明言されていなかったような?)、13人のプライムの中では非変形でありながらちゃんとした姿で玩具がある珍しい存在。こうして比べると全体的に「マカダム」のデザインが踏襲されているのがわかると思います。

パワー・オブ・ザ・プライム版「ソラスプライム」と。POTP版では「ソラスプライム」は「サブマローダー(ギルマー)」の姿。

中の本体と。

エイジ・オブ・ザ・プライムWave1として発売されたプライムたちと。左から「ソラスプライム」、「メガトロナス」、「プライマプライム」。ちなみに13人のプライムは2025年と2026年の2年間で揃うことになるようです。ちなみに、今回の「アルケミストプライム」の開発担当は86版「オプティマスプライム」でおなじみ巽智輝氏。

ビークルモードでも。
【可動・アクション】

可動もずんぐり体型ながらしっかり動いてくれます。足首の可動範囲も広いのでどっしり構えられます。個人的にはザ・レンズを構えやすくなるよう、手首の回転があったらもっと嬉しかったかな。以下、写真続きまーす。


「マカダム」がいるので、13人のプライムの中でもどんなキャラクターなのかわかりやすい存在。国内のキャラ紹介を見る限り「アルケミストプライム」はバー「マカダムス」のマスターとのことですが、ジェネレーションズ世界では13人のプライムは他にも生き残っているんだろうか…?紹介では「他のプライムとは異なり」ともあるから、「アルケミストプライム」だけが稀有な存在なのかも?

そう言われると、この顔は「アルケミスト」というよりは「バーのマスター」のイメージが強調されているような気もしてくる…


メガネをこうして巨大なレンズとして伝説のアーティファクトにしたのが面白い。


こんな体型ながら片膝立ちもできます。なお、フィギュアスタンド用の3mm穴は設けられていません。

以上、「トランスフォーマージェネレーションズ エイジ・オブ・ザ・プライム(海外版)」から「ザ・サーティーン アルケミストプライム」でしたー!『サイバーバース』の「マカダム」の意匠をふんだんに取り入れたデザインで、「アルケミスト」や「バーのマスター」という設定も取り入れた見た目がとてもユニーク。変形がちょっと詰めきれていないような印象がありますが、こんな体型ながらよく動いてくれるし、ビークルモードのデザインもかっこいいです。見た目はおじさんなので、熱心なトランスフォーマーファン以外にはちょっとハードルが高い見た目かもしれないけど、個人的には13人のプライムが揃っていくのがとても嬉しいし、かっこいいだけではない個性のあるトランスフォーマーに仕上がっていると思います。
この記事へのコメント
レビューありがとうございます
今回プライムたちはスルー予定なので楽しく拝見しました
ビークルは初代TFアニメのイメージが強くタイヤがあるのは不思議ですがかっちりしてそうで良いですね
やっぱデザインだけじゃなくて武器にもちゃんとプライムの個性が現れてるのいいなあ
あとデザイナーのmarkclonusさんが発売前にインスタで投稿していた画像でも拳は半分しか収納していなかったようで、海外のレビューでも言ってましたがアルケミストの拳は奥まで押し込まない形で正解らしい!押し込んで変形させるとほぼ確実に白化するそう^^;