今日は「トランスフォーマースタジオシリーズ」(国内版)から「SS-06 スタースクリーム」をご紹介!
商品名 | SS-06 スタースクリーム |
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シリーズ名 | スタジオシリーズ |
クラス | ボイジャークラス |
メーカー | タカラトミー |
発売時期 | 2018年4月21日 |
価格 | ¥4,500(税抜) |
ということで、スタジオシリーズ版ボイジャークラス「スタースクリーム」です!このスタースクリームは2007年に公開された実写映画第1作の姿を再現したもの。これまでもたくさんのスタースクリームの玩具が発売されてきました。今回のスタースクリームは完全新規ではありますが、パーツ配置や変形パターンは「ダークサイド・ムーン」時に発売されたデラックスクラス「DD02 スタースクリーム」をベースとした拡大版と言えるものになっています。先日紹介した「SS-01 バンブルビー」とは逆の手法を取られた形ですが、その出来は果たして!?それではいってみましょー。
パッケージ。かなりギュウギュウに箱の中に詰められているような感じ。
台紙兼ディスプレイスタンドはラストバトルが行われる街が描かれています。
ロボットモード。特徴的な逆三角形の体型と、モンスターチックな手足がしっかり再現されています。「ダークサイド・ムーン」版デラックスクラスの拡大版となりますが、かなりディテールアップしているのでパッと見はそうとは分かりません。色分けもしっかりされているので、装甲部分とそうでない部分が分かれているように見えるのがいいですね。
背面。背中を見ればデラックスクラス版を持っていた人はすぐに似ていることに気づくと思います。ただ、背面もちゃんとディテールアップされており、特にスネ部分の裏にジェットエンジンがあるのがカッコイイ。
前面&背面。
側面。
バストアップ。頭部は大きくなったことでディテールアップし、かなり忠実に劇中を再現しているように思います。胸部もディテール感がものすごく、立体感があっていいですね。写真にはありませんが、胸部の中の背中側のパーツには背骨のようなディテールも追加されていて、拡大されたことでの見どころが増えているのも面白いです。
武器はミサイル型のもの。これまでマスターピースムービーシリーズ以外ではこの武器が再現されてたことがなく、通常ラインとしては念願の付属品。手のひらを折りたたんで、そこに専用のジョイントで取り付けます。ちなみに、海外の公式画像で装備していた「ノコギリ」は日本版、海外版どちらでも付属はせず、おそらく今後発売される「リベンジ」版での付属になると思われます。
拡大元の「DD02 スタースクリーム」がメックテックシリーズということで、5mm穴がたくさん空いているのも引き継いでいます(拡大されたと言ってもちゃんと穴は5mmのまま)。なので、武器を腕の側面に取り付けることもできます。
ビークルモード。ロッキード・マーティン社製「F-22 ラプター」に変形。「DD02 スタースクリーム」がこれまでのスタスク玩具の中でも実機に近い薄さを実現していましたが、今回もその拡大版ということで変形パターンもほぼ同じとなり、今回もちゃんと薄いボディを実現しています。また、表面のツライチ感もとてもいい感じです。
背面。実機の写真と見比べてもてもなかなかの再現度。垂直尾翼も角度が固定されるので調整しなくても大丈夫。
前面&背面。
側面。
底面にはランディングギアが3つあり、いずれも収納することができます。
武器は後部に取り付け可能。また、翼部分に5mm穴があるのでそこにも取り付けられます。
ロストエイジ時に発売された、拡大元である「DD02 スタースクリーム」の第1作目バージョンのリカラーとなる「AD10 スタースクリーム」と。かなりディテール感がアップしているので、パッと見は全く違うものに見えますね。当時からこの型は遊びやすく、劇中とも似ているということで評判がよかったのですが、今回のスタスクもほとんど同じ触り心地そのままに、よりカッコよくなっています。
1作目時に発売された「MD-08 スタースクリーム」と(右肩のパーツが下がっちゃってますね…スミマセン)。この「MD-08 スタースクリーム」は劇中とはかなりスタイルが違いますが、公開前の設定画時点ではかなり太ましい感じになっており、恐らく玩具もそれを元に作られたんじゃなかろうかと思われ、きっと映画が公開されて開発スタッフはきっと度肝を抜かれたに違いありません…
ビークルモード。ビークルモードも大分厚みがあります。「MD-08 スタースクリーム」は転がし走行をすると、翼のしたのミサイルが回転し、自動でミサイルを発射するというギミック付きで、かなり今よりも玩具チックでした。
