今日は「トランスフォーマージェネレーションズ エイジ・オブ・ザ・プライム(海外版)」から「ザ・サーティーン メガトロナス ザ・フォーレン」をご紹介!
商品名 | メガトロナス ザ・フォーレン(The Thirteen Megatronus the Fallen) |
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シリーズ名 | ジェネレーションズ エイジ・オブ・ザ・プライム |
クラス | リーダークラス |
メーカー | Hasbro |
発売時期 | 2025年3月 |
価格 | $54.99 |
ということで、「エイジ・オブ・ザ・プライム」から「メガトロナス ザ・フォーレン(以下メガトロナス)」です!「メガトロナス」はサイバトロン星の最初の13人のプライムのひとりで、最強のプライムでありつつ「フォーレン(堕ちし者)」の二つ名が表すように、サイバトロン星で初めて他のトランスフォーマーの命を奪った者でもあります。玩具としてはこれまで2007年にタイタニウムシリーズで「フォーレン」名義で発売されましたが、約18年ぶりのリメイクは完全新規のリーダークラス。日本でも2025年7月に「AOTP-06 メガトロナス ザ・フォーレン」として発売されます。それではいってみましょー!
【パッケージ】
パッケージ。エイジ・オブ・ザ・プライムからリーダークラスの箱の大きさも変わり、先日紹介したスタジオシリーズ版「オプティマスプライム」と同じ大きさ。
【ロボットモード】
ロボットモード。黒と紫を基調とした重厚でマッシブなボディに、クリアオレンジの炎エフェクトがめちゃくちゃカッコイイ!全体的なシルエットは非常に威圧感があり、特に肩まわりのボリュームと両腕の武装によって「メガトロナス」としての圧倒的存在感がすごい。ドリームウェーブ版コミック『Transformers: War Within』でデザインされた姿をベースに、様々な要素を取り入れた姿になっています。リーダークラスとしても非常にボリューム感があり、「プライマプライム」とはまた違った直線的で無骨なフォルムと、炎と武装が最初のプライムのひとりとしての威厳を醸し出しています。
背面。背中もスッキリまとまっています。肉抜きもほとんどなくどっしり重量感があります。


前面&背面。


側面。
バストアップ。頭部も『War Within』の見た目を強く反映したものになっていて、ディセプティコンのエンブレムのようなデザインが印象的。ボディも胸板がこれまでになく厚い感じが力強さを感じます。
手は開閉可能。
炎のエフェクトは軟質パーツでできています。グラデーション塗装で燃え盛る炎が再現されています。
炎のエフェクトは5mmジョイントで接続しているので、他の部分にも取り付け可能。
武器。まずは伝説の武器である「レクイエムブラスター」。前腕部分に5mm穴が2つあり、好きな方に取り付け可能。とてもボリュームがあって、しかもビークルモード時に変形して使用することもあり密度感もあります。こちらはパワー・オブ・ザ・プライム時に配信されたWebアニメのデザインが元になっているようです。
レクイエムブラスターの上部には「メガトロナス」を表すエンブレムが。
片刃の剣状の武器。
もうひとつは槍状の武器。先端部分は軟質パーツになっています。剣と槍は『トランスフォーマー アドベンチャー』に登場した「メガトロナス」が持っていた武器がモチーフになっている模様。
二つを合わせると長い槍のような武器になります。杖っぽい見た目は実写版『トランスフォーマー/リベンジ』の「フォールン」を彷彿とさせます。
肩にも武器があり。左肩のミサイルランチャーは脱着可能。また背中の精度に大砲のような武器を取り付けます。
大砲の武器はレクイエムブラスターの先端に取り付けることで、バレルを展開した状態を再現できます。
武器は背中に取り付けておくことができます。
【ビークルモード】
ビークルモード。サイバトロン星の戦車に変形。サイバトロン星と言っても形状は地球の戦車とだいぶ近い見た目になっています。ロボットモード同様、全体的に無骨なフォルムで、重戦車らしいドッシリとしたプロポーションに仕上がっています。大型の砲塔やキャタピラのディテールもしっかりしていて、乗り物としてのリアリティもしっかり確保されています。底面には車輪がついており転がし走行が可能。
背面。変形はパーツ配置は戦車に変形するシージ/アースライズ版「メガトロン」とどことなく似た感じはありますが、よりステップ数が増え、よりしっかりした変形になっています。特にボディ〜背中の変形が面白く、前方のキャタピラが出来上がっていく過程が楽しいです。


