今日は「トランスフォーマースタジオシリーズ(国内版)」から「SS-120 ナイトバード」をご紹介!
商品名 | SS-120 ナイトバード |
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シリーズ名 | スタジオシリーズ |
クラス | デラックスクラス |
メーカー | タカラトミー |
発売時期 | 2024年2月24日 |
価格 | 3,500円(税抜) |
ということで、スタジオシリーズ版デラックスクラス「ナイトバード」です!「ナイトバード」は映画『トランスフォーマー/ビースト覚醒』に登場したテラーコンの女忍者。スタジオシリーズでは日産のライセンスを取得し、劇中同様「スカイラインGT-R」に変形します。海外では「104 Nightbird」として発売されています。それではいってみましょー!
【バッケージ】
パッケージ。パッケージ裏には日産の正式ライセンスであることを表すマークがついています。
台紙兼ディスプレイスタンドはニューヨークの博物館。
【ロボットモード】
ロボットモード。見た目は映画公開時に発売されたビースト覚醒シリーズ版デラックスクラスとだいぶ似た感じで、情報が公開された当初はパーシャルかな?と思ったくらいなのですが、実際はそんなことなく完全新規造形になっています。劇中と見比べてみると外観はだいぶ似せられているのですが、頭が大きいせいか印象がスタイルが違って見えるのがちょっと残念。けど、真いボディにクリアパープルとゴールドの差し色が映えてカッコイイ。
背面。背中のガワパーツが折りたたまれて配置されているのですが、結構後ろ側にせり出す感じでイマイチ収まりが悪い感じも。また、劇中で印象的だった羽もあるにはあるのですが、申し訳程度の小さいものになっています。
前面&背面。
側面。
バストアップ。頭部はマスクオン状態が再現されています。エイリアンのようなクリアの頭部がかっこいい。目は造形こそされてはいますが、劇中のように光った感じはありません。
武器は劇中でも使用していた刀状のもの。二刀流でしたが残念ながら1本しか付属せず。
武器は腰部に取り付けることができます。両サイドにジョイントはあるのでどちらにつけてもOK。
【ビークルモード】
ビークルモード。日産「スカイラインGT-R(BCNR33型)」に変形。「ナイトバード」は初代アニメで日本製のくノ一ロボットとして登場しますが、それをオマージュしてか『ビースト覚醒』ではビークルモードが実写映画初の日本車となりました。日産のライセンスを取得しているということもあり、再現度は素晴らしく、色味もしっかり劇中に合わせたカラーリングに合わせられています。フロントの両サイドはクリアパーツが使われてライトがしっかり再現されているし、紫のホイールもカッコイイ。
背面。スカイライン特有の丸いテールランプもしっかり塗装で再現されています。変形はビースト覚醒シリーズのデラックスクラス版と似た感じですが、フロント部分やガワの変形が増えています。背中のガワの畳み方が少し複雑ですが、カッチリ固定は可能。けど、背中はもう少しシンプルでもよかったかも…
前面&背面。
側面。
底面。武器は底面に取り付けておけます。
【比較】
ビースト覚醒シリーズ版デラックスクラス「ナイトバード」と。大きさ的にはスタジオシリーズの方がちょっと小さい。デザインも開発時期の違いからかだいぶ異なっています。
ビークルモードでも。
スタジオシリーズ版「バンブルビー」と。こちらは似たようなサイズ感。
ビークルモードでも。
テラーコンの「スカージ」と「バトルトラップ」と。こうしてみると「ナイトバード」はもうちょっと大きくてもよかったのかも。
ビークルモードでも。
【可動・アクション】
可動もビースト覚醒版と似た箇所、範囲。足回りは少し独特な作りですが、足首の可動もありしっかり動いてくれます。以下、写真続きまーす。
劇中では2本の剣が印象的だったからせめて武器は2つ欲しかったところ!
「ナイトバード」は日本のカルチャーが詰め込まれたキャラになっていて、くノ一というのもそうですが、女子高生のようなスカートを履いたシルエットみたいな感じなのも面白い。その上でアメリカでめちゃくちゃ人気の高いGT-RのBCNR33型に変形するというのも製作陣のこだわりを感じます。
お尻部分にフィギュアスタンド用の穴が用意されています。劇中では結構空を飛び回ってたからやっぱり翼はもっと大きいのが欲しかったな。
ビークルモードでも。実写映画でもようやく日本車が!次の映画でも何かフィーチャーされると嬉しいなあ。
以上、「トランスフォーマースタジオシリーズ(国内版)」から「SS-120 ナイトバード」でしたー!作り的にはビースト覚醒シリーズと似た感じで、かつ大きさもより小さい感じになってしまい、それに伴って頭でっかちになってしまって、劇中のスタイルが再現しきれていないのは少し残念。また、劇中で印象的だった翼もかなり小さく、ビースト覚醒シリーズのプラスαくらいの仕様で止まってしまっているのが勿体なく感じました。一方、ビークルモードは念願の日本車で、ついにスタジオシリーズでも日本の自動車メーカーの正式ライセンスを受けたものが登場するのは感動的で、GT-Rが他のスタジオシリーズと並んでいるのは不思議な感じがします。「ナイトバード」自体日本のファンにとっては結構特別な存在なような気もするので、時間がかかってもいいからマスターピースムービーシリーズで再現度の高いものが出てくれたりしたら嬉しいなあ。
羽が小さいって言ってる人多いけど、劇中でも収納時は小さくなってたし(もうちょい大きいが)、間違ってはないんだよな