今日は「トランスフォーマースタジオシリーズ(国内版)」から「SS-23 ラスティバンブルビー」をご紹介!
商品名 | SS-23 ラスティバンブルビー |
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シリーズ名 | スタジオシリーズ |
クラス | デラックスクラス |
メーカー | タカラトミー |
発売時期 | 2019年7月19日 |
価格 | ¥2,800(税抜) |
というわけで、スタジオシリーズ版「ラスティバンブルビー」です!この「ラスティバンブルビー」は実写版第1作目『トランスフォーマー』に登場する「バンブルビー」の錆びたビークルモード(第2世代カマロ)の雰囲気を再現したもので、モノとしてはスタジオシリーズ第1弾として発売された「SS-01 バンブルビー」のリカラー。海外では同じ仕様のものがデラックスクラスWave5「27 クランカーバンブルビー(Clunker Bumblebee)」として発売されています。それではさくっといってみましょー!
リカラー元の「SS-01 バンブルビー」のレビューは以下からどうぞ!
【パッケージ】
パッケージ。イラストは「SS-01 バンブルビー」のものに汚しが追加されたものに。海外版とは商品名は異なりますが、それ以外の使われているイラストなどは同じようです。海外名の「クランカー」は「オンボロな車」という意味なので、そっちのほうがピッタリな感じもしますが、『ロストエイジ』の「オプティマスプライム ラスティVer.」以降、日本ではサビた系の玩具は「ラスティ」が定着しています。
台紙兼ディスプレイスタンドはサムがバンブルビーを買った中古車ディーラー。
【ロボットモード】
ロボットモード。見た感じはほぼ「SS-01 バンブルビー」。若干塗装が違っている箇所があるくらいで、ロボットモードでは「ラスティ」な部分も目立ちません。改めて見ると羽は少し大きいけど、体型なんかは小さいながらマッシブさを表現していて、ちゃんとカッコイイバンブルビーになっています。
背面。背面もほぼ変わりなし。ただ一箇所ある意味待望の改修が入っているのですが、それについては後述。
前面&背面。
側面。
バストアップ。頭部は「SS-19 WWⅡバンブルビー」の後にこれを見るとちょっと物足りなさを感じてしまう…また、デザイン自体は正しいのですが、塗膜が薄いせいか、奥まったところが穴に見えてしまいちょっとゴリラっぽい感じになってしまっています。ちなみに、個体差かもしれませんが、管理人のものは胸部分の接続のジョイントがゆるゆるでした。
武器は右腕の「プラズマキャノン」。肘下から前腕を取り外し差し替える形で装着します。「SS-01」ではキャノン部分と外装部分が塗り分けられていましたが、今回は全面シルバーに塗装されています。
イオンブラスターと取り外した腕はお尻部分に取り付けることができます。
今回の唯一と言っていい改修点は背中のビークルのルーフとウインドウをつなげる部分にピンが追加されたこと。「SS-01 バンブルビー」のこの部分は本当によく外れる部分で、最近は管理人は取り外して変形させるほどでしたが、このおかげで変形のこの部分のストレスは解消されました。
※コメントで「SS-01 バンブルビー」も再販分はピンどめされていたという情報をいただきました。
【ビークルモード】
ビークルモード。第2世代のシボレー・カマロに変形。そして今回の一番の見せ場はこのビークルモードで、サビや汚れの塗装が追加され、より劇中の雰囲気に近づけられています。追加された塗装はすべてプリントのようで、ウェザリングのような個体による差はないと思われます。
背面。変形はもちろん「SS-01 バンブルビー」と同じですが、実はこの型のバンブルビーはこの1年で「ラスティバンブルビー」含め4つのバージョンが発売されていて、そのせいもあってか「SS-01」よりも変形の精度が若干下がっているように感じます。上にも書いたようにロボットモードでの胸部分の接続がゆるいなどもあり、せっかくピンが追加されてストレスが下がったかと思いきや、その他の部分でストレスがたまるという…
前面&背面。
側面。
武器はリア部分に取り付けることができます。
【比較】
リカラー元であるスタジオシリーズ「SS-01 バンブルビー」と。左が「SS-01」で右が今回の「SS-23 ラスティバンブルビー」。ロボットモードで目立つ部分としては、今回腹部の塗装がオミットされ、また前腕の塗装が若干変更されています。
ビークルモードでも。サビと汚れがどの程度追加されたか分かると思います。
背面。今回何故かリア部分のストライプが短くなってしまっています(劇中は「SS-01」の方が近い)。
【可動・アクション】
可動範囲は「SS-01 バンブルビー」と同じ。ただ、「SS-01」と比べると関節の渋みなどがちょっとゆるく感じる箇所も。以下写真続きまーす。
スタジオシリーズではだいぶこの型が使い回されているけど、そろそろ映画第1作目のニューカマロ版バンブルビーのリメイクも見てみたいなあ。
おしりのフィギュア用スタンドを使って。
以上、「トランスフォーマースタジオシリーズ(国内版)」から「SS-23 ラスティバンブルビー」でしたー!モノとしては「SS-01 バンブルビー」とほとんど同じなので、どちらかと言えば「再販」として発売された商品ではないかと思います。特に日本では発売日が映画『バンブルビー』の公開に合わせられていて、映画館などにもグッズとして置かれているので、よりその意味合いが強いです。そう考えると、前回からの差の少なさも特に気にならなず、この機会にライトな人にもたくさん手にとってもらえたら嬉しいと思います。ただ、背中のプレートにピンが追加されたのはとてもいいのですが、逆にロボットモードの塗装が減ったり、ストレスになる部分が増えているのは残念。なので、「SS-01」を持ってる人は無理に買う必要はありません。ただ、この型は大きさゆえの若干の触りにくさはあるものの、現時点でのデラックスクラスバンブルビートイの集大成と言えるものなので、これまでこの型を触ったことのない人はこの機会に是非触ってみて欲しいです!
背中の金属軸はSS01の再販から入ってましたよ