今日は「トランスフォーマージェネレーションズ スタジオシリーズ 86シリーズ(海外版)」から「86-29 バンブルビー」をご紹介!
商品名 | 86-29 バンブルビー(Bumblebee) |
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シリーズ名 | スタジオシリーズ |
クラス | デラックスクラス |
メーカー | Hasbro |
発売時期 | 2024年7月 |
価格 | $24.99 |
ということで、スタジオシリーズ版デラックスクラス「バンブルビー」です!この「バンブルビー」は1986年にアメリカで公開された『トランスフォーマー ザ・ムービー』に登場した姿を再現したもの。完全新規のデラックスクラスとなり、ビークルモードはチョロQタイプの黄色い車に変形します。2024年8月現在日本での発売はまだ決まっていません。それではいってみましょー!
【パッケージ】
パッケージ。
台紙兼ディスプレイスタンドの背景は『ザ・ムービー』終盤の「ユニクロン」の体内。
【ロボットモード】
ロボットモード。体型はかつてレジェンズクラスやコアクラスで発売されたものを彷彿とさせますが、目立ったガワはなくスッキリまとまっていて、アニメの雰囲気にもかなり近く、まさに「バンブルくん」と言った見た目になっています。デラックスクラスですがミニボットということで小ぶりにできており、その分ぎゅっと密度を感じる作りになっています。
背面。背中の背負いものも今回は分離せず変形することができます。背中のタイヤケースがないのはちょっと残念。
前面&背面。
側面。
バストアップ。顔の再現度は「バンブル」として見ると少し険しめ。『ザ・ムービー』では真面目なシーンが多いからこれでもいいとは思うけど、個人的にはもう少し笑顔っぽい感じでもよかったなあ。
武器。銃タイプのものが1つ付属。先端にはエフェクトパーツを取り付け可能。「MP-21 バンブル」にも付属した「レーザーガン」と同じ形状になっています。
武器は背中に取り付けておくことができます。
【ビークルモード】
ビークルモード。黄色いチョロQタイプの車に変形。アニメでは「フォルクスワーゲン・タイプ1(ビートル)」に変形してしいましたが、今回はライセンスを取得しない玩具オリジナルの形状になっています。「ビートル」っぽさをだいぶ感じる形状ですが、ルーフ〜リア部分が角張った形状になっていたり、バンパーの形やフロントライトなどかなりアレンジが効いています。おそらくなのですが、スタジオシリーズとしてビークルの形状よりも劇中に登場するロボットモードのフォルムをアニメの見た目に近づけることを優先してあえてこの形にしたのではないかと想像しますが果たして!?
背面。チョロQタイプということで、前輪に比べ後輪がかなり大きく作られています。後ろから見たときの角張りが結構顕著でビートル感はより感じにくくなります。変形パターンは「MP-21 バンブル」を彷彿とさせる感じでサクサク変形できます。脚部を四方塞がった箱型にするあたりも細かくこだわられているのもいい感じ。
前面&背面。
側面。
武器はリアのロボットモード時と同じジョイントを利用して取付可能。
ビークルモードではバンパー部分にもサイバトロンマークが現れるので、ルーフ部分と2つが掲げられることに。
【比較】
ウォーフォーサイバトロン版「バンブルビー」と。少し前にこの「バンブルビー」が出たばかりだったので、まさかこんなに早く86シリーズ化されるとは…!どちらも「バンブル」ではあるのですが、作りは大きく違っています。
ビークルモードでも。ウォーフォーサイバトロン版はフォルクスワーゲンのライセンスを取得してビートルを再現しています。どっちも捨てがたい要素を持っていて優劣はつけれない感じ…けど、今回の86版はパーツの付け替えなしで変形できるのがやっぱりいい(当たり前な感じもするけど…)。
マスターピース版「MP-45 バンブル Ver.2.0」と。
ビークルモードでも。この「MP-45」はチョロQスタイルでかつフォルクスワーゲンのライセンスも取得しており、「バンブル」のビークルモードとして完璧(玩具の出来としてどうかは置いておいて)。「MP-45」で実現できてたから86版もビートルの再現を期待しちゃったので少し残念ではある…
ついでにウォーフォーサイバトロン版「オリジン バンブルビー」と。
ビークルモードでも。
【可動・アクション】
可動はこのサイズながらによく動いてくれます。足首部分はスネに配置されているので大きく曲げると若干不自然な感じになりますが、それでもしっかり接地できるのは良いですね。腕の肘のクリアランスを保持するためか、肘部分が凹んだ前腕の形状が気になったりもしますが、手首も回るのでいろいろなポーズを取れます。以下、写真続きまーす。
「バンブル」は戦いのポーズよりも元気なポーズのほうが似合うと思っているのですが、今回も体型がコミカルなのでしっかり「バンブル」らしいスタイルでポーズが決まります。
脇の下や、ボディの内部など見えない部分もなどのディテールもしっかり造形されているのもポイント高し。
足裏がしっかり造形されているも良いですね。ちなみにお尻にフィギュアスタンド用の穴は用意されていません。
以上、「トランスフォーマージェネレーションズ スタジオシリーズ 86シリーズ(海外版)」から「86-29 バンブルビー」でしたー!2021年に発売されたウォーフォーサイバトロン版はリア部分の付け替え変形に不満はありつつも、ビートルに変形するということで、ある意味決定版でしばらくリメイクはないだろうと思っていたのですが、86シリーズとして今度はチョロQタイプのビークルになる「バンブル」が発売されるという。嬉しいような、もうちょっと時間を置いてほしいような複雑な思いでしたが、玩具自体はとても素晴らしい!ビークルモードがせっかくのチョロQスタイルなのに玩具オリジナルデザインになっているのは残念でしたが、それでもロボットモードのフォルムを再現するため最適解なような気もするし、実際ロボットモードはとても可愛らしく、よく動いてくれるので遊んでいてとても楽しいです。顔にもう少し愛嬌を出してほしかったのと、背中のタイヤがあればもっと完璧だった!今後日本でも発売されるであろうコマンダークラスの「オプティマスプライム(コンボイ)」と並べるのもとても楽しみです!
フォルクスワーゲンじゃない寂しさはあれど、アレンジ具合や変形機構、サイズ等あらゆる要素が「ちょうどいい」バンブルビーになっている印象。
構造的にタイヤケースも装着できそうな気がするので、リデコ等でそのうち出そう。