リベンジ時に発売された「RD-02 スタースクリーム」のリカラーとなるムービー ザ ベスト版「MB-08 スタースクリーム」と。まさに第1作のリベンジと言わんばかりに劇中のイメージ重視な感じになり、変形もかなり変態的になっています。
ビークルモードでも。コックピット部分の大きさの再現度など含め、かなり今回のスタジオシリーズ版は忠実な作りになっているのが分かります。
可動は独特の体型ではありますがなかなか優秀。というのも腕や足の関節数が多いのでかなり表情が付けやすいです。また、関節もしっかりしており、かかともパーツが支えてくれるので意外とちゃんと立たせられます。あとは首に上下の可動があれば嬉しかったなあ。以下、写真続きまーす。
ラプター形態でも底面にフィギュアスタンドの穴があるので、飛んでるような感じで飾ることもできます。
以上、「トランスフォーマースタジオシリーズ」(国内版)から「SS-06 スタースクリーム」でしたー!情報が公開された当時は「DD02 スタースクリーム」の拡大版ということで、それほど期待をしていませんでした。しかし、いざ実物を触ってみると、確かに「DD02 スタースクリーム」と同じではあるのですが、すでに当時3度目(マスターピースを入れれば4度目)に作り直された型ということもあり元々劇中再現度はかなり高かったのですが、拡大されたことによってよりそれが実感できるようになっています。さらに変形は同じですが、パーツはすべてディテールアップされ新規造形されているということもあり、見た目の面でもとても満足度のものになっています。これは前回紹介した「SS-01 バンブルビー」とは全く真逆の感想となり、「SS-01 バンブルビー」は縮小されたことによって遊びにくくなりましたが、今回のスタスクは拡大の恩恵がとても大きいです。今後今回のような拡大、縮小がどれほど多用されるかは分かりませんが、縮小に比べ拡大は拡大は変形のタイトさが増えるなどもないので、それにしっかり大きさに見合ったディテールアップをするというのは有効な手段なのかもしれません(いっぱい出ても嫌だけど…)。ということで、スタスクトイとしてはかなり完成度が高く、また遊びやすいのでムービースタスクファンは是非手にとってみて下さい!
この記事へのコメント
首の根本の軸で上を向けられますよ
これ単純に拡大版だったのか、元を持ってたので買わなくてよかったですわ
鋳型の変更によるスケールサイズ変更って作る側としてはとても容易であることは知っていたんすけど、買う側としてはあまりいい気分ではないと思うんだけどどうなんだろね?
ていうか購入前にある程度調べることって重要ですな、でも拡大元の型はかなりよかったんで持ってない人にはおすすめだと思う
自分はDD版の不満点はサイズのみだったから、あの型のボイジャーサイズってだけですごく期待できました
やっぱり期待通りの完成度。不満点も特になく逆に言うことがないくらいw
早くメガトロンと並べたい
そういやアメリカのトイザらス限定サンクラは結局どうなったんだろ?トイザらス破綻したし。向こうではナンバリングに組み込まれてたし販売中止になったら欠番になってしまう
変形のベースになった型で見た目的に不満だった胴体の空洞が、しっかりパーツで塞がれてたり、可動も増やされてたり、ボディーの印刷が綺麗だったりして、非常にボイジャースタスクとして大満足な品でした。後にリベンジ版も出るようなので、その情報も早く公開されたら良いな…
今回のスタジオシリーズではこのスタスクのみが海外版から成型色の変更があるようですね
なんでそんなとこを…みたいな感じですけど
※2
新しい変形パターンが一番なのは間違いないけど、DOTM版はボイジャーだったら完璧と言われてたくらい完成されてたからむしろ嬉しい
DOTM版の話が出てるのでもし他に拡大版が出るならDOTMメガトロンの拡大版が出てほしいなと私は思いました!ロボットモードの時の大きさはまだいいとしてもビークルモードが他と並べたときに小さい小さい…
というかサイズを合わせるなら車種の大きさでしてほしいと思うのは私だけ?飛行機系は身近なものでもないので仕方ないにしてもトラックと車でサイズがあってないのはすごい違和感。トラック系に変形する者はでかい奴が多いしロボット状態で比較してもそこまで変にならずいいと思うんだけどなー
スタスクは拡大元がお気に入りで悩みました。
が、今後リカラーで何回も出そう…ということでスルー。
オプ、ビーもそうですが、こっちはリデコの可能性が高く買ってもいいかな。
この型使って、劇場次作で無色クリア成型の幽霊Ver.が出そうな気も。
※2
単純な拡大じゃないですよ〜
ディティールや塗装含め各部がこれでもかってくらいブラッシュアップされてます
変形機構が同じなだけの別物と言っていいくらいの代物です
連日のレビューお疲れ様です!