前面&背面。


側面。
炎エフェクトや武器はビークルモードでも取り付け可能。剣と槍、そして背中につけていた炎はまとめてサイドに取り付けられます。
剣と槍はそれぞれ分けても装着可能。
砲台部分は旋回と上部へ砲を向けることができます。
レクイエムブラスター部分だけでも上に向けることができます。
【比較】
パワー・オブ・ザ・プライム版「メガトロナス」と。いわゆる『超神マスターフォース』の「ブラッド」なので、なぜこれが「メガトロナス」になったかは謎…
中の本体とも。
エイジ・オブ・ザ・プライム版デラックスクラス「ソラスプライム」と。出典によって異なりますが、この2人は恋人同士で、いろいろあって「メガトロナス」のレクイエムブラスターが暴発して「ソラスプライム」は死んでしまいます。その後大罪人として「ザ・フォーレン(落し者)」と呼ばれる(名乗る)ように。
ビークルモードでも。
エイジ・オブ・ザ・プライム版ボイジャークラス「プライマプライム」と。「プライマ」が光の戦士というのであれば、「メガトロナス」はまさに闇の戦士。オートボットとディセプティコンの始祖とも呼べるこの2体が同時に並べられるのはすごく嬉しい。ちなみにこの「メガトロナス」を手掛けたのは「ソラスプライム」と「プライマプライム」と同じ大西裕弥氏。同時に発売される最初の3人がしっかりコンセプトや触り心地を揃えて作られているのもすごく良いです。
ビークルモードでも。
アースライズ版ボイジャークラス「メガトロン」と。パーツ配置は似た感じではありますが、「メガトロン」は背負いものもののボリュームも少なくなって、「戦車から変形するメガトロンタイプ」の新しい形のような印象も受けます。
ビークルモードでも。
【可動・アクション】
可動も良好。見た目の体型よりもずっとよく動いてくれます。「プライマプライム」と同じように、股関節の可動軸に工夫がしてあり、より大きく前に足を出せるようになっていたり、ひじ、膝など関節の渋みをよくするような作りもあり、かなり可動に対してのこだわりを感じます。武器もいっぱいだし、炎のエフェクトも迫力あっていろんなポーズを楽しめます。以下、写真続きまーす。
すんなり片膝立ちも決まります。
昨年公開された『トランスフォーマー/ONE』でも「メガトロナスプライム」は「D-16」の憧れの存在として描かれていました。それもあって、今回の「メガトロナス」をはじめとした最初の13人の製品化はタイミング的にもすごく嬉しい!
『アドベンチャー』の「メガトロナス」の要素を持ってきているのも面白いところ。今回の最初の13人のプライムの3人は様々に散らばった要素を構築して作り上げられていて、それを探すのも楽しいポイント。今後のメンバーにも期待が高まります。
狙ってなのか、たまたまなのかは分かりませんが、顔周りやボディの黄色い塗装がブラックライトに反応します。他のトランスフォーマーでも目やクリアパーツなんかが反応することはよくありますが、今回はより効果的にそれが現れてめちゃくちゃカッコイイ!
「ソラスプライム」と一緒に。
以上、「トランスフォーマージェネレーションズ エイジ・オブ・ザ・プライム(海外版)」から「ザ・サーティーン メガトロナス ザ・フォーレン」でしたー!ディセプティコンや「メガトロン」が生まれたきっかけとして、「メガトロナス」は他の13人のプライムと比べると比較的語られることが多いキャラクターですが、これまで玩具といえばHasbro主導のタイタニウムしか存在していませんでした。それが今回こうして完璧な姿での立体化ということですごく楽しみにしていました!実物はその期待以上で、最近のリーダークラスの中でもボリュームがあり、「メガトロナス」らしい重厚で畏怖さえ感じさせるスタイルが再現されているのがめちゃくちゃカッコイイ!変形も気持ちいいし、可動もこだわって作られており、武装も豊富なのでポーズ付けが本当に楽しいです。これまで紹介してきた「プライマプライム」と「ソラスプライム」と合わせて素晴らしい仕上がりで、13人のプライムが揃うのが楽しみでなりません。ちょっとマニアックなキャラクターたちではありますが、トランスフォーマー玩具としてしっかり作り込まれていてしっかり楽しめるので、ライトなファンの方にも「ディセプティコンの祖」として是非手に取ってもらいたいです!オススメ!
これをリデコして86メガトロンに…
と言ってる人をよく見かけますがどうなんですかね?まあ86は無いにしてもリデコしてアメコミメガトロンにして来そうな感はありますが…