今日は「トランスフォーマー/最後の騎士王」シリーズから「TLK-25 ディセプティコンニトロ」をご紹介!
商品名 | TLK-25 ディセプティコンニトロ |
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シリーズ名 | トランスフォーマー/最後の騎士王 |
クラス | ボイジャークラス |
メーカー | タカラトミー |
発売時期 | 2017年9月16日 |
価格 | ¥4,500(税抜) |
というわけで、「最後の騎士王」シリーズからボイジャークラス「ディセプティコン ニトロ」です!「トランスフォーマー/最後の騎士王」から登場したディセプティコンとなり、メガトロンの右腕としてなかなかの活躍を見せてくれました。劇中では「ナイトロゼウス(Nitro Zeus)」と呼ばれていましたが、玩具は「ニトロ」という名前での発売となります。完全新規のボイジャークラスとなり、海外ではプレミアエディションとして発売されました。その風貌から発売前から人気が高く、予約も即終了。発売後もニトロだけないという状況となり、それを受けて2018年2月に再販されることも決定しています。それではいってみましょー。
2017/10/16:背中のミサイルポッドの変形が間違っていたので写真をいくつか差し替えました。また、左腕の武器についても写真を追加しました。コメントでご指摘いただいたみなさま、ありがとうございました!
パッケージ。いきなり玩具とイラストの顔が違う!玩具は単眼ですが、イラストは複眼で角の向きも違っていますね。ちなみに劇中では頭部は「ダークサイド・ムーン」の「ショックウェーブ」の顔になっています。ショックウェーブとどういう関係かまでは分かりませんが、設定では「ショックウェーブの死に怒っている」という記載がありました。
ロボットモード。これまでのムービーシリーズの中でも群を抜いた正統なかっこよさ!ボイジャークラスらしいどっしりとした体型や、ムービーらしいディテールに丸みを帯びたアーマーが面白く、またやはり単眼である、というのが更に敵らしいかっこよさを増強してくれているように思います。ちなみに、ロボットモードはコンセプトアートを元に作られているようですね。
前面&背面。マッシブなボディに太い足がかっこいい。右足の「1」のプリントが目を引きますが、これはちょっと微妙かも…
左面&右面。腕は左右異なる武器のデザインになっていますが、取り外しはできません。
バストアップ。劇中やイラストとはデザインが異なりますが、これはこれでとてもかっこいい顔になっています。目の部分はクリアパーツではありますが、黄色で塗りつぶされています。首元のバルカン砲のデザインもかっこいい。
そして、今回ニトロの大きな特徴のひとつとして「頭部がはずれる」ことが挙げられます。頭部を外すことで今現在展開中の「タイタンズリターン」シリーズの頭部を取り付けることができます。また、「コグマン」がヘッドマスターという設定となっており、今後発売される「TLK-29 コグマン」にはタイタンズリターン同様、頭部が変形するギミックがあるので、それと組み合わせて遊ぶことが想定されているものと思われます。劇中でもそういう予定があったのかなあ…
ニトロの頭部自体はヘッドマスターではなく、ただ取り外せるだけ。
なんとなく合いそうだったタイタンズリターン版ボイジャークラス「メガトロン」の頭を付けてみました。しかし、こういう特殊なギミックがシリーズの枠を飛び越えて採用されるのはなかなか珍しい。
武器は手持ち武器は今回付属しておらず、左右の腕に武器が既についている形に。まずは右腕。飛行機の機首部分が変形してボウガンのような形に。劇中では主にここからミサイルを発射していました。また、ボウガンではなく鎌的な使い方をしていたような…
左手はキャノン砲のような形。劇中ではショックウェーブの用にケーブルが左腕から背中に延びていましたがそれは再現されず。
「TLK-19 メガトロン」付属のエフェクトパーツを使って。ただ銃口が5mm穴かと思いきやそうではなく、しっかりはめ込むことはできません。
そして背中のミサイル。左右の白い3連ミサイルは取り外し可能。ただミサイルは手にもしっかりはもたせられず、他に取り付ける場所も特にありません。
ビークルモード。架空の飛行機に変形。映画ではスウェーデン産の「サーブ 39 グリペン」に変形していましたが、それとなく似たような形に作られています。また、カラーリングは玩具オリジナルのグレーとブラックのツートンカラーになっています。発売前は形状的に変形はかなり単純なんじゃ?と思っていましたが、実際はそうではなく、手足を大きく動かすという、とても面白い変形になっています。ただ、若干各部の合わせがキツイところがあり、慣れるまではよく説明書を見ながら変形させるのが良いと思います。
背面。表面にくる翼部分はかなり薄いパーツでできているのが分かります。
前面&背面。面長な感じのノーズが特徴的ですが、実際の「サーブ 39 グリペン」はもっと詰まった感じの顔です。
側面。
底面。前部のランディングギアは収納可能。背中のミサイルは翼部分に付け替えます。
コックピットのキャノピー部分は開閉可能。中にタイタンマスター(ヘッドマスター)を乗せることができます。
「最後の騎士王」版ボイジャークラス「メガトロン」と比較。劇中ではメガトロンのほうが大きい感じでした。
ビークルモードでも。ビークルモードではスケール感も結構違いますね。
ということでリーダークラス「TLK-19 メガトロン」と。これはいいサイズ感かと!
可動は腰が回らないくらいで意外とよく動いてくれます。体型もマッシブで武器もハッタリが効いた感じなのでポーズもよく決まってかっこいい!以下写真続きまーす。
足首の横ロールがあればベストだったけど、足底が広いのでバランスは良いです。
お尻部分にフィギュアスタンド用の穴があるのでそれを使って。飛行系のキャラはやっぱりフィギュアスタンドがあるとキャラが立っていいですね!
ビークルモードではロボットモードの腹部に当たる部分の穴にスタンドを接続できます。
以上、「トランスフォーマー/最後の騎士王」シリーズから「TLK-25 ディセプティコンニトロ」でしたー!前人気に違わず実物もすばらしく、ムービートイらしさが前面に出たかっこよさもさることながら、変形も外観からは分からない大胆なパーツ移動が面白いです!「ロストエイジ」くらいから顕著になった劇中のビークルモードの外観をあまり感じられないロボットデザインの影響でガワ変形にせざるを得ない状況で、それをなんとか変形の奇抜さでフォローしようという、開発者の心意気のようなものを感じます。ただ、上でも言いましたが若干変形が硬い部分があるので、そこは慣れるまで注意しながら変形するのが良いと思います。また、ヘッドマスターギミックが付いているという驚きもあり、ニトロ自体はヘッドマスターにはなれませんが、タイタンズリターンの頭部を組み合わせられるという、シリーズを超えた遊びができるのがとても楽しいです!何度も言いますが、「最後の騎士王」のボイジャークラスはどれもよくできており、このニトロも例に漏れずオススメできるものとなっています!品薄が続いていますが、来年2月には再販されるので、気になる方は是非手にとって欲しいです!
左腕のキャノン砲の砲塔部分は伸縮できてもっと伸ばせますよ。
TLKボイジャーは皆出来が素晴らしい!
このニトロも素晴らしい出来なので是非MB版でショックウェーブと同じ頭部verを出して欲しいですね。
あとは首に鎖、右腕にチェーンを巻いて肩や胸にスプレーの落書きのような模様を塗装すれば完璧。