単純にDOTMの拡大版だと思ってたので、良い意味で裏切られましたね。
因みにウチのはビークルモードのとき機首下のカバーが肩パーツと干渉して1ミリ程閉まりきらなかったのですが、皆さんのはどうでしたか?
ムービースタスクはリーダーサイズを含め全て買っていますが、
これはいいものです。
今回のムービースタジオシリーズは、旧玩具を持っている人にこそ、「そう言えば、前の玩具の時に、この点に不満を持ったよな」という造形や変形が改善されている者が多く、驚きがあります。もしもこれがコストに+1000円あってでも日本版重塗装だったらどれだけ神玩具になっただろうかと思います。
私はとりあえずラチェットからリペイントを始めていますが、化けますよ、このシリーズは。
僕の持っているスタスクも機首下のカバーは干渉してしっかり閉まりませんでした。カバー側の凸部をデザインナイフで削ったから改善しましたよ。これは設計段階からパーツの凸部が大きい気がしますが、どうでしょう
サイズ・変形のしやすさ・可動・見た目とどれもが高いレベルで満足感ありますね。SSシリーズで一番遊んでるかも…。
12番さん
ありがとうございます。
よく見ると肩パーツ側の突起に延長された跡がありますね。
ロボットモードのとき脇腹の追加パーツとのロックが弱いために延長されたのでしょうか。
突起を短くするとロックは弱くなりますが、ロボットモードのとき肩パーツと脇腹の追加パーツ、機首が密着する形になります。
こちらが本来の設計のような気がしますね(加工は自己責任で)。
このしっかりしたレビューを見てなお「単純な拡大版」と言ってしまうのはさすがに……
拡大版と知らずに買ったならショックは大きいかもしれませんね
でも新しい(?)復刻の形としていいかもしれない、新規で入った人だと過去の良作が手に入るチャンスが増えるのはうれしいし
こういう形で自分もDOTM版のメガトロン出てほしい、あの小ささはやっぱ目立つもんね
「変形が過去製品と同じだから期待してない、買う気にならない」という考え自体が自分には無いので、結構新鮮です
MPM4オプティマスやMPM5バリケードも言ってしまえば過去製品のブラッシュアップ版ではあるけど、そのような意見は目にしなかったものですから(オプティマスに関してはそれ以前の問題だったかもしれませんが)
ただ、今回のスタースクリームはDD版やAD版が気に入ってる人こそむしろ気に入ると思いますよ。それらの完全版とも言える完成度ですから
手首が回せるところとか新鮮、マスターピースでさえ不自由だったから
あとはガトリングとブースター付けたい
実写版TFの製品は劇中再現度が低いと感じていた為今まで手を付けていませんでした
しかし今回のレビューを拝見して購入を決意、手に取ってみるとそのクオリティの高さに感激しました ビークルモード(ラプター)もスタイリッシュでGood 今後のスタジオシリーズにも期待しています
ところで管理人様に一つご質問があります。今回のレビューで使用なさったスタンドはどの製品なのでしょうか? お手数をおかけしますが、ご回答頂けると幸いです
>>19さん
だいぶ前に買ったやつですが、確か以下のURLのやつだったと思います!一時期タカラトミーモール限定のトランスフォーマーのスタンドも使っていましたが、接続部分が折れてしまって、結局これに戻りました…
http://tamashii.jp/item/1297/
※管理人様
19の者です ご回答感謝致します、これから本格的に(スタジオシリーズ中心に)コレクションしようと思っているので参考にさせて頂きます!
再販版買いました。めちゃくちゃカッコいいですね。