今日は「トランスフォーマージェネレーションズ アースライズ(海外版)」から「クリフジャンパー」をご紹介!
商品名 | WFC-E7 クリフジャンパー(Cliffjumper) |
---|---|
シリーズ名 | ジェネレーションズ アースライズ |
クラス | デラックスクラス |
メーカー | Hasbro |
発売時期 | 2020年2月 |
価格 | $19.99 |
ということで、アースライズ版デラックスクラス「クリフジャンパー」です!「クリフジャンパー」は『戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー』に登場したサイバトロン(オートボット)の戦闘員で、日本では「クリフ」の名前でお馴染みです。玩具としてはこれまでもジェネレーションズ系では何度かラインナップされていましたが、大体が「バンブルビー」のリカラーで済まされることが多かったのですが、今回はまずは先に「クリフジャンパー」が登場することとなりました(おそらくパーシャルでバンブルビーが予定されていると思います)。日本ではタカラトミーモール限定で「ER EX-05 クリフジャンパー」として初場外予定されています。それではいってみましょー!
【パッケージ】
パッケージ。パッケージ状態から分かる本体の小ささ!
イラスト面。
【ロボットモード】
ロボットモード。まず最初の印象はかなり小さい!!デラックスクラスとしては過去最小と言っても過言ではないサイズになっています。その分密度感は高く、またビークルモードで表に来る部分は塗装が施されていたり、よく見るとしっかり手がかけられているのが分かります。また、なにより小さいことで他のキャラと並べたときにちゃんと「ミニボット」らしい大きさになるのが最大のウリと言えると思います。
背面。背中にはビークルモードのリア部分を背負っていますが、今回のクリフではこれを一度取り外してからでないと変形できません。これについてはまた後ほど。
前面&背面。背中はリアパーツを取り外しています。
側面。
バストアップ。顔はなかなかのイケメンで凛々しい顔つき。
武器はバズーカ砲。アニメ第1話で活躍?をしたものを再現。前方には劇中同様のスタンドが付いているので、メガトロンのデッドポイントもしっかり狙えます。
分割して3つの銃タイプの武器になります。スタンド部分はマガジンのような感じに、後部の黒い部分は肩に取り付けます(黒いやつは銃じゃないのかも…?)
背中のリア部分は背中から取り外してシールドになります。
【ビークルモード】
ビークルモード。もともとG1では「ポルシェ・924ターボ」を想定した車に変形。今回のアースライズ版もどことなくそれっぽい感じのスポーツカーに変形します。これまたかなりコンパクトですが、ウインドウ部分はしっかりクリアパーツで再現されてるし、ほぼ全塗装になっていてつや消しのしっとりとした感じも悪くないです。
背面。写真で見るとちょっと分割が目立ちますが、これは物自体が小さいため。なので、実物で見るとそこまで気にはならないと思います。
前面&背面。
側面。
武器を組み替えて取り付けることができます。
また、武器をバラバラにして取り付けることで水上走行モードにすることができます。これはアニメの「対決!!ダイノボット PART II」でのシーンを再現したもの。劇中ではタイヤを収納していましたが、今回はそこまでは再現されず。
黒い武器パーツは開いて底面にエンジンのような感じで取り付けます。
上の方で言いましたが、ビークルモードからロボットモードにする際、必ずリア部分を取り外す必要があります。これまでのトランスフォーマーでもこういうことはないわけではありませんでしたが、変形をする際に「まずここを外します」と出てくるのはやっぱり結構なインパクト。ちゃんと付けたまま変形して外して盾にもできるよ、とか、外した部分がまたちょっと変形してもっと盾らしい感じになればまた違ったかも知れません。変形自体はこの大きさにしてはかなりしっかりしたものになっている分、この部分はやっぱりちょっと残念。
【比較】
ジェネレーションズ系でおそらく一番古いクリフであるクラシックス版デラックスクラス「クリフジャンパー」と。バンブルビーのリカラーですが、この姿のクリフはその後BotConの『Shattered Glass』で活躍したりと意外と印象は強いように思います。
ビークルモードでも。
アジア限定ジェネレーションズ「クリフジャンパー」と。『プライム』のファーストエディション版「クリフジャンパー」の頭部替えというなかなか思い切った玩具。
ビークルモードでも。他にもジェネレーションズ系としてはレジェンズクラス版2種とゲーム『War for Cybertron』版がある感じかな?(どれもバンブルビーベース)。
アースライズリーダークラス「オプティマスプライム」と。オプティマスの腰の高さくらいまでしかなく、ミニボット感がすごく出てますね。
ビークルモードでも。もちろんトレーラーにすっぽり収納できます。
アースライズWave1の他のデラックスクラスと(アイアンワークス忘れました…)。左が「ホイスト」、右が「ホイルジャック」。3人ともおなじデラックスクラスですが、こんなに大きさが違う!こうして身長差が出て揃えられる方が嬉しいんだけど、全部おなじ値段なので武器は充実しているとは言えクリフの割高感はどうしても感じてしまいますね。
ビークルモードでも。
大きさ比較のためタイタンズリターン版レジェンズクラス「バンブルビー」と。プライムウォーズトリロジーのレジェンズクラスよりは頭一つ大きいし、各部の密度感は全く違っていて、その辺はさすがにクラスの違いを実感します。
ビークルモードでも。プライムウォーズトリロジーでかなりのミニボットが揃ったけど、ウォーフォーサイバトロントリロジーではどうなるのかなあ…?
【可動・アクション】
可動は良好。小さいですが他のシージ〜アースライズシリーズ同様、腰も回るし、足の接地もこの通り。手首も回るし、クリフの血気盛んな感じを再現でき、その辺りは小ささに負けないよう意図的にしっかり組み込まれているように感じます。以下、写真続きまーす。
シールドを持って。実際遊んでみるとしっかり作られているので、変形での付け替えはそこまでは気にならないんですが、このあと同じ形でバンブルビーでも同様の気持ちになると思うとちょっと切ない。
お尻にフィギュアスタンド用の穴があるのでそれを使って。
以上、「トランスフォーマージェネレーションズ アースライズ(海外版)」から「クリフジャンパー」でしたー!デラックスクラスとしては本当に小さく、他と比べると大きさや重さ的に多少なりとも割高感は感じてしまうのですが、かと言ってプライムウォーズトリロジー時のレジェンズクラスでは再現できない可動と変形を実現しているので、結果的にはデラックスクラスで良かったと思います(『リベンジ』時のスカウトクラスが復活したらよかったのに、とも思いますが)。
あとは、やっぱりリア部分の変形時の取り外しは惜しいなあ…と感じてしまいます。個人のトランスフォーマーに対するポリシーの話になってしまいますが、完全変形を大事にしている人は少なくないと思うし、他より小さいならプラスチックをそういうところに増やしてくれたらよかったのになあ…他の部分が良いだけにより惜しさを感じてしまうし、あとは今後この方式が気軽に使われないことを願います。付け替えするなんてトランスフォーマーなんて触りたくない!という強い信念がなければ、触り心地は抜群だしこの小ささがよりこのシリーズの世界観を広げてくれることは間違いないので、国内版を予約した方は色んな意味で楽しみにして欲しいです!
こいつに限らずアースライズ全般言えることだけどめちゃくちゃ出来がいい!!
ただリア周りの処理はちょっと残念だからそこの改修と武器の変更だけしてもらってパーシャル(無理なら頭部換え)とかでバンブルビーも出してほしいなぁ