今日は「トランスフォーマーGo!」から「G01 ケンザン」をご紹介!※この記事は旧ブログに2013年6月23日に掲載したもののリニューアル版です。
商品名 | G01 ケンザン |
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シリーズ名 | トランスフォーマーGo! |
クラス | – |
メーカー | タカラトミー |
発売時期 | 2013年6月22日 |
価格 | 5,400円(税抜) |
ということでいよいよ発売となった「トランスフォーマーGo!」から「ケンザン」です!日本独自の展開として雑誌付録DVDの中のアニメ『参乗合 トランスフォーマーGo!』で活躍するソードボット「侍チーム」のリーダー。同時発売となる「G02ゲンブ」、「G03ガンオウ」と「参乗合体」することで巨大ロボットになります。『トランスフォーマーGo!』は海外で放送された『トランスフォーマープライム ビーストハンターズ』の玩具を日本国内で展開するにあたり、プレダコンの設定は残しつつ、それに対抗する勢力として生み出されたのがソードボットで、日本独自の完全新規のキャラクターとして登場するのは久々となります。果たしてこの「ケンザン」は和製トランスフォーマーの新ヒーローとなりえるか!?それではいってみましょー。
【パッケージ】
パッケージ。今回完全に日本オリジナル玩具ということで、箱の大きさもこれまでの「トランスフォーマーGo!(ビーストハンターズ)」とは全く違うものに。デザインも低年齢も意識したおもちゃらしい感じになっています。でかでかと「侍」の文字がオートボットエンブレムの上に書かれているのが印象的。
紙もの。説明書と、カードが3枚、そしてカタログと注意書きが1枚。カードは片面のみの印刷で、裏は無地。カードはキャラの説明とか強さも欲しかったところ。
【ロボットモード】
ロボットモード。日本独自のデザインということで、近年のシリーズになれてしまった人にとってはかなり新鮮に映る見た目になっています。色もヒロイックなブルーと白のツートンで、さらに二刀流、顔も勇者シリーズを彷彿とさせるようなイケメン顔!サイズも大きく、その分少々玩具っぽさが目立つ感じもしますが、完全に日本だけの新しいキャラというだけでワクワクしますね!
背面。背中の背負い物がなかなかデカい!というのも、背中のバックパックは電池パックとなっており、単4電池を3本も収納するのでこの大きさになっています。けどかかとパーツが大きく後ろに伸びているので後ろに倒れることはありません。
3面。ロボットとしてはカッコいいんですが、参乗合体という非常に凝ったギミック故のしわ寄せが単品のロボットモードにきています。特に腹部のボリュームのなさがかなり気になる…ふんどしのようなプレートだけで腹部~股間が再現されているだけなので、イメージイラストのデザインと全く違い、胸から足がはえているような形になっています。
バストアップ。顔は小顔でデザインもかっこいい。今回ライト&サウンドギミックが搭載されており、ロボットモードでは胸部分が点滅します。
後頭部にはちょんまげが付いており、侍チックな雰囲気を醸し出しています。
ロボットモードでは胸のオートボットマークを押すと胸のパトランプが点灯し、セリフをしゃべります。セリフのパターンは以下の3つ。
- 「我は緊急二刀流、ケンザンなり!」
- 「侍の心得、ザン、ジン、ガンで我は戦う!」
- 「この世にはびこる鬼をきる!」
また、背中のくぼみに小さなスイッチがあり、バックパックを押し込むことで「トランスフォーム!」というセリフと、変形音がなります。
電池は背中のバックパックに単4電池を3本使用します。スイッチを入れることで電源が入り「いざ尋常に勝負!」というセリフをしゃべります。
武器は刀が2本付属。特に武器の名前は決まっていないようですが、恐らく宮本武蔵をイメージしてこの二刀流になってるんではないかな?
武器は背中と肩に取り付けることが可能。
もうひとつの付属物として「カブト」が。これは参乗合体のときにまさに「カブト」となるもの。最近のトランスフォーマーでは珍しい角飾りがカッコイイ。
カブトを変形させて肩に装着することでキャノン砲のような見た目になります。
手に持たせて銃のように使用することも可能。
【ビークルモード】
ビークルモード。スーパーカータイプのパトカーに変形。フロントやウィンドウなど、どことなく映画版の「サイドスワイプ」(コルベット・スティングレイ)っぽさを感じさせますが、これはこれで独自のスタイルでなかなかカッコイイ!
背面。電池パック部分がエンジンっぽく見立てられているのがいいですね。
カブトを装着して。この場所以外にも5mm径の穴がたくさん空いており、いろいろ武器を取り付けることが可能。
底面に剣を取り付けておくことが可能。
ビークルモードではスイッチを押すとサイレン音がなり、長押しで「緊急事態にはいつでもかけつける!」というセリフが流れます。
【アームズマイクロン ザン】
侍チームの発売を記念した「侍チーム参乗キャンペーン」で限定アームズマイクロン「ザン」をもらうことができました。
ロボットモード。クリアホワイトなのでちょっと分かりにくいですが。もの自体はアームズマイクロンシリーズの「AM-28 レオプライム」に付属した「エルピー」のリカラーとなっています。
背面。ちょっと分かりにくいですが、エネルゴンクリスタルにはオートボットエンブレムがはじめからプリントされています。
ウェポンモード。剣に変形。
ビークルモードでも装着することができます。
「AM-28 レオプライム」付属の「エルピー」と
【比較】
「ビーストハンターズ」版ボイジャークラス「オプティマスプライム」と比較。大きさとしてはケンザンはボイジャークラス相当なのが分かります。「Go!」ではこのオプティマスが地球を去ることになり、ケンザンたち「ソードボット」に地球の平和を託す、というストーリーとなっています。
ビークルモードでも。「ケンザン」は乗用車としてはかなりの大きさ。
手近にあったマスターピースの「MP-12 ランボル」と。
ビークルモードでも。
【可動・アクション】
可動は体型にそぐわずなかなか優秀で、特に腕周りが動かしやすく、二刀流の持ち味を生かしたポーズづけができます。
ただ、腰がないのでそこを許容できるかどうかで、このケンザンに対する評価が大きく変わるような気がする…
アームズマイクロン「ザン」を持たせて。
以上、「トランスフォーマーGo!」から「G01 ケンザン」でしたー!期待と不安が入り交じった完全日本オリジナルキャラクターですが、管理人個人的には結構満足!確かに参乗合体の影響でスタイルはだいぶ犠牲になっているのですが、それでもポーズをつけるとカッコいいし、変形もシンプルながらしっかり変形しがいのある感じで、この大きさもあり、子供でも変形がしやすいような工夫を感じます。また、ライト&サウンドギミックもバリエーションが多く、タカラトミーのトランスフォーマーチームの人がのびのびと作った「日本オリジナルのトランスフォーマー」らしい仕上がりになっていると思います。この「ケンザン」の本領が発揮されるのは「参乗合体」するときなので、それはまた別の記事で紹介しますが、単体で見てもギミック満載&遊びやすいので、ムービーや『プライム』のリアル路線が好きな人で二の足を踏んでる方にも是非遊んでもらいたい玩具です!
おや、お懐かしい。
通常のTFのようにビークルからロボットに変形するだけでなく、他の二体と組み合わせることで三パターンの合体を披露する傑作玩具。
あのゲッターやアクエリオンを凌駕する技術を見せつけ、ついにここまで来たかと感動を与えてくれた思い出の一品ですな。