今日は「トランスフォーマージェネレーションズ コミックエディション(海外版)」から「ディセプティコン ストラクサス」をご紹介!
商品名 | ディセプティコン ストラクサス(Decepticon Straxus) |
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シリーズ名 | トランスフォーマージェネレーションズ コミックエディション |
クラス | リーダークラス |
メーカー | Hasbro |
発売時期 | 2024年9月 |
価格 | $54.99(Hasbro Pulse限定) |
ということで、コミックエディション「ストラクサス」です!「ストラクサス」は1984年にスタートしたマーベル版コミック『The Transformers』に登場するディセプティコンの総督。これまで玩具では2010年にジェネレーションズシリーズで「ダークマウント」という名前で発売され(日本ではユナイテッドシリーズで「ストラクサス」として発売)、リメイクは14年ぶり。今回の玩具はキングダム版リーダークラス「ガルバトロン」のパーシャルとなり、アメリカではHasbro Pulse限定で発売されました。2024年11月現在日本での発売予定はありません。それではいってみましょー!
【パッケージ】
パッケージ。パッケージのイラストはコミック18号「The Bridge to Nowhere!」の表紙が使用されています。
パッケージ横には今回のコミックエディション用に描き起こされたイラストが。他のコミックエディションの箱と並べることで1つのイラストになります。
箱は蓋が付いていて、開けると中身が見えるようになっています。
【ロボットモード】
ロボットモード。キングダム版「ガルバトロン」からしっかりリデコされていて、特に顔〜ボディは大きく変わり、一見完全新規と思ってしまうほど。全体のカラーリングはシンプルですが、コミックエディション特有のコミックの見た目をイメージした陰の表現や印刷の網点を再現したドット模様がプリントされています。コミックデザインの「ストラクサス」としての再現度はかなり高く、「ガルバトロン」の時点で「ストラクサス」にパーシャルすることが決まっていたのではないかと思うほど。
背面。背中や、腕についたパーツが新規造形になっています。
前面&背面。
側面。
バストアップ。頭部のデザインもコミックの見た目にかなり忠実で、他のジェネレーションズ系と並べると一人だけ違和感を感じるほど。
武器。まずはコミック内でも使用していたツルハシのような武器。大きく作られていてカッコイイ。
背中に取り付けておくことができます。
もうひとつは手持ちの銃。これはビークルモード時の主砲になる部分。
銃も背中に取り付けておくことができますが、ツルハシと一緒にはつけることはできません。
【ビークルモード】
ビークルモード。移動砲台に変形。「ガルバトロン」とシルエットは似ていますが、リデコ箇所も多くコミックでの見た目をしっかり再現してくれています。シルバーの新規の脚部分にもちゃんと車輪が付いていて転がし走行も可能です。
背面。変形は武器の取り付けなどが異なりますが、基本的に「ガルバトロン」と同じなので、「ガルバトロン」を持っている人は説明書なしで変形できると思います。
前面&背面。
側面、
主砲部分。ガルバトロンとは異なる空洞タイプの砲身。
ツルハシは上部に取り付けます。ツルハシの左右が可動するようになっていて、これによってよりコミックの見た目に近づけることができます。
【比較】
比較。キングダム版「ガルバトロン」と(写真はレガシー版の汚しなしVer.)。こうして見比べてみると変更箇所がかなり多いことがわかります。顔〜ボディの表に来る部分はほぼ新規だし、前腕、膝部分も変わっています。
ビークルモードでも。こちらのモードも「ガルバトロン」からシルエットが変わってしっかり別物に見えます。
2010年に発売されたユナイテッド版「ストラクサス」と。海外では当時「ストラクサス」という名前が使用できなかったのか(商標的な問題?)、場所名である「ダークマウント」という名前で発売されていました。この「ストラクサス」が発売されてもう15年近く経つことにまず驚きますが、今見てもなかなかカッコイイ。けど、管理人のものは足首のボールジョイントがゆるくなっちゃっててすぐ倒れます…
ビークルモードでも。ユナイテッド版は戦車に変形。
【可動・アクション】
可動は「ガルバトロン」と同様でよく動いてくれます。しっかりとした関節がボリューム感あるボディをしっかり支えてくれます。ちなみに肩の組違いは起きていません。以下、写真続きまーす。
新規に作られたパーツのおかげで想像以上にコミック版の「ストラクサス」の雰囲気が出ていてすごい。ちなみにコミックではポリヘリックス地区の総統という立場で、捕らえたオートボットたちを溶鉱炉で溶かして新しいディセプティコンの材料にとすることを推進するヤバいやつ。アメリカ版のコミックではパッケージに描かれているように「ブラスター(ブロードキャスト)」と戦い、負けてあっさり2話で退場しちゃうのですが、その後UK版で首だけになって登場します。アメリカ版コミックでの活躍は『トランスフォーマー クラシックス VOL.5』で読むことができます。
コミック風のプリントもそこまで目立ってはいないので意外と気にならず。ただ、ここまでしっかりパーシャルで作ってくれるなら、通常ラインに入れて普通に売ってほしかった!
パッケージのイラストを再現できるG1玩具デザインヘッドの「ブロードキャスト」が欲しくなる!タイタンズリターン版はG1玩具ヘッドだけど並べるにはちょっと大きい⋯
以上、「トランスフォーマージェネレーションズ コミックエディション(海外版)」から「ディセプティコン ストラクサス」でしたー!2010年に発売されたユナイテッド版から早15年近く、マーベルコミックオリジナルキャラの中でも知名度の高いキャラですが、意外と再リメイクの機会がなかった「ストラクサス」がリーダークラスで出るということで楽しみにしていました!リデコ部分も多く「ガルバトロン」から大きく見た目が変わり、ロボットモード、ビークルモードともしっかりコミックの雰囲気を再現してくれています。コミック風のプリントもそこまで目立たず、他のジェネレーションズ系と違和感なく並べられます。Hasbro Pulse限定のシリーズということで、日本での発売が難しそうなのが残念ですが、日本でも『トランスフォーマー クラシックス』で活躍が読める様になっているので、いつか通常Waveに組み込まれて発売されることを期待したいです!
ユナイテッドで出てからお気に入りになったキャラです。元の型がいいし、リデコとはいえよさそうですね…。
没ネタになったらしいレガシーアニメ版ダークマウント(ストラクサス)もいつかしれっと商品化してほしいところ。