今日は「トランスフォーマージェネレーションズ スタジオシリーズ(海外版)」から「114 メガトロン(『トランスフォーマー/ONE』版)」をご紹介!
商品名 | 114 メガトロン(Megatron) |
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シリーズ名 | スタジオシリーズ |
クラス | デラックスクラス |
メーカー | Hasbro |
発売時期 | 2024年10月 |
価格 | $24.99 |
ということで、スタジオシリーズ版デラックスクラス「メガトロン」です!この「メガトロン」は2024年9月20日に公開された『トランスフォーマー/ONE』に登場するディセプティコンのリーダーで、「D-16」からパワーアップした姿を再現したものとなります。完全新規のデラックスクラスとなり、日本でも2025年2月に「SS-138 メガトロン」として発売されます。それではいってみましょー!
【パッケージ】
パッケージ。
台紙兼ディスプレイスタンドは「オプティマスプライム」同様アイアコンの風景。
【ロボットモード】
ロボットモード。再現度は高く各部のデザインをしっかり再現してくれています。足もシュッと長く、スタイルもカッコイイ。ただ、武器が「メガトロン」のものではなく「D-16」のものになってしまっているのが残念。劇中でも「メガトロン」になってからの武器は印象的に描かれていたので、それがこの形になってしまったのはとてももったいなく感じます。あとは劇中ではかなりピカピカしたボディが印象的だったので、もうちょっとシルバー寄りのカラーリングだったらよかったな。
背面。背中のバックパックは購入時は外れていて後から取り付けますが、5mmジョイントでの接続なので脱着は簡単。
前面&背面。
側面。
バストアップ。顔は映画のイメージよりもちょっと老けた感じで、どちらかといえばG1のイメージを反映したような感じ。劇中の「メガトロン」はもっと若い印象だったし、とても表情豊かだったのでもう少し映画の雰囲気が反映されてたら嬉しかった。
武器。まずは腕のキャノン砲。上でも書いた通り、「メガトロン」の時のものではなく、変形する力を手に入れた「D-16」の姿の時の武器になってしまっています。
左手にも武器。前腕部分に専用のジョイントで取り付けます。
さらに2丁の銃も付属。こちらの方が劇中で左腕についていた武器のデザインに近く、前腕に5mm穴があるのでそこに取り付けることも可能。
左腕用の武器と両手の武器は背中に取り付けておくことができます。左腕用の武器はバックパックの内側に取り付けます。
【ビークルモード】
ビークルモード。サイバトロン星の戦車に変形。こちらも再現度はとても高く、特徴的な前に飛び出たキャタピラもしっかり再現してくれています。キャノン砲と左腕用の武器は主砲に、2つの武器は両サイドに取り付けます。両手の武器戦車ではありますが、底面に車輪はなく転がし走行は不可。
背面。変形は手足を細かく変形するのが楽しく、最終的にかっちり固定できるのも気持ちいい。
前面&背面。
側面。
主砲部分は旋回して角度も変えられます。
主砲部分は組み替えてることも可能。ちなみに「D-16」と「メガトロン」とでビークルモードの差があるかは判断がつきませんが、ロボットモードで結構差があるからきっと違う?
【比較】
コグパワーチェンジャー「メガトロン」と。コグパワーチェンジャー版は「D-16」の見た目に近い。
ビークルモードでも。国内では映画が公開されたとき「メガトロン」の玩具は1つもなくて、公開後にやっと出たのがこのコグパワーチェンジ版とサイバトロンラッシュ版だけだという…「オプティマスプライム」と「メガトロン」の馴れ初めを描く映画なのに…!
スタジオシリーズ版「オプティマスプライム」と。大きさはだいたい同じで、すごくいい感じで並べることができます。作りの雰囲気も似ていますが、タカラトミーの開発者はそれぞれ異なっており、「オプティマスプライム」を梅津周平氏、「メガトロン」を山田康記氏がそれぞれ手掛けています。
ビーストモードでも。
【可動・アクション】
可動はここ最近のジェネレーションズ系同様の可動箇所と範囲ですが、少し曲があり腰を回すと足の付け根部分が干渉してしまって、無理に動かすと太もものパーツのエッジが潰れます…また、肩の付け根が長い軸のボールジョイントでできているのもスタジオシリーズとしてみると少し残念かも。肘が二重関節で、手首が回るので腕周りの可動はいい感じ。以下、写真続きまーす。
片膝立ちも可能。ちなみに変形の関係で足をまっすぐ伸ばし切るとロックがかかるようになっています。
気をつけて遊ばないと赤丸の部分が胴体部分と干渉して潰れます…潰れないようにするには腰を回した状態では無理に足を動かさないこと。
劇中では激情に絆されて「オライオンパックス」と道を分つわけですが、一体何がそこまで彼を変えてしまったのか…結末は最初からわかっている映画だけど、「D-16」をなんとか引き止めることができないのか、どうしたらオライオンとの友情を保てたのか観るたびに考えてしまうし、違う展開が起きないか期待してしまう自分がいます…
メイン武器がやっぱり残念…ビークルモードの再現が優先されたのかもしれないけど、予告編の中でも「メガトロン」の武器がパワーアップするシーンが印象的に使われてただけに…今後「D-16」がスタジオシリーズ化されるならそっちに付けるとか…なしか。
お尻にフィギュア用スタンドの穴はないのですが、ふくらはぎ部分に3mm穴があるのでそこに取り付けることができます。
以上、「トランスフォーマージェネレーションズ スタジオシリーズ(海外版)」から「114 メガトロン(『トランスフォーマー/ONE』版)」でしたー!スタジオシリーズだけあって劇中再現度は高くカッコイイ。可動はちょっと動かしにくいですが、変形も楽しいです。ただ、何度も言ってますが武器が「D-16」のものなのが残念!あとは「オプティマスプライム」も同じなのですが、映画を観るとデラックスクラスではなく、ボイジャークラスの方が良かったように思うし(「センチネルプライム」がボイジャーで出るから尚更)、そもそもこんな急いでスタジオシリーズで出す必要はないんじゃないかな…と思います。今に始まったことじゃないけど、しっかり映像があった上で作られたものの方がいいのはスタジオシリーズ自ら証明しているし、貴重なスタジオシリーズ化の枠を早々に使ってしまうのは勿体無いと感じます。特に『ONE』は再現度の高い非変形のライセンス玩具が充実しているから余計に感じてしまう…
私も国内版待てなくて輸入ショップで購入しました。
コストの都合で仕方ないかもしれませんが、やはり成形色がチープでうーん…て感じです。
あと個体差かもしれませんが、私のものは左腕の膝関節がプラプラでした。
造形はいいので、後にプレミアムフィニッシュでぜひ出していただきたいですね。