今日は「トランスフォーマーアースライズ(国内版)」から「ER-07 スモークスクリーン」をご紹介!
商品名 | ER-07 スモークスクリーン |
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シリーズ名 | トランスフォーマーアースライズ |
クラス | デラックスクラス |
メーカー | タカラトミー |
発売時期 | 2020年8月29日 |
価格 | ¥2,800(税抜) |
ということで、アースライズ版デラックスクラス「スモークスクリーン」です!「スモークスクリーン」は元々は『戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー』に登場したサイバトロン(オートボット)の戦術家。ジェネレーションズ系の玩具としてはユニバース(日本では変形ヘンケイ)、コンバイナーウォーズ(日本未発売)、そしてシージでそれぞれデラックスクラスで発売されています。今回は地球モードを再現したもので、「プロール」、「ブルーストリーク」とのパーシャルになりますが、発売時期としては一番早くの登場となります。海外では「WFC-E20 Smokescreen」として発売されています。それではいってみましょー!
【パッケージ】
パッケージ。武器が目立つ感じでパッケージングされています。
イラスト面。アークを背にして戦うシーンが描かれています。
【ロボットモード】
ロボットモード。マスターピース版を豊富とさせるフォルムで、これまでの「シージ」〜「アースライズ」シリーズのデラックスクラスのなかでもスタイルがかなりよく、どっしりした脚なども初代アニメらしさが出ていてすごくいい!カラーリングも鮮やかブルーに落ち着いた赤がかっこよく、まさにスモークスクリーンといった出で立ちになっています。
背面。ヒザ下は変形の関係で少々スペースが目立ちますが、内側はマスターピースを思わせるプレートである程度隠すことができるし、代わりに太ももはネジ止めで全面埋まっています。背中のウインドウの裏のディテールもカッコイイ。
前面&背面。
側面。
バストアップ。顔はG1のデザインに忠実な造形で、なかなかハンサム。
武器。まずは銃タイプのもの。武器もG1準拠のデザインになっています。
武器はグリップの他に、両サイドに5mm突起があるので、背中などの5mm穴に取り付けておくことができます。
両肩にも脱着可能な武器が。G1では「ジャミングランチャー」という名前がついていました。
もちろん手に持たせることも可能。
両肩の武器と、銃を組み合わせて一つの武器にすることもできます。
【ビークルモード】
ビークルモード。レーシングカー仕様のスポーツカーに変形。G1では「フェアレディ280Z-T」のレーシング仕様に変形していましたが、どことなくそのフォルムは感じさせつつもオリジナルのかっこいいビークルにアレンジされています。なめらかなラインで前から後ろに流れる感じがなんともカッコイイ!ウインドウ部分はスモークがかったクリアなのもいい感じ。
背面。リアウインドウ部分もクリアになっていてとてもリアル。タイヤのはめ込み部分が見えているのがちょっともったいないかな?変形はマスターピースを彷彿とさせつつも、よりシンプルに変形しやすくなっていて、各部の意匠を最大限に活かした変形になっています。
前面&背面。
側面。
各部に武器を取り付けることもできます。
【比較】
まずはジェネレーションズセレクト(シージ)版「スモークスクリーン」と。シージ版も決して悪くないのですが、並べるとアースライズ版のフォルムのかっこよさが際立ちますね。顔の雰囲気も大きく違っています。
ビークルモードでも。ジェネレーションズセレクト版は惑星サイバトロンモードなので少々潰れた独特な感じに。これはこれでかっこいいんだけどね!
ジェネレーションズ コンバイナーウォーズ版「スモークスクリーン」(日本未発売)と。コンバイナーウォーズは合体ギミック優先ということもあって、ビークルの意匠が生かされていないものが多いのですが、このスモークスクリーンも例にもれず、顔と色だけで無理やり再現されている感じ。ただ、これはこれで結構好きだったり。
ビークルモードでも。コンバイナーウォーズ版は「プロール」のリカラーということで、パトランプ部分は無理やり赤で塗りつぶされている思い切りの良さがスゴイ。
マスターピース版「MP-19スモークスクリーン」と。パーツ配置や移動方法などはだいぶ似た感じになっています。アースライズはマスターピースからのフィードバックを感じる部分も多く、脈々と開発陣の知識や技術が受け継がれている感じがしていいですね。
ビークルモードでも。
【可動・アクション】
可動は文句なしの可動箇所と可動域!これ以上の何を求めるのか、というくらいしっかり動いてくれます。各部の関節の渋みも心地よく、ちょっとポーズを付けただけでもうかっこよく決まるようになっていて、色んなポーズを取らせたくなります!肩のジョイントが少し外れやすいのですが、逆に可動域を増やしてくれている感じになっているので結果オーライな感じ。以下写真続きまーす。
膝立ちももちろん可能。これほどの可動がスタンダードになってしまうと、今後出るトランスフォーマーのハードルが上がってしまうのではないかといらない心配をしてしまいます。
今回面白いポイントとしてはかかとパーツがあること。これは足裏にアーマーアップさせるための5mm穴を設けるという意味合いが大きいと思うのですが、見た目的にも少し背伸びしたような感じになって、このちょっとした確度がかっこよさを増してくれているようにも思います。
ちょっとした立ちポーズなんかも細かく確度をつけてかっこよく立たせたくなります。
お尻にフィギュア用スタンドがあるのでそれを使って。脚周りの可動がとても優秀なのでジャンプしたポーズもカッコイイ!
以上、「トランスフォーマーアースライズ(国内版)」から「ER-07 スモークスクリーン」でしたー!デラックスクラスとしてのトランスフォーマーのひとつの到達点を見たような完成度!なにか変形がすごく凝っているとか、他とは違った際立ったなにかがあるとかではないのですが、ロボットモードのかっこよさ、ビークルモードの車としてのかっこよさ、変形、可動択とトランスフォーマーに大事なことひとつひとつに真剣に向き合って作られたような、そんな印象です。スモークスクリーンと同じ型として「プロール」と「ブルーストリーク」もあるわけですが、3体揃えるのがとても楽しみになります(ブルーストリークは日本でも出るのかな…?)!日本ではアースライズはハイエイジ向けになってしまっていますが、こういうものこそ導入として幅広い人達に触ってもらいたいなあ…と思える逸品です!オススメ!!
絶妙なフェアレディ感のビークルモードが凄い好みです。アイアンハイドやラチェットみたいにシージから少し変わっただけかと思ったら変形から全然違うのが驚きでした。
プロールやストリークも楽しみです。特にストリーク!今回こそは国内導入してくれ!