今日は「トランスフォーマー ジェネレーションズ セレクト(海外版)」から「WFC-GS19 ローターストーム」をご紹介!
商品名 | WFC-GS19 ローターストーム(Rotorstorm) |
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シリーズ名 | Transformers Generations Selects |
クラス | デラックスクラス |
メーカー | Hasbro |
発売時期 | 2020年8月 |
価格 | $19.99 |
ということで、ジェネレーションズセレクト版「ローターストーム」です!「ローターストーム」はかつて1990年代前半にヨーロッパを中心に展開されていた際に登場したキャラクターで、「ターボマスター」と呼ばれる部隊のメンバーです。当時日本ではEU展開版はほんの一部しか発売されておらず、この「ローターストーム」も日本では未発売でした。近年ではIDWのコミック『ラスト・スタンド・オブ・レッカーズ』に登場しており、そこで名前を知った方も多いのではないでしょうか。玩具としてはシージ版デラックスクラス「スピニスター」の頭部替え&リカラーで、海外ではHasbro Pulseを始めとしたファンチャンネル限定となります。それではさくっといってみましょー!
パッケージ
パッケージ。ジェネレーションズセレクトのいつも通りの箱。
側面のシールに商品名が書かれています。
【ロボットモード】
ロボットモード。基本的に頭部以外は「スピニスター」と同じですが、水色にピンクというビビッドなカラーリングになっていてこれがなかなかカッコイイ!EU主導の玩具はどれも奇抜なカラーリングが多いのですが、今見るとすごくいい配色でどれもかっこよく見えてしまうという…形状の再現度としては結構無理がある感じもあるのですが、胸部など色でなんとか見せてやろうという心意気は感じます。
背面。個体差かもしれませんが、ローターの固定がスピニスターと比べると若干ゆるい感じ。
前面&背面。
側面。
バストアップ。頭部は新規造形。当時の玩具の雰囲気を再現してくれています。IDW版の感じもあってかっこいいです。胸部は本来ならばヘリコプターのコックピット部分が配置されているのですが、今回はそれが色でなんとなく再現されています。
武器。ひとつは2門のブラスタータイプ。スピニスターのものそのままなので、当時の玩具の武器と形状は異なります。
もう一つはガトリングタイプ。先端が黄色いのはおそらく当時玩具のミサイルのカラーのオマージュではないかと思います。
組み合わせて一つの武器にすることもできます。
【ビークルモード】
ビークルモード。ヘリコプターに変形。「アパッチ」を彷彿とさせる形状はG1トイからの印象を強く押し出してくれています。キャノピー部分がクリアピンクなのも当時の玩具の再現に一役買ってくれていたり、武器の黄色い部分もミサイルっぽく見えたりで面白い。ちなみに当時の玩具はメインローター部分もクリアピンクでした。
背面。変形は足回りや、胴体のパーツの移動の仕方など見どころが多く、シージのデラックスクラスの中でも工程は多く、かと言ってストレスもない面白い変形になっています。
前面&背面。
側面。
メインのローター、テールローターとも指で弾くと軽やかに回転します。
前方のランディングギアは収納可能。また、底面にはフィギュアスタンド用の穴があります(ロボットモードと共通)。
【比較】
リデコ元のシージ版デラックスクラス「スピニスター」と。今回の型は完全にスピニスターのために作られたもので、当初はローターストームへのリカラーは想定されたものではなかったんじゃないかな?と思います
ビークルモードでも。BotConやtransformers Collector’s Clubなき今、ちょっと無理矢理感のあるリデコものがなくなってきてるけど、そのマインドみたいなものはジェネレーションズセレクトで受け継がれているように感じます。今後もファン向けと割り切った変なリデコ&リカラーは出し続けて欲しい!
【可動・アクション】
可動はスピニスター同様かなり優秀。シージ版のデラックスクラスの中でもトップクラスの可動域を備えます。ただ、若干スピニスターより関節がゆるいかなーという感じで、触り心地は少し落ちる感じ(個体差かもしれません)。以下、写真続きまーす。
膝立ちもしっかりできます。また、ひとつ上の写真のように足首も自在に動くので大きなポーズも取りやすいです。
G1時はターボマスターの中で唯一飛行能力を持った先導&戦略家という立ち位置だったようです。EU展開は『トランスフォーマージェネレーション』で読んだくらいの知識しかないけど、「サンダークラッシュ」とかめちゃくちゃかっこいいから、今後ジェネレーションズで登場してくれたら嬉しいなあ…
お尻にフィギュアスタンド用の穴があるのでそれを使って。
以上、「トランスフォーマー ジェネレーションズ セレクト(海外版)」から「WFC-GS19 ローターストーム」でしたー!キャラクター的には日本ではだいぶ馴染みは薄いですが、IDWコミックの『ラスト・スタンド・オブ・レッカーズ』に登場することもあり楽しみにしていました。元の「スピニスター」がシージのデラックスクラスの中でも特に良作なので玩具としての出来はなんに問題もなく、遊びやすくとてもかっこいい!ローターストームの旧玩具の再現としてはちょっと無理あるところもあるなーと感じつつも、こういう力技リカラーが最近少なかったこともあって触っていてとても楽しかったです。スピニスター型を触ったことがなく、このカラーリングが気に入った方は是非!
レビューありがとうございます。
うちは、たぶんタイガートラックと同じタイミングでの入荷予定です。
こうしてじっくり見るとシーコンズみたいな配色で、差し色のピンクが良い仕事をしていますねー。
スピニスターは変形機構が大好きで、ちょいちょい手に取って遊んでいますが、顔だけはあんまりタイプじゃなくて(スミマセン)、本品の到着が楽しみになりました。
そういえばTFプライムにおけるホイルジャックの会話で、ロトストームなるレッカーズがいたという説明がありましたね(綴りは同じRotorstorm)。
レッカーズの本は未読ですが、このローターストームも相当クセのあるキャラなのかな~??