今日は「トランスフォーマー ムービー ザ ベスト」から「MB-05 アイアンハイド」をご紹介!背中の改修もやってみた!
商品名 | MB-05 アイアンハイド |
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シリーズ名 | トランスフォーマー ムービー ザ ベスト |
クラス | デラックスクラス |
メーカー | タカラトミー |
発売時期 | 2016年2月25日 |
価格 | ¥3,500(税抜) |
というわけで、ムービー ザ ベスト版「アイアンハイド」です!この「アイアンハイド」は、以前「トランスフォーマー/リベンジ」と「トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン」の間に展開された「オートボットアライアンス」シリーズとして発売されたものになります。大きさはデラックスクラスと小さいながら、歴代アイアンアイド玩具の中でも劇中のスタイルを一番よく現しており、当時から非常に人気の玩具となります。今回ムービー ザ ベストでは、より塗装を豪華にしてさらに劇中のイメージにより近づけたものとなっています。それではいってみましょー!
パッケージ。箱の大きさは「MB-02 バンブルビー」と同じサイズ。
ロボットモード。少しずんぐりとした体型がアイアンハイドらしく、どっしりとした下半身もかっこいい。今回ムービー ザ ベスト版で施された細かな塗装もいいですね。
背面。今回この背中に配置されたプレートパーツが写真のようにツライチにならない(右側のプレートが動かない)という不具合が多かったようです。原因は接続に使われているパーツが左右同じものが使われているからで、管理人は自力で修正しました。記事の最後に改修方法を紹介しています!
前面&背面。
左面&右面。独特なパーツ配置が面白いですね。
バストアップ。頭部も細かく塗装が施されており、劇中のイメージをよく再現しています。目はクリアパーツが使われています。
武器。まず左腕にバルカン砲が。特にギミックはありません。劇中ほどのボリュームがないのは残念だけど、これを含めて変形するので致し方ない。
スコープは取り外すことができ、足?を引き出し独立して立たせることができます。
ビークルモード。「GMC・トップキック」に変形。再現度は高いのですが、デラックスクラスだけあってかなり小ぶり。また、変形は結構硬く、タイトな感じですが、なかなか面白い変形のしかたをします。
説明書にはありませんが、スコープは変形した状態で荷台に固定することが可能。
2010年に発売されたオートボットアライアンス「AA-03アイアンハイド」と比較。ぱっと見あまり差は感じませんが、細部の塗装が細かく追加されています。特に顔周りは顕著で、オートボットアライアンス版は黒くて表情がよく分かりませんが、今回のものは塗装されたことによって、ちゃんと劇中に似て作られていたことが分かります。
ビークルモードでも。今回のものはウインカーや、フォグライトがちゃんと色をつけて再現していたり、ホイールも塗装になってよりリアルな感じになっています。
「ダークサイド・ムーン」時に発売されたボイジャークラス「DA04 アイアンハイド」と比較。今回のものはデラックスクラスということで、だいぶ小さいのが分かると思います。
可動はそこそこ。大分独特な作りになっているので、仕方ない部分も多いですが、腕周りはよく動くし、足首が横に可動したりするのはとてもよいです。以下写真続きまーす。
やはり体型の再現という点では、この型がこれまでで一番だと思う。
【おまけ】
今回、管理人が購入したものは組違い(パーツ間違い)がありました。Amazonのレビューなどを見ても同じ症状の人が多いようです。改修自体はドライバーとニッパーがあれば簡単にできるので「交換してもらうのはめんどくさい…」という方は以下をお試しください(自己責任でお願いします!)。
まず何が問題かというと、本来ならば背中のプレートはちゃんと背中に沿って収めることができるのに、今回組違いが起きているものは、この写真のように右側のパネルが全く動いてくれません。これでもまあロボットモードでの支障はそれほどないのですが、気持ち悪いので分解してみることに。
ということで胴体部分をドライバーを使って分解。すると背中のプレートと胴体をつなぐグレーのパーツがなんと左右同じものが使われていました。そのせいで右側のプレートがビークルモード状態の角度から動かすことができないことが判明。
改修方法としては、半円部分の四角で囲った箇所を思い切ってニッパーなどで切り落とし、写真のような形にします。
上の写真のように、両方のパーツを取り付けたときに切り取った断面部分が左側のパーツと同じ角度になればOK。ちなみに、切り取ったことで他の部分には影響はありません。これで蓋を締め、ネジを締めたら改修完了です!
ということで、「トランスフォーマー ムービー ザ ベスト」から「MB-05 アイアンハイド」でしたー。もとのオートボットアライアンス版は非常に評価が高く、塗装もかなり細かく再現されているし、体型も劇中にかなり近いので個人的にもとても気に入っているのですが、今回は不良品が多く、品質の部分で厳しい評価になっているのがとても残念。そもそもこれがアイアンハイドのベストか?と言われると、他にも名作はあるのですが、アイアンハイド玩具はどれも結構クセが強いので、これまであまりムービー玩具に触れていなかった人には確かにこのオートボットアライアンス版がオススメです。けど、オススメしたところで品質が悪かったらマイナス印象にしかならない訳で、せっかくのムービー10周年なので品質管理はしっかりやってもらえると嬉しいなあ…
タカトミは品質管理もまともにできないのか….(呆れ)